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公開番号2024100360
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023004307
出願日2023-01-16
発明の名称時計部品、時計および時計部品の製造方法
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G04B 19/12 20060101AFI20240719BHJP(時計)
要約【課題】腕時計などに利用可能で、日本刀の刀身の要素を用いた時計部品を提供すること。
【解決手段】時計部品は、隕鉄と玉鋼とを混合した基材により作成された時計部品であって、前記隕鉄の配合割合は、0.1%以上70%以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
隕鉄と玉鋼とを混合した基材により作成された時計部品であって、
前記隕鉄の配合割合は、0.1%以上70%以下である、
時計部品。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記隕鉄の配合割合は、0.1%以上1%以下である、
請求項1に記載の時計部品。
【請求項3】
前記時計部品の表面には、板目肌様の模様が表れており、
前記板目肌様の模様が濃い第1領域と、前記板目肌様の模様が薄い第2領域と、が設けられ、
前記第1領域と前記第2領域との境界部分が、刃文風の模様を呈する、
請求項1または2に記載の時計部品。
【請求項4】
前記隕鉄は、オクタヘドライトである、
請求項1または2に記載の時計部品。
【請求項5】
前記時計部品は、文字板、バンド、胴、回転錘、受け板のうちの、少なくとも一つである、
請求項1または2に記載の時計部品。
【請求項6】
請求項1~4のいずれか一項に記載の時計部品としての文字板を備える、
時計。
【請求項7】
隕鉄と玉鋼とを混合した基材により作成された時計部品の製造方法であって、
前記隕鉄と前記玉鋼とを混合した前記基材を準備する準備工程と、
切削加工により、前記基材の裏面から前記基材の厚みを薄くする切削工程と、
レーザー加工により、前記基材を前記時計部品の形に切り抜く切抜き工程と、
を含む、
時計部品の製造方法。
【請求項8】
前記隕鉄の配合割合は、0.1%以上70%以下である、
請求項7に記載の時計部品の製造方法。
【請求項9】
前記隕鉄の配合割合は、0.1%以上1%以下である、
請求項7に記載の時計部品の製造方法。
【請求項10】
前記準備工程では、
半固体状態にした前記隕鉄と、半固体状態にした前記玉鋼とを鍛錬して一体化する、
請求項7または9に記載の時計部品の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、時計部品、時計および時計部品の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
時計は、時刻を確認する実用性に加え、ユーザーが愛用する嗜好品としての面も備えている。例えば、特許文献1には、日本刀用の鍔を文字板とすることで、鍔の鑑賞とともに時刻表示を行うことができる置き時計が開示されている。
【0003】
また、玉鋼と隕鉄とを混合した材料を鍛造した流星刀という日本刀がある。流星刀の刀身には、玉鋼を材料とした通常の日本刀よりも濃い特徴的な模様が表れることが知られている。この模様を、日本刀の固有表現では、板目肌様の模様ともいう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3219219号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の時計は、日本刀の鍔を置時計の文字板として用いるものであるため、腕時計や懐中時計などに利用することは困難であった。つまり、腕時計などに利用可能で、日本刀の刀身の要素を用いた時計部品が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る一態様の時計部品は、隕鉄と玉鋼とを混合した基材により作成された時計部品であって、前記隕鉄の配合割合は、0.1%以上70%以下である。
【0007】
本願に係る一態様の時計は、上記の時計部品としての文字板を備える。
【0008】
本願に係る一態様の時計部品の製造方法は、隕鉄と玉鋼とを混合した基材により作成された時計部品の製造方法であって、前記隕鉄と前記玉鋼とを混合した前記基材を準備する準備工程と、切削加工により、前記基材の裏面から前記基材の厚みを薄くする切削工程と、レーザー加工により、前記基材を前記時計部品の形に切り抜く切抜き工程と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る時計の正面図。
基材の平面図。
基材の準備工程の流れを示すフローチャート図。
文字板の製造工程の流れを示すフローチャート図。
レーザー加工装置の概略構成図。
文字板の製造過程における一態様図。
文字板の製造過程における一態様図。
図7のb-b断面における断面図。
実施形態2に係る時計の正面図。
基材の準備工程の流れを示すフローチャート図。
基材の平面図。
図11のc-c断面における断面図。
文字板の製造過程における一態様図。
実施形態3に係る時計の正面図。
時計の背面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施形態1
***時計の概要***
図1は、時計の正面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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