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公開番号
2024153194
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-29
出願番号
2023066948
出願日
2023-04-17
発明の名称
時計用部品セット、及び時計用部品セットの製造方法
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G04B
19/10 20060101AFI20241022BHJP(時計)
要約
【課題】美観を担保することが可能な、時計用部品セット、及び時計用部品セットの製造方法を提供する。
【解決手段】第1面10aと、第1面10aと表裏関係にある第2面10bと、第1面10aから第2面10bに貫通する貫通孔11と、第2面10b側の貫通孔11の周囲に設けられた凹部12と、を有する文字板10と、貫通孔11に挿入された突起部22を有するアワーマーク20と、を備え、文字板10と突起部22とがレーザー照射により固定された時計用部品セット100であって、凹部12の中に、溶着痕40が形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面と、前記第1面と表裏関係にある第2面と、前記第1面から前記第2面に貫通する貫通孔と、前記第2面側の前記貫通孔の周囲に設けられた凹部と、を有する文字板と、
前記貫通孔に挿入された突起部を有する植えものと、を備え、
前記文字板と前記突起部とがレーザー照射により固定された時計用部品セットであって、
前記凹部の中に、溶着痕が形成されている、時計用部品セット。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の時計用部品セットであって、
前記凹部は、少なくとも円筒形状及び円錐形状のどちらか一方の形状を含む、時計用部品セット。
【請求項3】
請求項1に記載の時計用部品セットであって、
前記植えものは、アワーマーク、ネーム、エンブレム、小リング、窓枠である、時計用部品セット。
【請求項4】
第1面と、前記第1面と表裏関係にある第2面と、を有する文字板を準備する工程と、
前記文字板に貫通孔を形成する工程と、
前記文字板における前記第2面側の前記貫通孔の周囲に凹部を形成する工程と、
前記文字板の前記第1面側を加飾する工程と、
前記貫通孔に挿入する突起部を有する植えものを準備する工程と、
前記第1面側の前記貫通孔に、前記植えものの前記突起部を挿入する工程と、
前記第2面側の前記突起部にレーザーを照射し、前記貫通孔と前記植えものの前記突起部とを固定する工程と、
を有し、
前記固定する工程で発生する溶着痕は、前記凹部内に形成されている、時計用部品セットの製造方法。
【請求項5】
請求項4に記載の時計用部品セットの製造方法であって、
前記貫通孔を形成する工程の後に、前記凹部を形成する工程を行う、時計用部品セットの製造方法。
【請求項6】
請求項4に記載の時計用部品セットの製造方法であって、
前記貫通孔を形成する工程、及び、前記凹部を形成する工程、の後に、前記加飾する工程を行う、時計用部品セットの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、時計用部品セット、及び時計用部品セットの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、アワーマークなどの表示部材の足部を、文字板に設けられた貫通孔に挿入し、足部の先端部をカシメることによって、表示部材が文字板に固定される構造の時計が開示されている。また、足部の先端部にレーザーを照射することにより、文字板と足部とを固定する方法も知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-249450号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の方法では、レーザーを照射した部分に溶着痕やデブリと呼ばれる塊が発生し、デブリが付着することに起因して、文字板と重なる部品との間に隙間が生じ、部品がうまく組み立てられないという課題がある。つまり、溶着痕やデブリを除去する工程が必要となり、手間がかかるという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
時計用部品セットは、第1面と、前記第1面と表裏関係にある第2面と、前記第1面から前記第2面に貫通する貫通孔と、前記第2面側の前記貫通孔の周囲に設けられた凹部と、を有する文字板と、前記貫通孔に挿入された突起部を有する植えものと、を備え、前記文字板と前記突起部とがレーザー照射により固定された時計用部品セットであって、前記凹部の中に、溶着痕が形成されている。
【0006】
時計用部品セットの製造方法は、第1面と、前記第1面と表裏関係にある第2面と、を有する文字板を準備する工程と、前記文字板に貫通孔を形成する工程と、前記文字板における前記第2面側の前記貫通孔の周囲に凹部を形成する工程と、前記文字板の前記第1面側を加飾する工程と、前記貫通孔に挿入する突起部を有する植えものを準備する工程と、前記第1面側の前記貫通孔に、前記植えものの前記突起部を挿入する工程と、前記第2面側の前記突起部にレーザーを照射し、前記貫通孔と前記植えものの前記突起部とを固定する工程と、を有し、前記固定する工程で発生する溶着痕は、前記凹部内に形成されている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
時計の文字板側の構成を示す平面図。
図1に示す時計のA部を拡大して示す平面図。
図2に示す時計用部品セットのB-B線に沿う断面図。
時計用部品セットの製造方法を示す断面図。
時計用部品セットの製造方法を示す断面図。
時計用部品セットの製造方法を示す断面図。
時計用部品セットの製造方法を示す断面図。
時計用部品セットの製造方法を示す断面図。
時計用部品セットの製造方法を示す断面図。
変形例の時計用部品セットの構成を示す断面図。
変形例の時計用部品セットの構成を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下の各図においては、互いに直交する3つの軸をX軸、Y軸、及びZ軸として説明する。X軸に沿う方向を「X方向」、Y軸に沿う方向を「Y方向」、Z軸に沿う方向を「Z方向」とし、矢印の方向が+方向であり、+方向と反対の方向を-方向とする。なお、+Z方向を「上」又は「上方」、-Z方向を「下」又は「下方」ということもあり、+Z方向及び-Z方向から見ることを平面視あるいは平面的ともいう。また、Z方向+側の面を上面、これと反対側となるZ方向-側の面を下面として説明する。
【0009】
まず、図1を参照しながら、時計1の構成を説明する。
【0010】
図1に示すように、時計1は、ユーザーの手首に装着される腕時計であり、円筒状のケース2を備え、ケース2の内周側に、文字板10が配置されている。ケース2の二つの開口のうち、表面側の開口は、カバーガラス3で塞がれており、裏面側の開口は裏蓋(図示せず)で塞がれている。
(【0011】以降は省略されています)
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