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公開番号2024113332
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-22
出願番号2023018230
出願日2023-02-09
発明の名称機械式メトロノームゼンマイ巻き上げ補助装置
出願人セイコーインスツル株式会社
代理人個人,個人
主分類G04F 5/02 20060101AFI20240815BHJP(時計)
要約【課題】機械式メトロノームのゼンマイを巻き上げる場合において巻き上げの際に指に痛みを感じにくく、巻き上げが行いやすくなる機械式メトロノームゼンマイ巻き上げ補助装置を提供する。
【解決手段】機械式メトロノームゼンマイ巻き上げ補助装置には取付部1とハンドル部2を備え、これを機械式メトロノームのゼンマイ巻き上げつまみ4に取り付けることにより巻き上げの際の指の痛みや回しにくさを解消することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
機械式メトロノームのゼンマイを巻き上げるための補助装置であって、
機械式メトロノームのゼンマイ巻き上げつまみへ取り付ける取付部と、
前記取付部の一端側に設けられるハンドル部と、
から成ることを特徴とする機械式メトロノームゼンマイ巻き上げ補助装置。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記取付部と前記ハンドル部とが分離可能に構成されていることを特徴とする、
請求項1に記載の機械式メトロノームゼンマイ巻き上げ補助装置。
【請求項3】
前記取付部が機械式メトロノームのゼンマイ巻き上げつまみを挟み込めるように分割されていることを特徴とする、
請求項1に記載の機械式メトロノームゼンマイ巻き上げ補助装置。
【請求項4】
前記ハンドル部の形状がクランク形状であることを特徴とする、
請求項1及び請求項2に記載の機械式メトロノームゼンマイ巻き上げ補助装置。
【請求項5】
前記ハンドル部のゼンマイ巻き上げつまみの回転軸を中心としたハンドルの外形寸法の半径が、
機械式メトロノームを設置する面からゼンマイ巻き上げつまみの回転軸までの距離以下である、
ことを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の機械式メトロノームゼンマイ巻き上げ補助装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は楽器練習の際に用いられる機械式メトロノームのゼンマイ巻き上げ装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、楽器練習用の機械式メトロノームにおいて、使用する前やゼンマイがすべて解きほぐれた際に当該装置に備えられているゼンマイ巻き上げつまみを用いて、ゼンマイを巻き上げるメトロノームが開示されている。(特許文献1)
しかし、通常の機械式メトロノームには主に金属製で板状の小さなゼンマイ巻き上げつまみが備えられているが、巻き上げの際にゼンマイ巻き上げつまみが指に食い込んで痛みを感じたり、子供や力の弱い人には巻き上げがしにくいという問題があった。
【0003】
また、ゼンマイ巻き上げつまみを手でつかんでゼンマイを巻き上げる場合、手首の可動回転角度の概ね180度であることと、巻き上げつまみの形状との兼ね合いで、巻き上げは通常180度ずつ巻き上げることになるが、頻繁に手首を大きく回転させ且つ、何度も操作することにより疲れを感じるといった問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-149354号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は前述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は機械式メトロノームゼンマイ巻き上げ補助装置を用いることで肉体的な苦痛を与えることなくゼンマイを巻き上げることができ、また、弱い力でもゼンマイの巻き上げが容易にできる機械式メトロノームゼンマイ巻き上げ補助装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述の課題を解決手段として請求項1に記載した発明は機械式メトロノームのゼンマイ巻き上げつまみに対応した形状の取付部と、前記取付部の一端側に設けられる円盤状のハンドル部を有することを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載した発明は前記取付部とハンドル部とが分離可能に構成されていることを特徴とする機械式メトロノームゼンマイ巻き上げ補助装置。
【0008】
請求項3に記載した発明は前記取付部が機械式メトロノームのぜんまい巻き上げつまみを挟み込めるように分割されていることを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載した発明は前記ハンドル部がクランク形状であることを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載した発明は前記ハンドル部がゼンマイ巻き上げつまみの回転軸を中心としたハンドルの外形寸法の半径が機械式メトロノームを設置する面からゼンマイ巻き上げつまみの回転軸までの距離以下であることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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