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公開番号
2025009768
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024026230
出願日
2024-02-26
発明の名称
ヘッドアップディスプレイ装置およびヘッドアップディスプレイ装置の制御方法
出願人
NSウエスト株式会社
,
日本精機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
27/01 20060101AFI20250109BHJP(光学)
要約
【課題】虚像が視認しやすいヘッドアップディスプレイ装置およびヘッドアップディスプレイ装置の制御方法を提供する。
【解決手段】HUD装置1は、表示器20と、マイコン50と、を備える。表示器20は、表示光をコンバイナに投射することにより虚像を表示する。そして、マイコン50は、表示光のコンバイナに対する投射角度に基づいて表示器20が投射する表示光の輝度を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
表示光を被投射部材に投射することにより虚像を表示する表示器と、
前記表示光の前記被投射部材に対する投射角度に基づいて前記表示器が投射する前記表示光の輝度を制御する制御部と、
を備えるヘッドアップディスプレイ装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記表示器は、それぞれから前記表示光を投射することにより画像を表す前記虚像を表示する複数の画素を備え、
前記制御部は、前記複数の画素のうち、前記投射角度がブリュースター角に最も近い角度となる基準画素からの位置に基づいて前記複数の画素それぞれから発する前記表示光の輝度を制御する、
請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記基準画素からの位置が離れるに従い、前記複数の画素それぞれから発する前記表示光の輝度を低くする、
請求項2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記複数の画素それぞれが発する前記表示光の前記被投射部材に対する投射角度が大きくなるに従い、前記画素それぞれの前記表示光の輝度を低くする、
請求項2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項5】
前記虚像を視認するユーザの視点情報を取得する視点情報取得機器を備え、
前記表示器は、前記複数の画素のうちの一部が前記表示光を投射させることにより、前記複数の画素全体が前記表示光を投射した場合に前記虚像を表示することが可能な表示領域内の一部領域に前記虚像を表示し、
前記制御部は、前記視点情報取得機器が取得した前記視点情報に基づいて、前記複数の画素のうちの前記一部となる画素を選択して前記表示光を投射させ、前記表示領域内での前記一部領域の位置を調整する、
請求項2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項6】
前記複数の画素全体が前記表示光を投射した場合に前記虚像を表示することが可能な表示領域内での、前記複数の画素のうちの一部が前記表示光を投射させることにより、前記虚像が表示される一部領域の位置情報が入力される入力装置を備え、
前記制御部は、前記入力装置に入力された前記一部領域の位置情報に基づいて、前記複数の画素のうちの前記一部となる画素を選択して前記表示光を投射させ、前記一部領域に前記虚像を表示させる、
請求項2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項7】
前記表示器は、シンボルマークが形成されたダイヤルと、該ダイヤルを照射するバックライトとを有する、
請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項8】
前記虚像を視認するユーザの視点情報を取得する視点情報取得機器を備え、
前記制御部は、前記視点情報取得機器が取得した前記視点情報に基づいて、前記ユーザに視認される前記表示光の前記被投射部材に対する投射角度を求め、求めた前記投射角度に基づいて前記バックライトの輝度を制御する、
請求項7に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項9】
前記表示器は、
前記バックライトが発する光を検出する受光センサと、
前記受光センサの出力が閾値未満のときに前記バックライトが断線したと判定するセンサ制御部と、
をさらに有し、
前記センサ制御部は、前記投射角度に基づいた前記バックライトの輝度に応じて前記閾値を変更する、
請求項7または8に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項10】
表示光を被投射部材に投射することにより虚像を表示する表示器を備えるヘッドアップディスプレイ装置の制御方法であって、
前記表示光の前記被投射部材に対する投射角度に基づいて前記表示器が投射する前記表示光の輝度を制御すること、
を含むヘッドアップディスプレイ装置の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示はヘッドアップディスプレイ装置およびヘッドアップディスプレイ装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
ヘッドアップディスプレイ装置には、表示器が発する表示光の、ウインドシールド等の被投射部材に対する投射角度を変えることにより、表示光の投射方向を調整するものがある。
【0003】
例えば、特許文献1には、表示光を発する表示器と、その表示器が発した表示光を反射させるミラーとを備え、ミラーが表示光を反射させて被投射部材に投射することにより、虚像を表示するヘッドアップディスプレイ装置において、ヘッドアップディスプレイ装置が設置された車両が走行する路面に対して虚像が傾くことを抑制するため、ミラーを回動させることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-19874号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した被投射部材では、表示光が入射する入射角、換言すると、投射角度によって表示光の反射率が変化する。このため、特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置でミラーを回動させて表示光の被投射部材に対する投射角度を変化させると、表示光の反射率が変化してしまい、表示光の輝度が低下してしまうことがある。その結果、ユーザが虚像を視認しにくくなってしまうことがある。
【0006】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、虚像が視認しやすいヘッドアップディスプレイ装置およびヘッドアップディスプレイ装置の制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するため、本発明の第一の観点に係るヘッドアップディスプレイ装置は、
表示光を被投射部材に投射することにより虚像を表示する表示器と、
前記表示光の前記被投射部材に対する投射角度に基づいて前記表示器が投射する前記表示光の輝度を制御する制御部と、
を備える。
【0008】
本発明の第二の観点に係るヘッドアップディスプレイ装置の制御方法は、
表示光を被投射部材に投射することにより虚像を表示する表示器を備えるヘッドアップディスプレイ装置の制御方法であって、
前記表示光の前記被投射部材に対する投射角度に基づいて前記表示器が投射する前記表示光の輝度を制御すること、
を含む。
【発明の効果】
【0009】
本発明の構成によれば、制御部が表示光の被投射部材に対する投射角度に基づいて表示器が投射する表示光の輝度を制御するので、虚像が視認しやすい。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態1に係るヘッドアップディスプレイ装置の模式的な断面図である。
実施の形態1に係るヘッドアップディスプレイ装置のブロック図である。
実施の形態1に係るヘッドアップディスプレイ装置が搭載された車両の概念図である。
実施の形態1に係るヘッドアップディスプレイ装置が備えるコンバイナに投射された表示光による画像の表示範囲を示す概念図である。
(A)コンバイナの、投射角度に対する表示光の反射率のグラフである。(B)(A)に示すVB領域を拡大した図である。
実施の形態1に係るヘッドアップディスプレイ装置が備える記憶装置に格納された輝度調整テーブルのデータ構造図である。
実施の形態2に係るヘッドアップディスプレイ装置のブロック図である。
実施の形態3に係るヘッドアップディスプレイ装置のブロック図である。
実施の形態3に係るヘッドアップディスプレイ装置が備える表示器の断面図である。
実施の形態3に係るヘッドアップディスプレイ装置が備える記憶装置に格納された輝度調整テーブルのデータ構造図である。
実施の形態1に係るヘッドアップディスプレイ装置の変形例の模式的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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