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公開番号2024104349
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-05
出願番号2023008501
出願日2023-01-24
発明の名称光学系および表示装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 25/00 20060101AFI20240729BHJP(光学)
要約【課題】小型で高い光学性能を有する光学系を提供する。
【解決手段】表示面(105)からの光束を瞳面(104)に導く光学系(100)であって、瞳面側から表示面側へ順に配置された、第1レンズ(101)と第2レンズ(102)と第3レンズ(103)とを有し、第1レンズの瞳面側の面は、第1透過反射面(R1)であり、第3レンズの表示面側の面は、第2透過反射面(R2)であり、第2レンズは、第1レンズまたは第3レンズと接合されており、表示面からの光束は、第2透過反射面を透過し、第3レンズと第2レンズと第1レンズとを順に透過し、第1透過反射面で反射し、第1レンズと第2レンズと第3レンズとを順に透過し、第2透過反射面で反射し、第3レンズと第2レンズと第1レンズとを順に透過し、第1透過反射面を透過して、瞳面に入射する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
表示面からの光束を瞳面に導く光学系であって、
瞳面側から表示面側へ順に配置された、第1レンズと第2レンズと第3レンズとを有し、
前記第1レンズの瞳面側の面は、第1透過反射面であり、
前記第3レンズの表示面側の面は、第2透過反射面であり、
前記第2レンズは、前記第1レンズまたは前記第3レンズと接合されており、
前記表示面からの前記光束は、前記第2透過反射面を透過し、前記第3レンズと前記第2レンズと前記第1レンズとを順に透過し、前記第1透過反射面で反射し、前記第1レンズと前記第2レンズと前記第3レンズとを順に透過し、第2透過反射面で反射し、前記第3レンズと前記第2レンズと前記第1レンズとを順に透過し、前記第1透過反射面を透過して、前記瞳面に入射することを特徴とする光学系。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記第2レンズは、前記第3レンズと接合されていることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記第2レンズのd線を基準としたアッベ数をνd2、前記第3レンズのd線を基準としたアッベ数をνd3とするとき、
|νd3-νd2|>5.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項2に記載の光学系。
【請求項4】
前記第2レンズは、前記第1レンズと接合されていることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項5】
前記第1レンズのd線を基準としたアッベ数をνd1、前記第2レンズのd線を基準としたアッベ数をνd2とするとき、
|νd1-νd2|>5.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項4に記載の光学系。
【請求項6】
前記第1レンズの瞳面側の前記面から前記表示面までの距離をL1、前記光学系の焦点距離をFとするとき、
0.60<L1/F<1.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項7】
前記第1レンズ、前記第2レンズ、または前記第3レンズのうち少なくとも一つの面は、変曲点を有する非球面であることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項8】
前記第1レンズ、前記第2レンズ、または前記第3レンズのうち少なくとも一つの面は、平面であることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項9】
前記第1レンズの瞳面側の前記面から前記表示面までの距離をL1、前記第1レンズ、前記第2レンズ、および前記第3レンズのうち最も有効径が大きいレンズの有効径をDとするとき、
0.25<L1/D<0.50
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項10】
前記第1透過反射面は、反射偏光子であることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学系および表示装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、液晶ディスプレイ(LCD)等の表示素子を用いて表示された原画像を、観察光学系を介して拡大表示し、大画面画像をユーザに与えることで、臨場感のある体験を提供するヘッドマウントディスプレイ(HMD)等の表示装置(観察装置)が知られている。表示装置は頭部に装着して用いられるため、表示装置に用いられる観察光学系は、広視野かつ高い光学性能を有しつつ、小型(薄型)であることが求められている。特許文献1には、3枚のレンズを有し、反射偏光子を瞳に最も近いレンズの表示面側の面に配置した光学系が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-88582号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された光学系では、反射偏光子がレンズ面とレンズ面との間に配置されているため、小型化が難しい。一方、小型化のためにレンズ枚数を2枚とすると、色収差の補正が困難となり、高い光学性能を実現することが難しい。
【0005】
そこで本発明は、小型で高い光学性能を有する光学系を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての光学系は、表示面からの光束を瞳面に導く光学系であって、瞳面側から表示面側へ順に配置された、第1レンズと第2レンズと第3レンズとを有し、前記第1レンズの瞳面側の面は、第1透過反射面であり、前記第3レンズの表示面側の面は、第2透過反射面であり、前記第2レンズは、前記第1レンズまたは前記第3レンズと接合されており、前記表示面からの前記光束は、前記第2透過反射面を透過し、前記第3レンズと前記第2レンズと前記第1レンズとを順に透過し、前記第1透過反射面で反射し、前記第1レンズと前記第2レンズと前記第3レンズとを順に透過し、第2透過反射面で反射し、前記第3レンズと前記第2レンズと前記第1レンズとを順に透過し、前記第1透過反射面を透過して、前記瞳面に入射する。
【0007】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、小型で高い光学性能を有する光学系を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
光学系の光路を表す模式図である。
光学系の光路を表す模式図である。
実施例1における光学系の断面図および収差図である。
実施例2における光学系の断面図および収差図である。
実施例2における光学系の断面図および収差図である。
実施例2における光学系の断面図および収差図である。
実施例3における光学系の断面図および収差図である。
実施例4における光学系の断面図および収差図である。
実施例5における光学系の断面図および収差図である。
実施例6における光学系の断面図および収差図である。
実施例7における光学系の断面図および収差図である。
実施例8における光学系の断面図および収差図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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