TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024100517
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-26
出願番号
2023004569
出願日
2023-01-16
発明の名称
部品供給装置
出願人
上野精機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65G
47/86 20060101AFI20240719BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】部品支持部が回転体に対して進退自在の部品搬送装置への電子部品の単位時間当たりの供給数の増加を図ることが可能な部品供給装置を提供する。
【解決手段】電子部品Wが列をなして内側を進むトンネル状の部品移送路11内の先頭の電子部品Wを、回転体52の回転により電子部品Wを搬送する部品搬送装置50に引き渡す部品供給装置10であって、部品移送路11内に連通するポケットが形成された中継ユニット13と、可動体18並びに可動体18を動かしてポケットの状態を可動体18に塞がれていない開状態及び可動体18に塞がれた閉状態のいずれか一方から他方に切り替える駆動部19を有する開閉手段20と、ポケットに連通した吸引孔への空気の吸引を制御する吸気制御手段とを備え、吸気制御手段は、電子部品Wが不在のポケットが閉状態で、吸引孔への空気の吸引により部品移送路11内から先頭の電子部品Wをポケットに引き込む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電子部品が列をなした状態で内側を進むトンネル状の部品移送路を有し、該部品移送路内の先頭の前記電子部品を、部品支持部が進退自在に取り付けられた回転体の回転により該部品支持部に支持されている前記電子部品を搬送する部品搬送装置に引き渡す部品供給装置であって、
前記部品移送路内の空間に連通するポケットが形成され、前記ポケットに連通した吸引孔が設けられた中継ユニットと、
可動体並びに該可動体を動かして該ポケットの状態を該可動体に塞がれていない開状態及び該可動体に塞がれた閉状態のいずれか一方から他方に切り替える駆動部を有する開閉手段と、
前記ポケットから前記吸引孔への空気の吸引を制御する吸気制御手段とを備え、
前記吸気制御手段は、前記電子部品が不在の前記ポケットが前記閉状態で、前記ポケットから前記吸引孔への空気の吸引により前記部品移送路内から先頭の前記電子部品を前記ポケットに引き込み、
前記開閉手段は、先頭の前記電子部品が引き込まれた前記ポケットを前記開状態にして、該ポケット内の該電子部品を前記部品支持部が前記回転体に対して前進して取得可能な状態にすることを特徴とする部品供給装置。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
請求項1記載の部品供給装置において、前記駆動部は、前記可動体が取り付けられた回転軸を回転させて、前記開状態及び前記閉状態を切り替えることを特徴とする部品供給装置。
【請求項3】
請求項2記載の部品供給装置において、前記可動体の回転角度を計測して、該可動体の状態を検知する回転角検出手段を、更に備えることを特徴とする部品供給装置。
【請求項4】
請求項1記載の部品供給装置において、前記駆動部は、前記可動体を往復動させて、前記開状態及び前記閉状態を切り替えることを特徴とする部品供給装置。
【請求項5】
請求項1記載の部品供給装置において、前記吸引孔は、前記ポケットに対して前記部品移送路内の空間に連通した側とは反対側に連通していることを特徴とする部品供給装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子部品を別の装置に供給する部品供給装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ボールフィーダと共に使用されるリニアフィーダは、特許文献1に記載されているように、列をなした状態の電子部品を振動により移動させ、電子部品に所定の処理を行いながら電子部品を移送する部品搬送装置(搬送整列装置)に先頭の電子部品を供給する。先頭の電子部品を部品搬送装置に供給したリニアフィーダは、2番目に配されていた電子部品が次のタイミングで部品処理装置に供給される電子部品として先頭に配される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-098413号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、部品搬送装置による単位時間当たりの電子部品の搬送数を増加させるためには、部品搬送装置による電子部品の処理速度の向上だけではなく、リニアフィーダによる電子部品の移動速度の向上やリニアフィーダから部品搬送装置への電子部品の単位時間あたりの供給数の増加が重要となる。この点、リニアフィーダによる電子部品の移動速度は目標値を達成しつつある。
【0005】
これに対し、リニアフィーダから部品搬送装置への電子部品の供給数は目標値に到達していない。これは、電子部品を支持する部品支持部が回転体に進退自在に取り付けられ、部品支持部に支持された電子部品を回転体の回転により移動させる部品搬送装置についても例外ではない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、部品支持部が回転体に進退自在に取り付けられた部品搬送装置への電子部品の単位時間当たりの供給数の増加を図ることが可能な部品供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的に沿う本発明に係る部品供給装置は、複数の電子部品が列をなした状態で内側を進むトンネル状の部品移送路を有し、該部品移送路内の先頭の前記電子部品を、部品支持部が進退自在に取り付けられた回転体の回転により該部品支持部に支持されている前記電子部品を搬送する部品搬送装置に引き渡す部品供給装置であって、前記部品移送路内の空間に連通するポケットが形成され、前記ポケットに連通した吸引孔が設けられた中継ユニットと、可動体並びに該可動体を動かして該ポケットの状態を該可動体に塞がれていない開状態及び該可動体に塞がれた閉状態のいずれか一方から他方に切り替える駆動部を有する開閉手段と、前記ポケットから前記吸引孔への空気の吸引を制御する吸気制御手段とを備え、前記吸気制御手段は、前記電子部品が不在の前記ポケットが前記閉状態で、前記ポケットから前記吸引孔への空気の吸引により前記部品移送路内から先頭の前記電子部品を前記ポケットに引き込み、前記開閉手段は、先頭の前記電子部品が引き込まれた前記ポケットを前記開状態にして、該ポケット内の該電子部品を前記部品支持部が前記回転体に対して前進して取得可能な状態にする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る部品供給装置は、部品移送路内の空間に連通するポケットが形成され、ポケットに連通した吸引孔が設けられた中継ユニットと、可動体並びに可動体を動かしてポケットの状態を可動体に塞がれていない開状態及び可動体に塞がれた閉状態のいずれか一方から他方に切り替える駆動部を有する開閉手段と、ポケットから吸引孔への空気の吸引を制御する吸気制御手段とを備え、吸気制御手段が、電子部品が不在のポケットが閉状態で、ポケットから吸引孔への空気の吸引により部品移送路内から先頭の電子部品をポケットに引き込み、開閉手段が、先頭の電子部品が引き込まれたポケットを開状態にして、ポケット内の電子部品を部品支持部が回転体に対して前進して取得可能な状態にするので、部品搬送装置への電子部品の引き渡しを円滑に行うことができ、部品搬送装置への電子部品の単位時間当たりの供給数の増加を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施の形態に係る部品供給装置と電子部品が供給される部品搬送装置の関係を示す説明図である。
同部品供給装置と部品搬送装置の関係を示す説明図である。
同部品供給装置の概略平面図である。
同部品供給装置の電子部品を部品搬送装置に引き渡す部分の説明図である。
(A)、(B)はそれぞれ、同部品供給装置が電子部品を引き渡す様子を示す説明図である。
(A)、(B)はそれぞれ、同部品供給装置が電子部品を引き渡す様子を示す説明図である。
(A)、(B)はそれぞれ、同部品供給装置が電子部品を引き渡す様子を示す説明図である。
(A)、(B)はそれぞれ、同部品供給装置が電子部品を引き渡す様子を示す説明図である。
同部品供給装置が電子部品を引き渡す様子を示す説明図である。
変形例に係る開閉手段の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1、図2、図3、図4に示すように、本発明の一実施の形態に係る部品供給装置10は、複数の電子部品Wが列をなした状態で内側を進むトンネル状の部品移送路11を有し、部品移送路11内の先頭の電子部品Wを、部品搬送装置50に引き渡す装置である。以下、詳細に説明する。
【0010】
本実施の形態において、部品供給装置10は、図1、図2に示すように、収容している電子部品Wを振動により移動させるボールフィーダ100、及び、部品支持部51が進退自在に取り付けられた回転体52の回転により部品支持部51に支持されている電子部品Wを搬送する部品搬送装置50と共に使用され、ボールフィーダ100から供給される電子部品Wを順次部品搬送装置50に供給する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
上野精機株式会社
位置検出装置
1日前
上野精機株式会社
部品供給装置
3か月前
個人
箱
1か月前
個人
包装体
1か月前
個人
ゴミ箱
28日前
個人
構造体
8か月前
個人
収納用具
5か月前
個人
物品収納具
4か月前
個人
パウチ補助具
23日前
個人
折り畳み水槽
1か月前
個人
開封用カッター
7か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
6か月前
個人
ダンボール宝箱
1か月前
個人
チャック付き袋体
7か月前
個人
パウチ容器
8か月前
個人
圧縮収納袋
1か月前
個人
折りたたみコップ
7か月前
個人
チャック付き保存袋
7か月前
個人
粘着テープ剥がし具
2か月前
個人
粘着テープ剥がし具
6か月前
三甲株式会社
容器
4か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
21日前
株式会社イシダ
箱詰装置
3か月前
個人
粘着テープ切断装置
3か月前
個人
開口しやすいレジ袋
9か月前
個人
伸縮するゴミ収納器
8か月前
株式会社新弘
容器
1か月前
個人
塗料容器用蓋
1か月前
株式会社新弘
容器
1か月前
三甲株式会社
容器
3か月前
株式会社イシダ
包装装置
1か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
5か月前
個人
ゴミ箱用ゴミ袋保持具
28日前
個人
蓋付結束バンド
2か月前
三菱製紙株式会社
包装用紙
2か月前
日東精工株式会社
検査装置
4か月前
続きを見る
他の特許を見る