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公開番号2024104366
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-05
出願番号2023008523
出願日2023-01-24
発明の名称アンテナ装置
出願人日本電業工作株式会社
代理人個人,個人
主分類H01Q 3/04 20060101AFI20240729BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】アンテナに対する他の部品の干渉を抑制し、アンテナの動作においてより高い自由度を実現する。
【解決手段】アンテナ10と、このアンテナ10を支持する支持板41と、支持板41を回転させてアンテナ10の向きを動的に制御する第1軸駆動部30と、を備える。第1軸駆動部30は、支持板41を回転軸回りに回転させる継手部材33を備える。支持板41は、第1軸駆動部30による回転中心に、支持板41の一面側からアンテナ10に接続される第1給電線11と支持板41の他面側から延びる第2給電線12とを接続する回転接続用コネクタ42を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
アンテナと、
前記アンテナを支持する支持板と、
前記支持板を回転させて前記アンテナの向きを動的に制御する駆動機構と、を備え、
前記駆動機構は、前記支持板を回転軸周りに回転させる継手部材を備え、
前記支持板は、前記駆動機構による回転中心に、当該支持板の一面側から前記アンテナに接続される第1給電線と当該支持板の他面側から延びる第2給電線とを接続する回転接続用コネクタを備えることを特徴とする、アンテナ装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記継手部材は、一端が回転駆動力を与えるモータの回転軸に接続し、他端が前記支持板の回転中心から外れた位置に接続する、曲がった棒状部材であることを特徴とする、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項3】
前記駆動機構は、前記アンテナの向きを動的に制御する2軸回転機構の一方の軸であることを特徴とする、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項4】
前記駆動機構を覆い、当該駆動機構の回転軸における前記支持板が取り付けられる端部側が開口された覆い部材をさらに備え、
前記支持板は、前記駆動機構に取り付けられた状態で、前記覆い部材の開口を塞ぐことを特徴とする、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項5】
前記アンテナを覆い、前記駆動機構の駆動力により、前記支持板および当該アンテナと共に向きを変えるアンテナ覆い部をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項6】
アンテナと、
前記アンテナを支持し、当該アンテナの向きを動的に制御する駆動機構を有する基台と、
前記アンテナを覆うと共に、当該アンテナと共に向きを変えるアンテナ覆い部と、
前記基台を覆う基台覆い部と、を備え、
前記基台の前記駆動機構は、
モータと、
一端が前記モータの回転軸に接続し、他端が当該モータの回転軸上から外れた位置に接続する、曲がった棒状であって、前記モータの駆動力により前記アンテナを当該モータの回転軸周りに回転させる継手部材と、
を備えることを特徴とする、アンテナ装置。
【請求項7】
前記アンテナに対する給電線が、前記基台覆い部の内部から前記駆動機構の前記モータの回転軸上を通って前記アンテナに接続されていることを特徴とする、請求項6に記載のアンテナ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナ装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
指向性アンテナを用いて電波源の探索が行われる場合がある。例えば、複数の位置で同一の電波源を探知し、電波源を探知した位置と各位置から見た電波源の方向とに基づいて電波源の位置を特定することができる。
【0003】
特許文献1には、電波の到来方向と電波諸元とを、方位角と仰角の制御が可能な線状ビームアンテナにより測定する測定受信機を備えた電波方向探知装置が開示されている。
【0004】
また、アンテナを保護するため、アンテナをレドームで覆うことが一般に行われており、アンテナと共に向きを変えるレドームを用いることで、アンテナの向きを変えてもアンテナの受信面とレドームとの間の距離が変わらないように構成し、アンテナの特性が変化することを抑制することができる。
【0005】
特許文献2には、アンテナを覆うと共に、このアンテナと共に向きを変えるアンテナ覆い部と、基台を覆う基台覆い部とを別個に設けることにより、アンテナの向きを変更してもアンテナの受信面とアンテナを覆う部材との間の距離が変わらず、アンテナの利得に対する影響が抑制されるアンテナ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2002-267742号公報
特開2022-120554号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
電波源の方向(電波の到来方向)を特定するために、アンテナを様々な方向に向けることが必要となる場合がある。しかしながら、アンテナを支持する基台がアンテナに干渉し、アンテナを向けることが可能な方向を制限してしまう場合があった。
【0008】
本発明は、アンテナに対する他の部品の干渉を抑制し、アンテナの動作においてより高い自由度を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成する本発明は、アンテナと、アンテナを支持する支持板と、支持板を回転させてアンテナの向きを動的に制御する駆動機構と、を備え、駆動機構は、支持板を回転軸周りに回転させる継手部材を備え、支持板は、駆動機構による回転中心に、支持板の一面側からアンテナに接続される第1給電線と支持板の他面側から延びる第2給電線とを接続する回転接続用コネクタを備えることを特徴とする、アンテナ装置である。
より詳細には、継手部材は、一端が回転駆動力を与えるモータの回転軸に接続し、他端が支持板の回転中心から外れた位置に接続する、曲がった棒状部材としても良い。
さらに詳細には、駆動機構は、アンテナの向きを動的に制御する2軸回転機構の一方の軸としても良い。
さらに詳細には、駆動機構を覆い、駆動機構の回転軸における支持板が取り付けられる端部側が開口された覆い部材をさらに備え、支持板は、駆動機構に取り付けられた状態で、覆い部材の開口を塞ぐ構成としても良い。
さらに詳細には、アンテナを覆い、駆動機構の駆動力により、支持板およびアンテナと共に向きを変えるアンテナ覆い部をさらに備える構成としても良い。
また、上記の目的を達成する他の本発明は、アンテナと、アンテナを支持し、アンテナの向きを動的に制御する駆動機構を有する基台と、アンテナを覆うと共に、アンテナと共に向きを変えるアンテナ覆い部と、基台を覆う基台覆い部と、を備え、基台の駆動機構は、モータと、一端がモータの回転軸に接続し、他端がモータの回転軸上から外れた位置に接続する、曲がった棒状であって、モータの駆動力によりアンテナをモータの回転軸周りに回転させる継手部材と、を備えることを特徴とする、アンテナ装置である。
より詳細には、アンテナに対する給電線が、基台覆い部の内部から駆動機構のモータの回転軸上を通ってアンテナに接続されている構成としても良い。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、アンテナに対する他の部品の干渉を抑制し、アンテナの動作においてより高い自由度を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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