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公開番号
2024151990
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023065861
出願日
2023-04-13
発明の名称
圧力調整機構
出願人
横河電機株式会社
,
横河計測株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F04B
9/14 20060101AFI20241018BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】複数の接続対象の内部空間の圧力を容易に調整できる圧力調整機構を提供する。
【解決手段】複数の接続対象の内部空間の圧力をポンプ室の拡大・縮小動作を繰り返すことで調整するポンプに設けられる圧力調整機構であって、前記ポンプ室に連通する圧力調整室を内側に形成する圧力調整部材を有し、前記圧力調整部材は、第1部材及び第2部材からなり、第1方向において前記第1部材に対する前記第2部材の位置を第1限界位置と第2限界位置との間で調整する位置調整によって前記圧力調整室の容積を調整でき、前記圧力調整部材は、前記第1方向に垂直な第2方向に見たときに、前記第2部材が前記第1限界位置にある第1状態では覆われ、前記第2部材が前記第2限界位置にある第2状態では露出する表示部を有し、前記表示部は、nを2以上の自然数とし、前記表示部を前記第1方向にn等分に区切ったときの各区切り位置を、前記第2方向に見たときに視認できるようにする目印を有する、圧力調整機構。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の接続対象の内部空間の圧力をポンプ室の拡大・縮小動作を繰り返すことで調整するポンプに設けられる圧力調整機構であって、
前記ポンプ室に連通する圧力調整室を内側に形成する圧力調整部材を有し、
前記圧力調整部材は、第1部材及び第2部材からなり、第1方向において前記第1部材に対する前記第2部材の位置を第1限界位置と第2限界位置との間で調整する位置調整によって前記圧力調整室の容積を調整でき、
前記圧力調整部材は、前記第1方向に垂直な第2方向に見たときに、前記第2部材が前記第1限界位置にある第1状態では覆われ、前記第2部材が前記第2限界位置にある第2状態では露出する表示部を有し、
前記表示部は、nを2以上の自然数とし、前記表示部を前記第1方向にn等分に区切ったときの各区切り位置を、前記第2方向に見たときに視認できるようにする目印を有する、圧力調整機構。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記目印は、前記各区切り位置を、前記第2方向に見たときに形状によって認識できるようにする、請求項1に記載の圧力調整機構。
【請求項3】
前記目印は、前記区切り位置毎に形状目印を有し、
各形状目印は、前記区切り位置に沿って伸びる溝又は段差からなる、請求項2に記載の圧力調整機構。
【請求項4】
前記第2部材は、前記第1部材に対し、ねじ接合部を介して前記第1方向に移動できるように連結する、請求項1に記載の圧力調整機構。
【請求項5】
前記第1部材はシリンダ部を有し、
前記シリンダ部の外周面は前記表示部を有し、
前記第2部材は、前記シリンダ部に対して前記第1方向に移動できるピストン部材と、前記ピストン部材に一体に連なり、前記第1状態では前記表示部を覆い、前記第2状態では前記表示部を露出するスリーブ部材とを有する、請求項1に記載の圧力調整機構。
【請求項6】
請求項1~5の何れか1項に記載の圧力調整機構と、
反発力に抗する握り込み操作を繰り返し受けることで前記ポンプ室の前記拡大・縮小動作を繰り返させるハンドグリップとを有するポンプ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は圧力調整機構に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の接続対象の内部空間の圧力をポンプ室の拡大・縮小動作を繰り返すことで調整するポンプに設けられる圧力調整機構が知られている(例えば非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Druck PV211 - Pneumatic pressure and vacuum pump, GE Industrial Sensing
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような圧力調整機構は、ポンプ室に連通する圧力調整室を内側に形成する圧力調整部材を有し、圧力調整部材は、第1部材及び第2部材からなり、第1方向において第1部材に対する第2部材の位置を第1限界位置と第2限界位置との間で調整する位置調整によって圧力調整室の容積を調整できる構成とする場合、圧力機器の校正などのために、ポンプに接続された複数の接続対象の内部空間の圧力を、圧力調整室の容積を調整することで微調整できる。しかし、第2部材が第1限界位置又は第2限界位置にいつ到達するのかが分かりにくいと、微調整の途中で第2部材が第1限界位置又は第2限界位置に到達してしまい、ポンプ室の拡大・縮小動作による圧力調整をし直す手間が生じる可能性がある。
【0005】
そこで本開示の目的は、複数の接続対象の内部空間の圧力を容易に調整できる圧力調整機構を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
複数の接続対象の内部空間の圧力をポンプ室の拡大・縮小動作を繰り返すことで調整するポンプに設けられる圧力調整機構であって、
前記ポンプ室に連通する圧力調整室を内側に形成する圧力調整部材を有し、
前記圧力調整部材は、第1部材及び第2部材からなり、第1方向において前記第1部材に対する前記第2部材の位置を第1限界位置と第2限界位置との間で調整する位置調整によって前記圧力調整室の容積を調整でき、
前記圧力調整部材は、前記第1方向に垂直な第2方向に見たときに、前記第2部材が前記第1限界位置にある第1状態では覆われ、前記第2部材が前記第2限界位置にある第2状態では露出する表示部を有し、
前記表示部は、nを2以上の自然数とし、前記表示部を前記第1方向にn等分に区切ったときの各区切り位置を、前記第2方向に見たときに視認できるようにする目印を有する、圧力調整機構。
【0008】
[2]
前記目印は、前記各区切り位置を、前記第2方向に見たときに形状によって認識できるようにする、[1]に記載の圧力調整機構。
【0009】
[3]
前記目印は、前記区切り位置毎に形状目印を有し、
各形状目印は、前記区切り位置に沿って伸びる溝又は段差からなる、[2]に記載の圧力調整機構。
【0010】
[4]
前記第2部材は、前記第1部材に対し、ねじ接合部を介して前記第1方向に移動できるように連結する、[1]~[3]の何れか1項に記載の圧力調整機構。
(【0011】以降は省略されています)
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