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公開番号2024103513
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024078278,2021565099
出願日2024-05-13,2020-04-27
発明の名称エンコーダ、デコーダ、および対応する方法
出願人ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
代理人個人,個人
主分類H04N 19/70 20140101AFI20240725BHJP(電気通信技術)
要約【課題】タイル、ブリック、およびスライスのための波面並列処理を提供する。
【解決手段】復号の方法は、ビデオビットストリーム内で、第1の値を有するタイル終了ビット、およびバイト整列ビットに遭遇するステップであって、それらが、現在のコーディングツリーブロック(CTB)がタイル内の最後のCTBであることを示す、ステップと、ビデオビットストリーム内で、第1の値を有するCTB行終了ビット、およびバイト整列ビットに遭遇するステップであって、それらが、波形並列処理(WPP)が有効にされていること、および現在のCTBがCTB行内の最後のCTBであるがタイル内の最後のCTBではないことを示す、ステップと、第1の値を有するタイル終了ビット、第1の値を有するCTB行終了ビット、およびバイト整列ビットに基づいて、タイル内の複数のCTBを再構築するステップと、を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ビデオデコーダによって実行される復号の方法であって、
前記ビデオデコーダによって、コーディングされたビデオビットストリームを受信するステップであって、前記コーディングされたビデオビットストリームは、ピクチャを含み、前記ピクチャは、1つまたは複数のタイルを有する1つまたは複数のスライスを含み、各タイルは、複数のコーディングツリーブロック(CTB)を含む、ステップと、
前記ビデオデコーダによって、前記コーディングされたビデオビットストリーム内の、第1の値を有するタイル終了ビット、およびバイト整列ビットに遭遇するステップであって、前記第1の値を有する前記タイル終了ビット、および前記バイト整列ビットは、前記複数のCTBからの現在のCTBがタイル内の最後のCTBであることを示す、ステップと、
前記ビデオデコーダによって、前記コーディングされたビデオビットストリーム内の、前記第1の値を有するCTB行終了ビット、および前記バイト整列ビットに遭遇するステップであって、前記第1の値を有する前記CTB行終了ビット、および前記バイト整列ビットは、波形並列処理(WPP)が有効にされていること、および前記複数のCTBからの前記現在のCTBがCTB行内の前記最後のCTBであるが前記タイル内の前記最後のCTBではないことを示す、ステップと、
前記ビデオデコーダによって、前記第1の値を有する前記タイル終了ビット、前記第1の値を有する前記CTB行終了ビット、および前記バイト整列ビットに基づいて、前記タイル内の前記複数のCTBを再構築するステップと、
を含む方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記タイル終了ビットはend_of_tile_one_bitと称される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記CTB行終了ビットはend_of_subset_bitと称される、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記WPPは、パラメータセット内に配置されたフラグによって有効にされる、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記WPPは、entropy_coding_sync_enabled_flagとして称されるフラグによって有効にされる、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記WPPが有効にされているとき、前記第1の値は1である、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
再構築された前記複数のCTBに基づいて生成された画像を表示するステップをさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
ビデオエンコーダによって実行される符号化の方法であって、
前記ビデオエンコーダによって、ピクチャを1つまたは複数のスライスに区分するステップであって、各スライスは、1つまたは複数のタイルを含み、各タイルは、複数のコーディングツリーブロック(CTB)を含む、ステップと、
前記複数のCTBからの現在のCTBがタイル内の最後のCTBであるとき、前記ビデオエンコーダによって、第1の値を有するタイル終了ビット、およびバイト整列ビットを、前記ビデオビットストリームに符号化するステップと、
波形並列処理(WPP)が有効にされているとき、かつ前記現在のCTBがCTB行内の前記最後のCTBであるが前記タイル内の前記最後のCTBではないとき、前記ビデオエンコーダによって、前記第1の値を有するCTB行終了ビット、およびバイト整列ビットを、ビデオビットストリームに符号化するステップと、
前記ビデオエンコーダによって、ビデオデコーダに向けた送信のために前記ビデオビットストリームを記憶するステップと、
を含む方法。
【請求項9】
前記タイル終了ビットはend_of_tile_one_bitと称される、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記CTB行終了ビットはend_of_subset_bitと称される、請求項8または9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
この特許出願は、Fnu Hendry他によって2019年5月3日に出願され、発明の名称を「Wavefront Parallel Processing For Tile, Brick, and Slice」とする米国仮特許出願第62/843,047号、およびFnu Hendry他によって2019年6月21日に出願され、発明の名称を「Wavefront Parallel Processing For Tile, Brick, and Slice」とする米国仮特許出願第62/864,966号の利益を主張し、その各々が参照によりここに組み込まれる。
続きを表示(約 2,100 文字)【0002】
一般に、この開示は、ビデオコーディングにおける波面並列処理(wavefront parallel processing(WPP))をサポートする技法を説明する。より詳細には、この開示は、WPPにおけるビットおよびバイト整列の不必要な重複を防止する。
【背景技術】
【0003】
比較的短いビデオでさえ描写するために必要とされるビデオデータの量はかなりであることがあり、これは、限定された帯域幅容量を有する通信ネットワークを渡ってデータがストリーミングされ、または別のやり方で通信されるべきときに困難をもたらし得る。したがって、ビデオデータは、一般に、現代の電気通信ネットワークを渡って通信される前に圧縮される。メモリリソースが限定され得るので、ビデオが記憶デバイスにおいて記憶されるとき、ビデオのサイズも問題であり得る。ビデオ圧縮デバイスは、しばしば、ソースにおいてソフトウェアおよび/またはハードウェアを使用して、送信または記憶の前にビデオデータをコーディングし、それによって、デジタルビデオ画像を表現するために必要とされるデータの量を減らす。圧縮されたデータは、次いで、ビデオデータを復号するビデオ圧縮解除デバイスによって宛先において受信される。限定されたネットワークリソースおよびますます増加するより高いビデオ品質の需要を有して、画像品質における犠牲をほとんど乃至全く有さずに圧縮率を改善する、改善された圧縮および圧縮解除技法が望ましい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の態様は、ビデオデコーダによって実行される、コーディングされたビデオビットストリームを復号する方法に関する。方法は、ビデオデコーダによって、コーディングされたビデオビットストリームを受信するステップであって、コーディングされたビデオビットストリームは、ピクチャを含み、ピクチャは、1つまたは複数のタイルを有する1つまたは複数のスライスを含み、各タイルは、複数のコーディングツリーブロック(coding tree block(CTB))を含む、ステップと、ビデオデコーダによって、コーディングされたビデオビットストリーム内で、第1の値を有するタイル終了ビット、およびバイト整列ビットに遭遇するステップであって、第1の値を有するタイル終了ビット、およびバイト整列ビットは、複数のCTBからの現在のCTBがタイル内の最後のCTBであることを示す、ステップと、ビデオデコーダによって、コーディングされたビデオビットストリーム内で、第1の値を有するCTB行終了ビット、およびバイト整列ビットに遭遇するステップであって、第1の値を有するCTB行終了ビット、およびバイト整列ビットは、波形並列処理(waveform parallel processing(WPP))が有効にされていること、および複数のCTBからの現在のCTBがCTB行内の最後のCTBであるがタイル内の最後のCTBではないことを示す、ステップと、ビデオデコーダによって、第1の値を有するタイル終了ビット、第1の値を有するCTB行終了ビット、およびバイト整列ビットに基づいて、タイル内の複数のCTBを再構築するステップと、を含む。
【0005】
方法は、WPPにおけるシグナリングおよびバイト整列の重複を防止する技法を提供する。WPPにおけるシグナリングおよびバイト整列の重複を除去することによって、行/タイルの終了をシグナリングするために使用されるビットの数、およびパディングとして使用されるビットの数が低減される。WPPのために必要とされるビットの数を低減することによって、ビデオコーディングにおけるコーダ/デコーダ(「コーデック」としても知られる)が、現在のコーデックに対して改善される。実際の事項として、改善されたビデオコーディングプロセスは、ビデオが送信され、受信され、かつ/または見られるとき、より良好なユーザ体験をユーザに与える。
【0006】
任意選択で、先行する態様のいずれかにおいて、態様の別の実装は、タイル終了ビットがend_of_tile_one_bitと称されることを提供する。
【0007】
任意選択で、先行する態様のいずれかにおいて、態様の別の実装は、CTB行終了ビットがend_of_subset_bitと称されることを提供する。
【0008】
任意選択で、先行する態様のいずれかにおいて、態様の別の実装は、WPPが、パラメータセット内に配置されたフラグによって有効にされることを提供する。
【0009】
任意選択で、先行する態様のいずれかにおいて、態様の別の実装は、WPPが、entropy_coding_sync_enabled_flagとして称されるフラグによって有効にされることを提供する。
【0010】
任意選択で、先行する態様のいずれかにおいて、態様の別の実装は、WPPが有効にされているとき、第1の値が1であることを提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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