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公開番号2024103680
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024089340,2021525944
出願日2024-05-31,2020-05-01
発明の名称画像処理装置および方法
出願人ソニーグループ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04N 19/13 20140101AFI20240725BHJP(電気通信技術)
要約【課題】復号処理の負荷の増大を抑制することができるようにする。
【解決手段】ブロックサイズに関する情報が所定の閾値以下である場合のみセカンダリ変換を行うように、セカンダリ変換識別子を設定し、その設定されたセカンダリ変換識別子に基づいて、画像データから導出された係数データに対してセカンダリ変換を行い、その設定されたセカンダリ変換識別子を符号化し、ビットストリームを生成する。本開示は、例えば、画像処理装置、画像符号化装置、画像復号装置、情報処理装置、電子機器、画像処理方法、または情報処理方法等に適用することができる。
【選択図】図47
特許請求の範囲【請求項1】
ツリータイプに基づいて、セカンダリ変換識別子のコンテキストのインデックスを設定する設定部と、
前記設定部により設定された前記コンテキストのインデックスに従って、前記セカンダリ変換識別子を算術符号化する符号化部と
を備える画像処理装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記設定部は、前記ツリータイプに基づいて、前記セカンダリ変換識別子の1bin目のコンテキストインデックスを設定する
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
ツリータイプに基づいて、セカンダリ変換識別子のコンテキストのインデックスを設定し、
設定された前記コンテキストのインデックスに従って、前記セカンダリ変換識別子を算術符号化する
画像処理方法。
【請求項4】
ツリータイプに基づいて、セカンダリ変換識別子のコンテキストのインデックスを設定する設定部と、
前記設定部により設定された前記コンテキストのインデックスに従って、前記セカンダリ変換識別子を算術復号する復号部と
を備える画像処理装置。
【請求項5】
ツリータイプに基づいて、セカンダリ変換識別子のコンテキストのインデックスを設定し、
設定された前記コンテキストのインデックスに従って、前記セカンダリ変換識別子を算術復号する
画像処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像処理装置および方法に関し、特に、復号処理の負荷の増大を抑制することができるようにした画像処理装置および方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像の符号化において、プライマリ変換後の変換係数に対して、低域セカンダリ変換(LFST(Low Frequency Secondary Transform))を行い、さらにエナジーコンパクションを改善する符号化ツールがあった(例えば、非特許文献1および非特許文献2参照)。低域セカンダリ変換では、処理対象ブロックの内、低域部の係数データのみがセカンダリ変換される。この低域セカンダリ変換に関するモード情報として、セカンダリ変換識別子st_idxがある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Benjamin Bross, Jianle Chen, Shan Liu, "Versatile Video Coding (Draft 5)", JVET-N1001v8, Joint Video Experts Team (JVET) of ITU-T SG 16 WP 3 and ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 11 14th Meeting: Geneva, CH, 19-27 Mar. 2019
Moonmo Koo, Jaehyun Lim, Mehdi Salehifar, Seung Hwan Kim, "CE6: Reduced Secondary Transform (RST) (CE6-3.1)", JVET-N0193, Joint Video Experts Team (JVET) of ITU-T SG 16 WP 3 and ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 11 14th Meeting: Geneva, CH, 19-27 March 2019
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このセカンダリ変換識別子は、CU内の非ゼロ変換係数の総数に依存して決定されるため、CU内の各TUがシグナリングされた後にシグナリングされる。そのため、CU内の全てのTUの復号が完了し、さらにセカンダリ変換識別子の復号が完了するまで、そのCU内の各変換ブロックの逆量子化や逆変換処理を開始することができなかった。そのため復号処理の負荷が増大するおそれがあった。
【0005】
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、復号処理の負荷の増大を抑制することができるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術の一側面の画像処理装置は、ツリータイプに基づいて、セカンダリ変換識別子のコンテキストのインデックスを設定する設定部と、前記設定部により設定された前記コンテキストのインデックスに従って、前記セカンダリ変換識別子を算術符号化する符号化部とを備える画像処理装置である。
【0007】
本技術の一側面の画像処理方法は、ツリータイプに基づいて、セカンダリ変換識別子のコンテキストのインデックスを設定し、設定された前記コンテキストのインデックスに従って、前記セカンダリ変換識別子を算術符号化する画像処理方法である。
【0008】
本技術の他の側面の画像処理装置は、ツリータイプに基づいて、セカンダリ変換識別子のコンテキストのインデックスを設定する設定部と、前記設定部により設定された前記コンテキストのインデックスに従って、前記セカンダリ変換識別子を算術復号する復号部とを備える画像処理装置である。
【0009】
本技術の他の側面の画像処理方法は、ツリータイプに基づいて、セカンダリ変換識別子のコンテキストのインデックスを設定し、設定された前記コンテキストのインデックスに従って、前記セカンダリ変換識別子を算術復号する画像処理方法である。
【0010】
本技術の一側面の画像処理装置および方法においては、ツリータイプに基づいて、セカンダリ変換識別子のコンテキストのインデックスが設定され、その設定されたコンテキストのインデックスに従って、そのセカンダリ変換識別子が算術符号化される。
(【0011】以降は省略されています)

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