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公開番号
2025015451
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024108048
出願日
2024-07-04
発明の名称
アナログ表示要素及び時計
出願人
ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G04B
19/04 20060101AFI20250123BHJP(時計)
要約
【課題】時計に装着されることが意図された表示要素を提供する。
【解決手段】インサート3を埋め込みにより受容するように構成された組み付けエリア5を含む一部分4が設けられた本体2を含み、埋め込み可能なインサートには、表示要素1を駆動シャフトに調整するように構成されたシャフト孔13が設けられ、本体は、前記インサートが溶融によって埋め込まれる軟化特性を有する材料から作られた一部分を含み、インサートは、表示要素の本体)の一部分に接続されるパターン付き外表面が設けられた周縁壁を含み、外表面は、インサート(が一部分に機械的に固定されることを保証するように構成され、周縁壁は、本体の一部分の対向面から、両方向それぞれに突出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
時計に装着されることが意図された表示要素(1)であって、
インサート(3)を埋め込みにより受容するように構成された組み付けエリア(5)を含む一部分(4)が設けられた本体(2)を含み、
前記埋め込み可能なインサート(3)には、前記表示要素(1)を駆動シャフトに調整するように構成されたシャフト孔(13)が設けられ、
前記本体(2)は、前記インサート(3)が溶融によって埋め込まれる軟化特性を有する材料から作られた一部分(4)を含み、
前記インサート(3)は、前記表示要素(1)の前記本体(2)の前記一部分(4)に接続されるパターン付き外表面(7a)が設けられた周縁壁(6)を含み、
前記外表面(7a)は、前記インサート(3)が前記一部分(4)に機械的に固定されることを保証するように構成され、
前記周縁壁(6)は、前記本体(2)の前記一部分(4)の対向面から、両方向それぞれに突出する、表示要素(1)。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記周縁壁(6)には接続外表面(7a)が設けられ、前記組み付けエリア(5)の厚さ(E2)に対応する前記接続外表面(7a)の一部分が、複数のレリーフパターン(8)を含むことによって全体的にパターン付けされる、請求項1に記載の表示要素(1)。
【請求項3】
前記インサート(3)は、前記本体(2)の前記一部分(4)の対向面から両側それぞれに突出する第1部分及び第2部分(14a、14b)を含む、請求項1に記載の表示要素(1)。
【請求項4】
前記インサート(3)は、前記本体(2)の前記一部分(4)の対向面から両側それぞれに突出する第1部分及び第2部分(14a、14b)を含み、前記インサート(3)の前記第1部分及び第2部分(14a、14b)が同様の厚さ(E3、E4)を有する、請求項1に記載の表示要素(1)。
【請求項5】
前記インサート(3)は第1部分及び第2部分(14a、14b)を含み、これら第1部分及び第2部分(14a、14b)それぞれの自由端が、前記インサート(3)が溶融によって埋め込まれやすくなる前記本体(2)の前記一部分(4)の材料を通過するように構成される挿入エリア(15a、15b)を含む、請求項1に記載の表示要素(1)。
【請求項6】
前記軟化特性を有する材料は、すべて又は一部が、前記軟化特性を有するプラスチック材料を含む、請求項1に記載の表示要素(1)。
【請求項7】
前記埋め込み可能なインサート(3)は、前記一部分(4)を構成する材料の軟化点よりも高い軟化点を有する材料から作られる、請求項1に記載の表示要素(1)。
【請求項8】
前記一部分(4)は、前記インサート(3)及び前記一部分(4)それぞれを構成する材料の溶融/統合/関連付けによって、詳しくは、超音波による溶融/統合/関連付けによって、埋め込まれた前記インサート(3)を含む、請求項1に記載の表示要素(1)。
【請求項9】
この要素(1)の長手方向対称面(P1)及び/又は短手方向対称面(P2)に対して対称的である請求項1に記載の表示要素(1)。
【請求項10】
表示針であり、前記表示針の本体(2)が、前記埋め込み可能なインサート(3)によって形成されたパイプ(5)を含む組み付けエリア(5)が設けられたプレート(2)を含む、請求項1に記載の表示要素(1)。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、時計製造の分野に関し、詳しくは、時計の針又は表示ディスクのようなアナログ表示要素の分野に関する。
続きを表示(約 960 文字)
【0002】
本発明はさらに、このような表示要素を含む時計に関する。
【背景技術】
【0003】
時計の表示インジケータとしての使用が意図される針のような表示要素の製造は特に複雑であり、特に針が最高級時計向けの場合、針は特に入念な表面外観を有する必要があり、随意的にファセットを有する必要がある。
【0004】
針は通常、真ちゅう、鋼鉄、金、アルミニウム又は特殊合金から作られる。これらの針には、亜鉛メッキ、塗装、酸化処理、ニス塗り、PVDコーティング、ブルーイング(bluing)/陽極酸化処理、又は使用材料が金の場合はラフ加工が施され得る。これらの針は典型的に、機械加工又はスタンピングによって製造され、例えば研磨、サンドブラスト、サテン仕上げ等の表面処理が施され得る。
【0005】
これらの表示針の一つの欠点は、例えば、透明又は半透明の本体を有する針を作ることとなった場合、その装飾の可能性が限られることにある。さらに、このような針に使用される材料は密度が高い。これは、慣性モーメントが大きく、アンバランス力が大きいことを意味するので、衝撃中に針のフローティング及び針のスリッピングそれぞれが生じる。
【0006】
先行技術において提案されている一つのソリューションは、合成材料を使用して針を製造するというものである。しかしながら、このような針を駆動シャフトに組み付けると、クリープによる塑性変形の結果、これらの針がそれらのパイプに取り付けられたままになってしまうという問題がある。
【発明の概要】
【0007】
本発明の目的は、先行技術の様々な欠点を克服することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、時計の表示機構の駆動シャフトに非金属プレートを有する針のような表示要素の保持を改善することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、低減された重量の表示要素、及び任意の所望形状の表示要素を与えることにある。
【0010】
本発明の他の目的は、経時的にロバストであって製造コストが低減された表示要素を与えることにある。
(【0011】以降は省略されています)
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