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公開番号2024100373
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023004329
出願日2023-01-16
発明の名称コネクタ
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H01R 13/639 20060101AFI20240719BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】保護壁の強度を保ちながら、ロック解除の際に、押圧する位置を適切な位置に規制できるコネクタのロック構造を提供する。
【解決手段】コネクタは、コネクタハウジング10と、相手側ハウジング50とロックするロックアーム20と、ロックアーム20に形成され、ロックアーム20を相手側ハウジング50から解離するロック解除用の操作部21と、コネクタハウジング10の外面10Sから突出し、操作部21を挟むように配置され、操作部21よりも後方へ延びた一対の保護壁30とを備える。コネクタのロック構造は、一対の保護壁30の対向面の少なくとも一方に、保護壁30の後端部を含んだ後側逃がし部34が形成され、後側逃がし部34が形成されている領域において、一対の対向面の対向間隔D1は、保護壁30の後端部において最大であり、且つ後端部よりも前側の方が狭くなっている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
相手側ハウジングに対して、前端部を先に向けて嵌合されるコネクタハウジングと、
前記コネクタハウジングの外面に沿って延びるように配置され、前記相手側ハウジングに係止することによって、前記コネクタハウジングと前記相手側ハウジングとを嵌合状態にロックするロックアームと、
前記ロックアームに形成され、前記ロックアームを前記相手側ハウジングから解離するように弾性変形させるために押圧操作されるロック解除用の操作部と、
前記コネクタハウジングの前記外面から突出し、前記操作部を挟むように配置され、前記操作部よりも後方へ延びた一対の保護壁と、を備え、
前記一対の保護壁の対向面の少なくとも一方に、前記保護壁の後端部を含んだ後側逃がし部が形成され、
前記後側逃がし部が形成されている領域において、一対の前記対向面の対向間隔は、前記保護壁の後端部において最大であり、且つ前記後端部よりも前側の方が狭くなっているコネクタ。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記一対の保護壁の対向面の少なくとも一方に、前記保護壁の突出端部を含んだ押圧操作用逃がし部が形成され、
前記押圧操作用逃がし部が形成されている領域において、一対の前記対向面の対向間隔は、前記保護壁の突出端部において最大であり、且つ前記突出端部よりも前記外面側の方が狭くなっている請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記後側逃がし部は、一対の前記対向面の対向間隔が後側よりも前側の方が狭くなるように並んだ段部によって構成されている請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記後側逃がし部の前端は、前記操作部の後端よりも前方に配置される請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記ロックアームは、弾性変形可能な一対のアーム部を有し、
前記操作部は、板状をなし、前記一対のアーム部を連結するように形成され、
前記一対のアーム部の間には、前記操作部の後方に板状の補強部が差し渡されるように形成されており、
前記後側逃がし部の前端は、前記補強部の前端よりも前方に配置されている請求項1に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、コネクタハウジングと、コネクタハウジングの上壁に形成されるロックアームと、ロックアームを挟むように設けられた一対の板状支持壁と、一対の板状支持壁の間に設けられ、ロックアームから上部に突出するように形成された操作部とを備えるコネクタのロック構造が開示されている。一対の支持壁は、コネクタハウジングとロックアームとの間に電線が引っ掛かったり、操作部が異物の干渉によって押されたりすることを防止する保持機能を発揮する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-141016号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のロック構造は、一対の板状支持壁(以下、保護壁ともいう。)後端の対向面の対向間隔が狭いため、例えば、押圧操作のために、指を板状支持壁の後ろ側から挿入する場合、指が板状支持壁の後端に当たり、指を差し入れ難かった。
【0005】
本開示は、保護壁により、操作部を保護しながら、ロック解除の際に、操作部を容易に押圧できるコネクタを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、相手側ハウジングに対して、前端部を先に向けて嵌合されるコネクタハウジングと、
前記コネクタハウジングの外面に沿って延びるように配置され、前記相手側ハウジングに係止することによって、前記コネクタハウジングと前記相手側ハウジングとを嵌合状態にロックするロックアームと、
前記ロックアームに形成され、前記ロックアームを前記相手側ハウジングから解離するように弾性変形させるために押圧操作されるロック解除用の操作部と、
前記コネクタハウジングの前記外面から突出し、前記操作部を挟むように配置され、前記操作部よりも後方へ延びた一対の保護壁と、を備え、
前記一対の保護壁の対向面の少なくとも一方に、前記保護壁の後端部を含んだ後側逃がし部が形成され、
前記後側逃がし部が形成されている領域において、一対の前記対向面の対向間隔は、前記保護壁の後端部において最大であり、且つ前記後端部よりも前側の方が狭くなっている。
【発明の効果】
【0007】
本開示は、操作部を保護しながら、ロック解除時の操作性向上を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施例1のコネクタハウジングの斜視図である。
図2は、実施例1のコネクタハウジングの背面図である。
図3は、実施例1のコネクタハウジングの平面図である。
図4は、実施例のロックアームがロックされた状態のコネクタハウジングの側断面図である。
図5は、ロックアームがロック解除された状態のコネクタハウジングの側断面図である。
図6は、実施例1のコネクタハウジングを押圧操作によってロック解除する様子を表す模式図である。
図7は、実施例2のコネクタハウジングの斜視図である。
図8は、実施例2のコネクタハウジングの平面図である。
図9は、実施例3のコネクタハウジングの斜視図である。
図10は、実施例3のコネクタハウジングの背面図である。
図11は、実施例3のコネクタハウジングの平面図である。
図12は、実施例4のコネクタハウジングの斜視図である。
図13は、実施例4のコネクタハウジングの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
コネクタは、相手側ハウジングに対して、前端部を先に向けて嵌合されるコネクタハウジングと、コネクタハウジングの外面に沿って延びるように配置され、相手側ハウジングに係止することによって、コネクタハウジングと相手側ハウジングとを嵌合状態にロックするロックアームと、ロックアームに形成され、ロックアームを相手側ハウジングから解離するように弾性変形させるために押圧操作されるロック解除用の操作部と、コネクタハウジングの外面から突出し、操作部を挟むように配置され、操作部よりも後方へ延びた一対の保護壁と、を備え、一対の保護壁の対向面の少なくとも一方に、保護壁の後端部を含んだ後側逃がし部が形成され、後側逃がし部が形成されている領域において、一対の対向面の対向間隔は、保護壁の後端部において最大であり、且つ後端部よりも前側の方が狭くなっているのがよい。この構造によれば、一対の対向面の対向間隔は、保護壁の後端部において最大であるため、指を後端から操作部の方向に挿入しやすい。これにより、操作部を保護しながら、容易にロック解除操作ができる。
【0010】
コネクタは、一対の保護壁の対向面の少なくとも一方に、保護壁の突出端部を含んだ押圧操作用逃がし部が形成され、押圧操作用逃がし部が形成されている領域において、一対の対向面の対向間隔は、保護壁の突出端部において最大であり、且つ突出端部よりも外面側の方が狭くなっているのがよい。この構成によれば、後側逃がし部によって指の操作位置を規制された状態においては、押圧操作用逃がし部によって保護壁の突出端部側に広い操作スペースが確保されるため、操作部を押圧しやすい。
(【0011】以降は省略されています)

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