TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024108184
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-13
出願番号2023012407
出願日2023-01-31
発明の名称ロウパスフィルタ及び半導体装置
出願人エイブリック株式会社
代理人
主分類H03H 11/04 20060101AFI20240805BHJP(基本電子回路)
要約【課題】電源投入時に早く定常状態へ到達可能なロウパスフィルタを提供する。
【解決手段】第1の第1導電型MOSトランジスタ21と、静電容量22と、バッファ回路300と、バイアス回路200と、入力端子51と、出力端子52と、を備え、前記入力端子51は、前記第1の第1導電型MOSトランジスタ21のソース端子に接続され、前記第1の第1導電型MOSトランジスタ21のドレイン端子は、前記静電容量22の第1端子と、前記出力端子52と、前記バッファ回路の入力端子301に接続され、前記バッファ回路の出力端子302は、前記バイアス回路の入力端子201に接続され、前記バイアス回路の出力端子202は、前記第1の第1導電型MOSトランジスタ21のゲート端子に接続されるロウパスフィルタとした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1の第1導電型MOSトランジスタと、静電容量と、バッファ回路と、バイアス回路と、入力端子と、出力端子と、を備え、
前記入力端子は、前記第1の第1導電型MOSトランジスタのソース端子に接続され、
前記第1の第1導電型MOSトランジスタのドレイン端子は、前記静電容量の第1端子と、前記出力端子と、前記バッファ回路の入力端子に接続され、
前記バッファ回路の出力端子は、前記バイアス回路の入力端子に接続され、
前記バイアス回路の出力端子は、前記第1の第1導電型MOSトランジスタのゲート端子に接続されることを特徴とするロウパスフィルタ。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記静電容量の第2端子は、第1の電源端子に接続される請求項1記載のロウパスフィルタ。
【請求項3】
前記バイアス回路は、電流源と、第1の第2導電型MOSトランジスタと、第2の第2導電型MOSトランジスタと、第2の第1導電型MOSトランジスタと、前記バイアス回路の入力端子と、前記バイアス回路の出力端子と、を有し、
前記電流源の第1端子は、第2の電源端子に接続され、
前記電流源の第2端子は、前記第1の第2導電型MOSトランジスタのドレイン端子とゲート端子と、前記第2の第2導電型MOSトランジスタのゲート端子と、に接続され、
前記第1の第2導電型MOSトランジスタのソース端子と前記第2の第2導電型MOSトランジスタのソース端子は、第1の電源端子に接続され、
前記第2の第2導電型MOSトランジスタのドレイン端子は、前記第2の第1導電型MOSトランジスタのドレイン端子とゲート端子と、前記バイアス回路の出力端子と、に接続され、
前記バイアス回路の入力端子は、前記第2の第1導電型MOSトランジスタのソース端子に接続される請求項1記載のロウパスフィルタ。
【請求項4】
前記バッファ回路は、オペアンプ回路と、前記バッファ回路の入力端子と、前記バッファ回路の出力端子と、を有し、
前記バッファ回路の入力端子は、前記オペアンプ回路の非反転入力端子に接続され、
前記オペアンプ回路の出力端子は、前記オペアンプ回路の反転入力端子と前記バッファ回路の出力端子に接続される請求項1記載のロウパスフィルタ。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載のロウパスフィルタが半導体基板上に形成されていることを特徴とする半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ロウパスフィルタ及び半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
雑音が除去された直流電圧が必要な場合、抵抗と、静電容量と、から構成されるロウパスフィルタが使用される。一例として、抵抗よりも面積を縮小可能なMOSトランジスタと、静電容量と、バイアス回路と、から構成されたロウパスフィルタがある(例えば、特許文献1、図2a参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2016/0149559号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のロウパスフィルタは、電源投入時にフィルタ容量を充電する時間が必要であって、定常状態へ到達するまで大幅に時間を必要としてしまうという点で改善の余地がある。
【0005】
本発明は、電源投入時に早く定常状態へ到達可能なロウパスフィルタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るロウパスフィルタは、第1の第1導電型MOSトランジスタと、静電容量と、バッファ回路と、バイアス回路と、入力端子と、出力端子と、を備え、前記入力端子は、前記第1の第1導電型MOSトランジスタのソース端子に接続され、前記第1の第1導電型MOSトランジスタのドレイン端子は、前記静電容量の第1端子と、前記出力端子と、前記バッファ回路の入力端子に接続され、前記バッファ回路の出力端子は、前記バイアス回路の入力端子に接続され、前記バイアス回路の出力端子は、前記第1の第1導電型MOSトランジスタのゲート端子に接続されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電源投入時に早く定常状態へ到達可能なロウパスフィルタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るロウパスフィルタの回路図である。
本発明の実施形態に係る半導体装置の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態に係るロウパスフィルタ及び半導体装置を、図面に基づいて説明する。
【0010】
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係るロウパスフィルタの構成例を示した回路図である。ロウパスフィルタ50は、RC回路100と、バイアス回路200と、バッファ回路300と、入力端子51と、出力端子52と、を備えている。接地端子6は、回路動作の基準となる電源電圧の一例として、0V(ゼロボルト)の電源電圧(以下、「接地電圧」とする)を供給する電源端子である。電源端子5は、バイアス回路200と、バッファ回路300とを動作させる電源電圧を供給するものである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

エイブリック株式会社
電流制限回路及び電流制限装置
9日前
日本電波工業株式会社
水晶発振器
1か月前
日本電気株式会社
分散型電力増幅器
17日前
日東電工株式会社
BAWフィルタ
2か月前
株式会社大真空
圧電振動デバイス
2か月前
株式会社村田製作所
マルチプレクサ
1か月前
ローム株式会社
モータドライバ回路
2か月前
株式会社村田製作所
高周波増幅回路
2か月前
ローム株式会社
モータドライバ回路
2か月前
株式会社村田製作所
マルチプレクサ
2か月前
株式会社村田製作所
高周波モジュール
1か月前
株式会社村田製作所
高周波モジュール
1か月前
株式会社村田製作所
高周波モジュール
1か月前
矢崎総業株式会社
スイッチ装置
1か月前
株式会社デンソー
スイッチ回路
2か月前
太陽誘電株式会社
電子部品およびその製造方法
2か月前
株式会社ベックス
移相回路
1か月前
三菱電機株式会社
周波数変換回路
1か月前
セイコーエプソン株式会社
発振器
1か月前
セイコーエプソン株式会社
発振器
1か月前
ローム株式会社
発振回路、半導体集積回路
2か月前
ローム株式会社
発振回路、半導体集積回路
2か月前
ローム株式会社
逐次比較型A/Dコンバータ
24日前
三安ジャパンテクノロジー株式会社
弾性波デバイス
1か月前
株式会社三社電機製作所
ゲートドライブ回路
1か月前
ローム株式会社
逐次比較型A/Dコンバータ
2か月前
三菱電機株式会社
ΔΣ変調器
9日前
富士通株式会社
エラー訂正装置及びエラー訂正方法
10日前
ローム株式会社
逐次比較型A/Dコンバータ
2か月前
三安ジャパンテクノロジー株式会社
弾性波デバイス
9日前
三安ジャパンテクノロジー株式会社
弾性波デバイス
9日前
ローム株式会社
逐次比較型A/Dコンバータ
2か月前
ローム株式会社
信号出力回路
2日前
住友電気工業株式会社
増幅回路
2か月前
セイコーエプソン株式会社
振動デバイス
1か月前
セイコーエプソン株式会社
機能デバイス
15日前
続きを見る