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公開番号
2024130159
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023039714
出願日
2023-03-14
発明の名称
部品搭載部材、ケース、時計、および部品搭載部材の製造方法
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G04B
37/11 20060101AFI20240920BHJP(時計)
要約
【課題】 金属で形成されたベース部材に端子を設けた場合でも、ベース部材と端子とが互いに導通しないようにすることができる部品搭載部材、それを備えたケース、それらを備えた時計、および部品搭載部材の製造方法を提供する。
【解決手段】 取付孔14が設けられて腕時計ケース1に取り付けられるベース部材である裏蓋8と、この裏蓋8の取付孔14に配置されて裏蓋8に取り付けられる端子取付部材12と、この端子取付部材12に露出して設けられた充電端子13と、を備え、裏蓋8は金属によって形成され、端子取付部材12は絶縁性を有する樹脂によって形成されている。従って、金属で形成された裏蓋8に充電端子13を設けた場合でも、裏蓋8と充電端子13とが互いに導通しないようにすることができる。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
取付孔が設けられてケースに取り付けられるベース部材と、
前記ベース部材の前記取付孔に配置されて前記ベース部材に取り付けられる取付部材と、
前記取付部材に露出して設けられた端子と、
を備え、
前記ベース部材は、金属によって形成されていて、
前記取付部材は、絶縁性を有する樹脂によって形成されている
ことを特徴とする部品搭載部材。
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【請求項2】
請求項1に記載の部品搭載部材において、
前記取付部材と前記ベース部材との間には、接着層が介在されている
ことを特徴とする部品搭載部材。
【請求項3】
請求項1に記載の部品搭載部材において、
前記取付部材と前記ベース部材とは、前記取付部材の外周面および前記ベース部材の前記取付孔の内周面が接着層を介して接着された状態で、一体に形成されている
ことを特徴とする部品搭載部材。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載の部品搭載部材において、
前記取付部材と前記ベース部材とは、前記取付部材の外周面および前記ベース部材の前記取付孔の内周面が前記接着層を介して接着された状態で、一体に形成されている
ことを特徴とする部品搭載部材。
【請求項5】
請求項2または請求項3に記載の部品搭載部材において、
前記接着層は、接着性を有する粘土状の流動体を前記ベース部材の前記取付孔の内面に塗布させてゲル状に乾燥させ、この状態で熱によって溶融させることにより、前記取付部材と前記ベース部材とを接着する
ことを特徴とする部品搭載部材。
【請求項6】
請求項2または請求項3に記載の部品搭載部材において、
前記ベース部材は、前記取付孔の内面に設けられた接合突起部を有し、
前記取付部材は、前記端子が取り付けられて前記ベース部材の前記取付孔内に配置される本体部と、前記本体部の外周部に設けられて前記ベース部材の前記取付孔の前記接合突起部が嵌合する溝部と、を備えている
ことを特徴とする部品搭載部材。
【請求項7】
請求項6に記載の部品搭載部材において、
前記ベース部材の前記取付孔内における少なくとも前記接合突起部の上下面には、前記接着層が設けられている
ことを特徴とする部品搭載部材。
【請求項8】
請求項2または請求項3に記載の部品搭載部材を備えていることを特徴とするケース。
【請求項9】
請求項8に記載されたケースを備えていることを特徴とする時計。
【請求項10】
取付孔を有するベース部材を金属によって成形する第1の工程と、
端子が取り付けられる取付部材を絶縁性の樹脂によって前記ベース部材の前記取付孔内に成形する第2の工程と、
を備えていることを特徴とする部品搭載部材の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、時計、携帯電話、携帯情報端末などの電子機器に用いられる部品搭載部材、それを備えたケース、それらを備えた時計、および部品搭載部材の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、腕時計においては、特許文献1に記載されているように、薄型化および軽量化を図るため、金属やカーボン樹脂などの導電性樹脂といった導電性の部材によって形成されたハウジングであるベース部材を備えるものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-169360
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような腕時計では、ベース部材が導電性を有するので、ベース部材に端子(例えば充電端子)を設けようとすると、充電端子とベース部材とが導通してしまい、充電端子としての機能が失われてしまうという問題がある。
【0005】
この発明が解決しようとする課題は、例えば、金属で形成されたベース部材に端子を設けた場合でも、ベース部材と端子とが互いに導通しないようにすることができる部品搭載部材、それを備えたケース、それらを備えた時計、および部品搭載部材の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は、取付孔が設けられてケースに取り付けられるベース部材と、前記ベース部材の前記取付孔に配置されて前記ベース部材に取り付けられる取付部材と、前記取付部材に露出して設けられた端子と、を備え、前記ベース部材は、金属によって形成されていて、前記取付部材は、絶縁性を有する樹脂によって形成されていることを特徴とする部品搭載部材である。
【0007】
また、この発明は、取付孔を有するベース部材を金属によって成形する第1の工程と、端子が取り付けられる取付部材を絶縁性の樹脂によって前記ベース部材の前記取付孔内に成形する第2の工程と、を備えていることを特徴とする部品搭載部材の製造方法である。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、例えば、金属で形成されたベース部材に端子を設けた場合でも、ベース部材と端子とが互いに導通しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
この発明を腕時計に適用した一実施形態を示した拡大正面図である。
図1に示された腕時計の拡大裏面図である。
図2に示された腕時計のA-A矢視において上下反転させて示した拡大断面図である。
図2に示された腕時計における裏蓋を示した拡大裏面図である。
図4に示された裏蓋のB-B矢視において上下反転させて示した拡大断面図である。
図5に示された裏蓋における部品搭載部材の要部を更に拡大して示した断面図である。
図5に示された裏蓋における部品搭載部材の成形品を成形用金型で成形する状態を示した拡大断面図である。
この発明を適用した腕時計の裏蓋におけるプライマー層の設置位置の変形例を示した要部の拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図1~図7を参照して、この発明を腕時計に適用した一実施形態について説明する。
この腕時計は、図1および図2に示すように、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1の6時側と12時側とには、時計バンド2が取り付けられるバンド取付部1aがそれぞれ設けられている。この腕時計ケース1の2時側、4時側、8時側および10時側には、スイッチ部3がそれぞれ設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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