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公開番号2024155462
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023070198
出願日2023-04-21
発明の名称チロシナーゼ活性阻害剤
出願人横河電機株式会社
代理人弁理士法人平木国際特許事務所
主分類A61K 8/73 20060101AFI20241024BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】セルロースをさらに有効活用するためのセルロースの新たな用途を提供する。
【解決手段】本発明は、セルロースI型結晶構造を有するセルロースを有効成分として含むチロシナーゼ活性阻害剤に関する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
セルロースI型結晶構造を有するセルロースを有効成分として含むチロシナーゼ活性阻害剤。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
セルロースがセルロースナノファイバーである、請求項1に記載のチロシナーゼ活性阻害剤。
【請求項3】
セルロースがセルロースナノクリスタルである、請求項1に記載のチロシナーゼ活性阻害剤。
【請求項4】
セルロースナノファイバーの平均繊維幅が1nm~1000nmである、請求項2に記載のチロシナーゼ活性阻害剤。
【請求項5】
セルロースが表面に官能基を有する、請求項1に記載のチロシナーゼ活性阻害剤。
【請求項6】
官能基がアニオン性官能基である、請求項5に記載のチロシナーゼ活性阻害剤。
【請求項7】
アニオン性官能基が硫酸エステル基及び/又はカルボキシ基である、請求項6に記載のチロシナーゼ活性阻害剤。
【請求項8】
水をさらに含む、請求項1に記載のチロシナーゼ活性阻害剤。
【請求項9】
ゲル、エマルジョン、粉末、不織布複合体、又はフィルムの形状である、請求項1に記載のチロシナーゼ活性阻害剤。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか一項に記載のチロシナーゼ活性阻害剤を含む、美白用化粧料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、チロシナーゼ活性阻害剤、詳細には、セルロースI型結晶構造を有するセルロースを有効成分として含むチロシナーゼ活性阻害剤に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
環境意識の高まりからバイオマス由来材料の実用化を目指した検討が世界中で展開されている。例えば、セルロースは植物細胞壁の構成成分であり、地球上で最大のバイオマス資源である。木質(木材チップなど)や草本、ヤシガラ、ナッツシェルなどのリグノセルロース系バイオマスを原料とする場合、その構成要素であるセルロース、リグニン、及びヘミセルロースを余すことなく産業に利用することができれば循環型資源利用とCO

固定化の両者に大きく貢献することとなる。
【0003】
例えば、特許文献1には、カルボキシメチルセルロースを含む粒子であって、真球度が0.85以上、平均粒子径d

が0.01~20μm、最大粒子径d

が30μm未満であり、「塩を形成していない遊離カルボン酸基」/(「塩を形成したカルボン酸基」+「塩を形成していない遊離カルボン酸基」)で表されるカルボキシメチルセルロースの遊離カルボン酸基率が0.8以上であるカルボキシメチルセルロース粒子が記載されている。
【0004】
また、セルロースは、セルロースナノファイバー(「CNF」ともいう)やセルロースナノクリスタル(「CNC」ともいう)などのナノサイズのセルロース(「ナノセルロース」ともいう)とすることで、樹脂やゴム、さらにコンクリートと複合化させた際に、強度、柔軟性、伸び率などの各種物性の向上につながり、環境適合型の新材料として着目されている。
【0005】
例えば、特許文献2には、平均繊維径が1nm~500nmであり、かつ、セルロースナノファイバー表面の水酸基が硫酸エステル化修飾されたセルロースナノファイバーであって、該硫酸エステル化修飾されたセルロースナノファイバーの0.3質量%の水分散液の25℃における粘度が500mPa・S~25000mPa・Sであり、かつ、該硫酸エステル化修飾セルロースナノファイバーの0.3質量%の水分散液の25℃におけるTI値が3~30である、硫酸エステル化修飾セルロースナノファイバーが記載されている。
【0006】
特許文献3には、最大繊維径が1000nm以下かつ数平均繊維径が2~150nmのセルロース繊維であって、セルロースの水酸基の一部がカルボキシル基及びアルデヒド基からなる群から選ばれる少なくとも1つの官能基に酸化されており、且つセルロースI型結晶構造を有することを特徴とする微細セルロース繊維が記載されている。
【0007】
特許文献4には、セルロースナノクリスタル及び1つ以上のペプチド、1つ以上のタンパク質、又はそれらの混合物を含むタンパク質性セルロース微小粒子であって、前記ナノクリスタル並びに前記ペプチド及び/又はタンパク質が一緒に凝集して、前記微小粒子を形成する、タンパク質性セルロース微小粒子が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2021-107482号公報
国際公開第2018/131721号
特開2008-1728号公報
特表2022-531941号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
化粧品原料においても環境意識の高まりから天然由来原料は好まれ、さらに動物愛護の観点から植物由来素材は好まれる。
【0010】
例えば、特許文献1に記載されている代表的なセルロース系素材であるカルボキシメチルセルロース(CMC)は、水溶性であり増粘機能を有するため、化粧品原料の増粘剤として利用されている。
(【0011】以降は省略されています)

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