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公開番号2024104222
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-02
出願番号2023008342
出願日2023-01-23
発明の名称情報処理装置及びその制御方法、プログラム
出願人横河電機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 7/18 20060101AFI20240726BHJP(電気通信技術)
要約【課題】監視システムにおいて、より容易に異常を発見することを可能にする。
【解決手段】複数のフレーム画像からなる映像を撮影する撮影装置31と通信可能な情報処理装置10であって、予め設定された巡回スケジュールに従って一定の撮影範囲を撮影するように、撮影装置31を制御し、第1の巡回スケジュールが終了してから第1の巡回スケジュールの次の巡回スケジュールである第2の巡回スケジュールが開始するまでの間に撮影装置31により撮影された映像である録画映像を編集して生成された編集映像を取得し、第2の巡回スケジュールに従って撮影装置31により撮影された映像であるライブ映像を取得し、ライブ映像と、編集映像とを、表示部25に表示させる、制御部11を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数のフレーム画像からなる映像を撮影する撮影装置と通信可能な情報処理装置であって、
予め設定された巡回スケジュールに従って一定の撮影範囲を撮影するように、前記撮影装置を制御し、
第1の前記巡回スケジュールが終了してから前記第1の巡回スケジュールの次の巡回スケジュールである第2の前記巡回スケジュールが開始するまでの間に前記撮影装置により撮影された映像である録画映像を編集して生成された編集映像を取得し、
前記第2の巡回スケジュールに従って前記撮影装置により撮影された映像であるライブ映像を取得し、
前記ライブ映像と、前記編集映像とを、表示部に表示させる、
制御部を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記第1の巡回スケジュールが終了してから前記第2の巡回スケジュールが開始するまでの期間にわたって、前記録画映像を一定の速度で早送り再生して生成された映像と、前記録画映像において動きが検出された部分の映像を連続して再生する映像と、のいずれかを、前記編集映像として取得する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
予め定められたイベントの発生を検知する検知装置と通信可能であり、
前記制御部は、
前記第1の巡回スケジュールが終了してから前記第2の巡回スケジュールが開始するまでの間に前記検知装置より検知された前記イベントの各々の発生時刻及び種別を含む情報を取得し、
前記第1の巡回スケジュールが終了してから前記第2の巡回スケジュールが開始するまでの間に前記検知装置より検知された前記イベントの各々の発生時刻及び種別の一覧表示を含む画像である一覧画像を前記表示部に更に表示させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記録画映像の、前記検知装置より検知された前記イベントの発生時刻に対応する部分を連続して再生する映像を前記編集映像として取得する、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記表示部に表示されている前記編集映像に対応する前記イベントを、前記一覧画像において強調表示させる、請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記一覧画像において強調表示された前記イベントと、前記編集映像との対応関係を示す画像を前記表示部に更に表示させる請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
予め定められた物理量を測定する測定装置と通信可能であり、
前記制御部は、
前記第1の巡回スケジュールが終了してから前記第2の巡回スケジュールが開始するまでの間に前記測定装置により測定された前記物理量の時間的推移を示す情報を取得し、
前記第1の巡回スケジュールが終了してから前記第2の巡回スケジュールが開始するまでの間に前記測定装置により測定された前記物理量の時間的推移を示すグラフを前記表示部に更に表示させる、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記測定装置により測定された前記物理量が予め定められた条件を充足したことを前記イベントとして判定し、
前記イベントが判定された時刻及び前記物理量に対応する前記グラフ上の位置に、前記判定されたイベント発生を示すイベント画像を前記表示部に更に表示させる、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記物理量に基づき判定されたイベントの各々の発生時刻及び種別の表示を更に含む画像を前記一覧画像として前記表示部に更に表示させる、
請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記イベント画像と、当該イベント画像により示される前記イベントの前記一覧画像における表示と、の対応関係を示す画像を前記表示部に更に表示させる請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置及びその制御方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
警備員による見回り巡回を監視カメラにて疑似的に実施するために、複数のカメラにおいてカメラを順次切り替えて撮影したり、同一カメラにおいてカメラの画角及び向き等を予め設定された値に順次切り替えたりして撮影する「カメラ巡回」(または「映像巡回」「プリセット巡回」とも呼ばれる)を行う監視システムが知られている(カメラの画角及び向きは、例えば、PTZ(パン/チルト/ズーム)を示す値として設定される。)。特許文献1には、このような監視カメラによる自動巡回を他のセンサと組み合わせて制御する監視システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-103773号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の監視システムは、カメラの自動巡回により撮影されたその時点の映像等を提示するだけであり、ユーザは、提示されたその時点の映像及び情報のみを精査して異常がないかを確認する作業を行う必要がある。そのため、従来の監視システムは、前回の巡回と今回の巡回の間に発生した事象を把握することができず、撮影対象となっている地点における異常を発見できる可能性において改善の余地があった。
【0005】
そこで、本開示は、監視システムにおいて、より容易に異常を発見することを可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
幾つかの実施形態に係る情報処理装置は、
(1)複数のフレーム画像からなる映像を撮影する撮影装置と通信可能な情報処理装置であって、
予め設定された巡回スケジュールに従って一定の撮影範囲を撮影するように、前記撮影装置を制御し、
第1の前記巡回スケジュールが終了してから前記第1の巡回スケジュールの次の巡回スケジュールである第2の前記巡回スケジュールが開始するまでの間に前記撮影装置により撮影された映像である録画映像を編集して生成された編集映像を取得し、
前記第2の巡回スケジュールに従って前記撮影装置により撮影された映像であるライブ映像を取得し、
前記ライブ映像と、前記編集映像とを、表示部に表示させる、
制御部を備える。
【0007】
このように、情報処理装置は、ライブ映像に加えて、第1の巡回スケジュール終了から第2の巡回スケジュールまでの録画映像の編集映像を並べて表示する。したがって、監視者等のユーザは、監視対象場所に現在発生している異常だけではなく、前回の巡回スケジュールにおけるチェック以降で現在の巡回スケジュールまでに監視対象場所において発生した異常を発見することが可能である。また、ユーザは、現在の巡回におけるライブ映像に前回の巡回でのライブ映像との差異があった場合でも、編集映像によって差異が発生した原因及び経緯を把握して、この差異が異常を示すものなのか、あるいは、異常ではないものなのかを判別することも可能となる。よって、情報処理装置によれば、監視システムにおいて、より容易に異常を発見することを可能となる。
【0008】
一実施形態において、
(2)(1)の情報処理装置において、
前記制御部は、前記第1の巡回スケジュールが終了してから前記第2の巡回スケジュールが開始するまでの期間にわたって、前記録画映像を一定の速度で早送り再生して生成された映像と、前記録画映像において動きが検出された部分の映像を連続して再生する映像と、のいずれかを、前記編集映像として取得してもよい。
【0009】
このように、情報処理装置は、編集映像として、録画映像を一定の速度で早送り再生して生成された映像、又は、録画映像において動きが検出された部分の映像を連続して再生する映像を取得して表示する。したがって、ユーザは、編集映像を参照して、第1の巡回スケジュールが終了してから前記第2の巡回スケジュールが開始するまでに撮影された特に注意すべき映像を参照しながら現在の映像を確認することができ、より容易に異常を発見することができる。
【0010】
一実施形態において、
(3)(1)の情報処理装置において、
予め定められたイベントの発生を検知する検知装置と通信可能であり、
前記制御部は、
前記第1の巡回スケジュールが終了してから前記第2の巡回スケジュールが開始するまでの間に前記検知装置より検知された前記イベントの各々の発生時刻及び種別を含む情報を取得し、
前記第1の巡回スケジュールが終了してから前記第2の巡回スケジュールが開始するまでの間に前記検知装置より検知された前記イベントの各々の発生時刻及び種別の一覧表示を含む画像である一覧画像を前記表示部に更に表示させてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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