TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024108698
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-13
出願番号2023013199
出願日2023-01-31
発明の名称噴霧機
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B05B 17/00 20060101AFI20240805BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】移動体に連結した使用状態と単独での使用状態に切り替え可能な噴霧機を提供すること。
【解決手段】筐体と、筐体にヒンジ部を介して設けられた可倒ハンドルと、車輪と、噴霧ユニットと、連結機構とを備えている噴霧機。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
筐体にヒンジ部を介して設けられた可倒ハンドルと、
車輪と、
噴霧ユニットと、
連結機構とを備えている噴霧機。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
連結機構に、動力により移動可能な移動体が連結可能である請求項1に記載の噴霧機。
【請求項3】
連結機構は、筐体または可倒ハンドルに設けられている請求項1に記載の噴霧機。
【請求項4】
連結機構に、脱着装置が連結可能である請求項1に記載の噴霧機。
【請求項5】
連結機構に、脱着装置を介して、動力により移動可能な移動体が連結可能である請求項1に記載の噴霧機。
【請求項6】
脱着装置は、動力により移動可能な移動体の支柱部を把持可能な前端と連結機構に連結可能な後端とを有するアーム部を備えている請求項4または5に記載の噴霧機。
【請求項7】
連結モード検出器をさらに備え、
連結モード検出器は、可倒ハンドルが筐体に収納されるとき、または、連結機構が連結状態であるとき、連結モードを検出する請求項1から5のいずれか1つに記載の噴霧機。
【請求項8】
連結モード検出器が連結モードを検出するとき、噴霧ユニット中の電動ポンプを回転可能にまたは回転させるように制御する制御部をさらに備えている請求項7に記載の噴霧機。
【請求項9】
筐体の移動状態および停止状態を検出する停止検出器をさらに備え、
停止検出器により筐体の停止状態を検出すると、噴霧ユニット中の電動ポンプを停止させるように制御する制御部をさらに備えている請求項1から5のいずれか1つに記載の噴霧機。
【請求項10】
噴霧機の情報を噴霧機の外部に通信する通信部をさらに備えている請求項1から5のいずれか1つに記載の噴霧機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、噴霧機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来の噴霧機として、特許文献1には、下水道管きょ内の硫化水素除去および常在細菌、有機物分解を実施する薬剤噴霧装置が開示されている。この薬剤噴霧装置は、ガスクリーナーマウント部を下水道管きょ内に設置し、ケーブルにてガスクリーナーマウント部を牽引して下水道管きょ内を移動させながら、ガスクリーナーマウント部に設けられた噴霧部から薬剤を噴霧して、下水道管きょ内の硫化水素除去および常在細菌、有機物分解を実施するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-65888号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
空港、大型商業施設、オフィスビル、ホテル、病院、介護施設、学校等は大勢の人々が利用する施設であり、近年、これらの施設において病原性の細菌やウィルス等が蔓延しないように薬剤を噴霧する光景がみられる。これらの施設では、小回りがきかない上述のケーブル牽引式の噴霧装置ではなく、作業者が薬剤タンクおよびポンプ装置を背負い手に持った噴霧ノズルから薬剤を噴霧するタイプの噴霧機が一般に利用される。しかしながら、重い噴霧機を背負って広い施設内を歩きながら噴霧する作業は、作業者にとって負担が大きくかつ作業効率も低いものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、筐体と、筐体にヒンジ部を介して設けられた可倒ハンドルと、車輪と、噴霧ユニットと、連結機構とを備えている噴霧機を提供する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、連結機構を用いて筐体を移動体に連結することにより移動体と共に噴霧機が走行可能であり、噴霧機を単独でも使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明に係る噴霧機の第1実施形態を移動体に連結した状態を示す斜視図である。
図1の噴霧機の概略的な構成を示す左側から見た図である。
図1の噴霧機の筐体から脱着装置を取り外した状態を示す斜視図である。
図1の噴霧機における脱着装置を示す概略平面図である。
図1の噴霧機における脱着装置を示す概略左側断面図である。
図1の噴霧機の制御系を示すブロック図である。
図1の噴霧機を単独で使用可能な状態を示す斜視図である。
第1実施形態の変形例3の脱着装置を左側から見た図である。
第2実施形態の噴霧機の筐体から脱着装置を取り外した状態を示す斜視図である。
第3実施形態の噴霧機の概略的な構成を示す左側から見た図である。
図10の噴霧機を単独で使用可能な状態を左側から見た図である。
第4実施形態の噴霧機の概略的な構成を示す左側から見た図である。
図12の噴霧機における脱着式噴霧ノズルの第1の噴霧状態を示す縦断面図である。
図12の噴霧機における脱着式噴霧ノズルの第2の噴霧状態を示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を用いて本発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、本発明を限定するものと解されるべきではない。
【0009】
(第1実施形態)
図1は本発明に係る噴霧機の第1実施形態を移動体に連結した状態を示す斜視図である。図1において、移動体および噴霧機を使用する際の前後左右上下方向を矢印にて示しており、これら前後左右上下方向に基づいて移動体および噴霧機の構成が説明される。
【0010】
図1に示すように、第1実施形態の噴霧機11は、バランススクータと称される移動体12に連結され、移動体12に牽引されながら周囲に薬剤(薬液)を噴霧する。
ここで、移動体12とは、地上を動力により転動する移動用の回転体(車輪、クローラ等を含む)を備え、使用者が起立または着座した姿勢で搭乗する小型乗物である。移動体12の具体例としては、バランススクータ、自転車(電動自転車も含む)、電動スクータ、電動キックボードなどが挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
微細霧発生装置
2か月前
ベック株式会社
塗膜形成方法
1か月前
ベック株式会社
塗膜剥離方法
23日前
ベック株式会社
被膜形成方法
3か月前
ベック株式会社
装飾被膜の形成方法
1か月前
ベック株式会社
装飾被膜の形成方法
1か月前
中外炉工業株式会社
塗布装置
20日前
トヨタ自動車株式会社
塗工装置
3か月前
株式会社山水
鋼材塗装方法
2か月前
関西ペイント株式会社
複層塗膜形成方法
3か月前
個人
塗装用ハケ
2か月前
菊水化学工業株式会社
無機系塗料の塗装方法
9日前
株式会社リコー
塗布装置
3か月前
旭サナック株式会社
静電塗装ガン
3日前
旭サナック株式会社
静電塗装ガン
3日前
個人
室内空間環境制御方法
2か月前
旭サナック株式会社
粉体塗装装置
3か月前
株式会社丸山製作所
取付構造
1か月前
テクノ環境機器株式会社
冷却ミスト噴霧システム
9日前
株式会社エス.ケーガス
電気式連続型焼付炉
2か月前
株式会社吉野工業所
液体噴出器
2か月前
株式会社リコー
塗装システムおよび塗装方法
2か月前
株式会社吉野工業所
ポンプ装置
3か月前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド、液体吐出装置
10日前
大栄産業株式会社
抗菌除菌剤コーティング方法
17日前
トヨタ自動車東日本株式会社
積層塗膜形成方法
3か月前
ヤマホ工業株式会社
伸縮式散布杆
3か月前
株式会社吉野工業所
吐出器
6日前
株式会社TMEIC
塗布治具
1か月前
株式会社リコー
洗浄装置および液体吐出システム
1か月前
株式会社吉野工業所
吐出容器
6日前
株式会社リコー
液体吐出装置および液体吐出方法
3か月前
エステー株式会社
噴霧器
23日前
株式会社リコー
塗装システムおよびヘッド洗浄方法
1か月前
セイコーエプソン株式会社
液体噴射装置
18日前
セイコーエプソン株式会社
液体噴射装置
3か月前
続きを見る