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公開番号2024106492
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-08
出願番号2023010772
出願日2023-01-27
発明の名称振動デバイス、及び振動シート
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類H04R 1/00 20060101AFI20240801BHJP(電気通信技術)
要約【課題】エキサイターからユーザに向かう磁気を効果的に抑制する振動デバイス及び振動シートを提供する。
【解決手段】シート用振動伝達装置において、振動ユニット200が有するエキサイター500は、シート本体に取り付けられ、可動子550及び可動子550に磁界を与える磁石530を含む。可動子550の第1防磁振動板11は、第1振動板12と、第1振動板12に接着剤及び/又はテープで接合される磁気シールド13と、から構成され、エキサイター500からの振動力をシート本体に伝える。磁気シールド13は、第1振動板12における、エキサイター500側の面に少なくとも設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シート本体に取り付けられ、着座者に振動を伝えるシート用振動伝達装置であって、
前記振動板(11;15;20)を振動させるボイスコイル(550)、及び前記ボイスコイルに磁界を与える磁石(530)、を含む前記エキサイター(500)と、
前記エキサイター(500)からの振動力を前記シート本体に伝える振動板(11;15;20)と、を備え、
前記振動板(11;15)は、磁気シールド機能を備える、
ことを特徴とする振動デバイス(200)。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記振動板(15)は、磁気シールド材で形成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の振動デバイス(200)。
【請求項3】
前記振動板(11)は、第1振動板(12)と、前記第1振動板(12)に接着剤及び/又はテープで接合される磁気シールド(13)と、から構成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の振動デバイス(200)。
【請求項4】
前記磁気シールド(13)は、前記第1振動板(12)における、前記エキサイター(500)側の面に少なくとも設けられる、
ことを特徴とする請求項3に記載の振動デバイス(200)。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれかに記載の振動デバイス(200)を有し、
前記振動デバイス(200)は、
1)前記シート本体に設けられた背もたれの第1箇所に固定され、前記磁気シールド機能を有する第1振動ユニット(201;202)と、
2)前記シート本体の前記第1箇所より下方の第2箇所に固定され、前記磁気シールド機能を有さない第2振動ユニット(210)と、を含む、
ことを特徴とする振動シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、着座者に対して、触覚的な感覚、及び聴覚的な感覚を提供する振動デバイス、及び振動シート等に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【0002】
座席シートに設けられるエキサイターと、エキサイターに連結され、エキサイターからの振動をユーザに伝達する振動部と、から構成され、着座者に触覚的な振動を与える座席シートが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-075549号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エキサイターにボイスコイル式のモータを用いた場合、強い磁気が発生し、ユーザが装着した医療機器(ペースメーカー)やユーザが所持する耐磁性が低い製品(磁気カード、切符、チケット、機械式時計、電子製品)などに影響を与えてしまう恐れがあった。
【0005】
本開示の概要は、エキサイターからユーザに向かう磁気を効果的に抑制することに関する。
【0006】
本明細書に開示される特定の実施形態の要約を以下に示す。これらの態様が、これらの特定の実施形態の概要を読者に提供するためだけに提示され、この開示の範囲を限定するものではないことを理解されたい。実際に、本開示は、以下に記載された実施態様と、以下に記載されない種々の態様との組み合わせを包含し得る。
【0007】
したがって、本明細書に記載されるシート用振動伝達装置等は、前記課題を解決するため、以下の手段を採用した。本実施形態は、エキサイターからの振動力をシート本体に伝える振動板に磁気シールド機能を備える、ことをその要旨とする。
【0008】
本明細書に記載される第1実施態様における振動デバイスは、シート本体に取り付けられ、着座者に振動を伝えるシート用振動伝達装置であって、前記振動板を振動させるボイスコイル、及び前記ボイスコイルに磁界を与える磁石、を含む前記エキサイターと、前記エキサイターからの振動力を前記シート本体に伝える振動板と、を備え、前記振動板は、磁気シールド機能を備える。本実施形態によれば、エキサイターからユーザに向かう磁気を効果的に抑制できるという利点が想定される。
【0009】
第1実施形態に従属し得る第2に実施形態における振動デバイスでは、前記振動板(15)は、磁気シールド材で形成される。
【0010】
第1又は第2実施形態に従属し得る第3に実施形態における振動デバイスでは、前記振動板(11)は、第1振動板(12)と、前記第1振動板(12)に接着剤及び/又はテープで接合される磁気シールド(13)と、から構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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