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公開番号2024173410
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023091814
出願日2023-06-02
発明の名称電子時計
出願人セイコーウオッチ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G04G 13/00 20060101AFI20241205BHJP(時計)
要約【課題】ユーザーにとって、時刻の報知態様を即座に選択して時刻を報知させることができる電子時計を提供する。
【解決手段】複数であるN個の種類の時刻報知態様のそれぞれに対応するN個の報知スイッチと、音声合成機能と、N個の前記報知スイッチのうちで操作された前記報知スイッチに対応する前記時刻報知態様で、前記音声合成機能を用いて、時刻報知を行う制御を行う制御回路と、を備える電子時計。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数であるN個の種類の時刻報知態様のそれぞれに対応するN個の報知スイッチと、
音声合成機能と、
N個の前記報知スイッチのうちで操作された前記報知スイッチに対応する前記時刻報知態様で、前記音声合成機能を用いて、時刻報知を行う制御を行う制御回路と、
を備える電子時計。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
N個の種類の前記時刻報知態様は、
音量が違う態様、
速度が違う態様、
音声内容が違う態様、
言語が違う態様、
声の性別が違う態様、
のうちのいずれかである、
請求項1に記載の電子時計。
【請求項3】
N個の種類の前記時刻報知態様のそれぞれに対応するN個の音声データを記憶するメモリーを備え、
前記音声合成機能は、N個の種類の前記時刻報知態様のそれぞれに対応する前記音声データを用いて音声合成を行う、
請求項1または請求項2に記載の電子時計。
【請求項4】
少なくとも2個の前記報知スイッチは、前記電子時計の正面の側に配置されており、かつ、互いに隣接しない位置に配置されている、
請求項1または請求項2に記載の電子時計。
【請求項5】
N個の種類の前記時刻報知態様は、音量が違う態様であり、
2個の前記報知スイッチは、前記電子時計の正面の側に配置されており、かつ、互いに隣接しない位置である上下の位置または左右の位置に配置されている、
請求項1に記載の電子時計。
【請求項6】
前記2個の前記報知スイッチのうち、音量が低い方の前記時刻報知態様に対応する前記報知スイッチは、前記上下のうちの下側、または、前記左右のうちの右側に、配置されている、
請求項5に記載の電子時計。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電子時計に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
音声合成機能付きの電子時計が広く商品化されている。
一例として、ユーザーが時刻を知りたい時に所定の報知スイッチを操作すると、現時刻を音声合成により報知する電子時計が知られている。
他の例として、時刻修正時に、音声合成によりガイドを行う電子時計が知られている。
他の例として、アラームセット時刻に時刻が一致した際に、自動で音声合成により時刻を報知する電子時計が知られている。
また、音量をつまみで調整することが可能な音声合成クロックも製品化されている。
【0003】
特許文献1に記載された音声報知時計では、時刻音声報知手段、日付音声報知手段、特定条件を判別する手段、及び、特定の条件のときは日付または日付と時刻を音声報知するように選択し、特定の条件時以外は時刻を音声報知するように選択する手段と、を備える(特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実公昭61-2953号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術に係る電子時計では、1個の専用の報知スイッチを有し、当該報知スイッチが操作されたときに一定の音量で時刻を再生するため、周囲の騒音が大きい環境では、ユーザーにとって音声再生操作を行っても時刻が聞こえず時計を耳に近付けて再度時刻を報知させることがしばしば起こっていた。
【0006】
例えば、音量つまみで音量をあらかじめ設定することが可能な音声合成クロックも製品化されているが、当該製品は目覚まし時計として使用することを想定したものであり、周囲の騒音及び環境が変化する中でユーザーが即座に時刻を知りたい日常生活には適していなかった。
【0007】
このように、従来技術に係る電子時計では、音量等の時刻報知機能の変更を行う場合には設定モード等に移行して所望の設定値を変える必要があり、ユーザーにとって必要とされる種類の時刻報知を即座に行うことができないという問題があった。
【0008】
なお、音量ばかりでなく、音量以外の設定値についても、都度設定を変えずに異なる音声報知を行わせたいという要望も存在した。当該設定値としては、例えば、通常速度報知と高速報知などがある。これらの設定値についても、ユーザーにとって、あらかじめ設定してから報知スイッチを操作して報知させるよりも、それぞれの状況に応じて即座に報知態様を選択して報知させたいという要求があった。
【0009】
本開示は、このような事情を考慮してなされたもので、ユーザーにとって、時刻の報知態様を即座に選択して時刻を報知させることができる電子時計を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の一態様は、複数であるN個の種類の時刻報知態様のそれぞれに対応するN個の報知スイッチと、音声合成機能と、N個の前記報知スイッチのうちで操作された前記報知スイッチに対応する前記時刻報知態様で、前記音声合成機能を用いて、時刻報知を行う制御を行う制御回路と、を備える電子時計である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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