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公開番号2024104575
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-05
出願番号2023008868
出願日2023-01-24
発明の名称通信装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04W 52/02 20090101AFI20240729BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通信装置の消費電力量を抑制しつつ、必要な通信を確保することができる通信装置を提供する。
【解決手段】車両10に搭載される通信装置100であって、車両10の走行システムが起動していない状態において、第1の通信規格20より消費電力量が少ない第2の通信規格30によって所定のサーバと通信可能であり、かつ、第1の通信規格20を優先的に利用してサーバと通信を行う所定の機能が車両10において作動していない場合、第2の通信規格30によってサーバと通信することと、第2の通信規格30によって所定のサーバと通信可能でない場合、または、所定の機能が車両10において作動している場合、第1の通信規格20によってサーバと通信することと、を実行する制御部110を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
車両に搭載される通信装置であって、
前記車両の走行システムが起動していない状態において、
第１の通信規格より消費電力量が少ない第２の通信規格によって所定のサーバと通信可能であり、かつ、前記第１の通信規格を優先的に利用して前記サーバと通信を行う所定の機能が前記車両において作動していない場合に、前記第２の通信規格によって前記サーバと通信することと、
前記第２の通信規格によって前記所定のサーバと通信可能でない場合、または、前記所定の機能が前記車両において作動している場合に、前記第１の通信規格によって前記サーバと通信することと、
を実行する制御部を有する、通信装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、通信装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
車両に搭載される通信装置において、消費電力量を低減しつつ、必要な通信を継続できるようにする技術が知られている。これに関して、例えば、特許文献１には、車両に搭載される通信装置であって、バッテリ残量または車両の走行速度に応じて、複数の通信規格のうち、使用する通信規格を制限するか否かを決定する通信装置等が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－６３７７６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本開示は、通信装置の消費電力量を抑制しつつ、必要な通信を確保することを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示の実施形態の一態様は、
車両に搭載される通信装置であって、
前記車両の走行システムが起動していない状態において、
第１の通信規格より消費電力量が少ない第２の通信規格によって所定のサーバと通信可能であり、かつ、前記第１の通信規格を優先的に利用して前記サーバと通信を行う所定の機能が前記車両において作動していない場合、前記第２の通信規格によって前記サーバと通信することと、
前記第２の通信規格によって前記所定のサーバと通信可能でない場合、または、前記所定の機能が前記車両において作動している場合、前記第１の通信規格によって前記サーバと通信することと、
を実行する制御部を有する、通信装置である。
【０００６】
また、他の態様として、上記の装置が実行する方法、当該方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、該プログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、通信装置の消費電力量を抑制しつつ、必要な通信を確保することを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
複数の通信規格を用いる車両の概念図。
実施形態に係る通信装置が有する構成要素を説明する図。
制御部が実行する処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
車両に搭載された通信装置であって、消費電力量を抑制するために、車両のバッテリ残量または車両の走行速度に応じて、複数の通信規格のうち一部の通信規格の使用を制限す
る通信装置が知られている。
【００１０】
しかし、従来の通信装置では、車両の走行システムが起動していない状態において、いずれの通信規格を優先的に使用するかを決定していない。
（【００１１】以降は省略されています）

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