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公開番号
2024123481
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-12
出願番号
2023030931
出願日
2023-03-01
発明の名称
時計
出願人
セイコーウオッチ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G04B
19/28 20060101AFI20240905BHJP(時計)
要約
【課題】操作感に優れ、かつ回転操作部の回転動作を規制できる時計を提供する。
【解決手段】時計は、ケースと、ケースに収容された円板状の文字板と、文字板の外周縁に沿うリング状に形成されて周方向に回転可能とされた内転リングと、内転リングを回転させる回転操作部7と、回転操作部7の動作を規制する回転規制部8と、を備える。内転リングは、複数の歯部を有する。回転操作部7は、文字板の径方向に沿う軸心の周りに回転可能な回転軸部71と、回転軸部71に設けられて歯部に噛合して内転リングを回転させる駆動伝達歯車73と、を備える。駆動伝達歯車73に、軸周り方向に位置を違えて複数の係止部78が形成されている。回転規制部8は、係止部78に向けて付勢されて係止部78に係脱可能に係止する係止受け部81を有する。係止受け部81は、係止部78に係止することにより駆動伝達歯車73の回転を規制する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ケースと、
前記ケースに収容された円板状の文字板と、
前記文字板の外周縁に沿うリング状に形成されて周方向に回転可能とされた内転リングと、
前記内転リングを回転させる回転操作部と、
前記回転操作部の動作を規制する回転規制部と、を備え、
前記内転リングは、複数の歯部を有し、
前記回転操作部は、
前記文字板の径方向に沿う軸心の周りに回転可能な回転軸部と、
前記回転軸部に設けられて前記歯部に噛合して前記内転リングを回転させる駆動伝達歯車と、を備え、
前記駆動伝達歯車に、軸周り方向に位置を違えて複数の係止部が形成され、
前記回転規制部は、前記係止部に向けて付勢されて前記係止部に係脱可能に係止する係止受け部を有し、
前記係止受け部は、前記係止部に係止することにより前記駆動伝達歯車の回転を規制する、
時計。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記係止部は、前記駆動伝達歯車の径方向の外側に突出する凸状に形成され、
前記係止受け部は、前記係止部に凹凸係合する受け凹部を有する、
請求項1記載の時計。
【請求項3】
前記回転規制部は、曲げ弾性力によって前記係止受け部を前記係止部に向けて付勢する付勢部をさらに備える、
請求項1に記載の時計。
【請求項4】
前記係止部は、前記駆動伝達歯車の駆動歯と同数であり、
前記係止部の前記軸周り方向の位置は、前記駆動歯に応じた位置である、
請求項1~3のうちいずれか1項に記載の時計。
【請求項5】
前記係止部は、前記駆動伝達歯車に形成された平坦部であり、
前記係止受け部は、面接触により前記平坦部に係止する、
請求項1記載の時計。
【請求項6】
前記係止部は、前記駆動伝達歯車に形成されて前記内転リングの前記歯部に噛合する駆動歯であり、
前記係止受け部は、前記駆動歯に凹凸係合する、
請求項1記載の時計。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、時計に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
文字板の外周縁に沿って回転可能な内転リングを備えた時計が用いられている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の時計では、回転操作部を回転させると、回転駆動力が内転リングの駆動歯車に伝達され、内転リングが回転する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-139399号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の時計は、回転操作部を回転させる際の操作感が良くない場合があり、改善が求められていた。前記時計では、回転操作部が、衣服等との接触により、利用者が意図しないときに回転する可能性があった。
【0005】
本発明の一態様は、操作感に優れ、かつ回転操作部の回転動作を規制できる時計を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)ケースと、前記ケースに収容された円板状の文字板と、前記文字板の外周縁に沿うリング状に形成されて周方向に回転可能とされた内転リングと、前記内転リングを回転させる回転操作部と、前記回転操作部の動作を規制する回転規制部と、を備え、前記内転リングは、複数の歯部を有し、前記回転操作部は、前記文字板の径方向に沿う軸心の周りに回転可能な回転軸部と、前記回転軸部に設けられて前記歯部に噛合して前記内転リングを回転させる駆動伝達歯車と、を備え、前記駆動伝達歯車に、軸周り方向に位置を違えて複数の係止部が形成され、前記回転規制部は、前記係止部に向けて付勢されて前記係止部に係脱可能に係止する係止受け部を有し、前記係止受け部は、前記係止部に係止することにより前記駆動伝達歯車の回転を規制する、時計。
【0007】
この構成によれば、係止受け部は、係止部に係止することにより駆動伝達歯車の回転を規制する。そのため、衣服等に触れることで回転操作部に回転力が加えられた場合でも、利用者が意図しない回転操作部の回転は起こりにくくなる。
この構成によれば、回転操作部を回転させる際に、複数の係止部と係止受け部との係止および解除が起きるため、回転操作部を操作する利用者はクリック感を得る。よって、回転操作部の操作感は良好となる。
【0008】
(2)前記係止部は、前記駆動伝達歯車の径方向の外側に突出する凸状に形成され、前記係止受け部は、前記係止部に凹凸係合する受け凹部を有する、(1)に記載の時計。
【0009】
この構成によれば、係止部と係止受け部との係止および解除の際に得られるクリック感は大きくなる。よって、回転操作部の操作感はさらに良好となる。
【0010】
(3)前記回転規制部は、曲げ弾性力によって前記係止受け部を前記係止部に向けて付勢する付勢部をさらに備える、(1)または(2)記載の時計。
(【0011】以降は省略されています)
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