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公開番号2025017558
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023120670
出願日2023-07-25
発明の名称表示部材および時計
出願人カシオ計算機株式会社
代理人個人,個人
主分類G04B 37/18 20060101AFI20250130BHJP(時計)
要約【課題】 視認性を高めることができる表示部材、およびそれを備えた時計を提供する。
【解決手段】 傾斜角度が異なる第1の面である外周側面24と第2の面である内周側面25とを有し、外周側面24に第1表記26が表示されており、内周側面25に第2表記27が表示されている。従って、外周側面24と内周側面25とが異なる傾斜角度で傾斜しているので、外周側面24に表示された第1表記26と内周側面25に表示された第2表記27とを良好に視認することができ、これにより視認性を高めることができる。
【選択図】 図1

特許請求の範囲【請求項1】
傾斜角度が異なる第1の面と第2の面とを有し、
前記第1の面に第1表記が表示されており、
前記第2の面に第2表記が表示されている
ことを特徴とする表示部材。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
請求項1に記載の表示部材において、
前記第1表記と前記第2表記とは、所定の基準に基づいて定まる複数の値を、互いに相補的に表示する
ことを特徴とする表示部材。
【請求項3】
請求項1に記載の表示部材において、
前記第1の面は、前記第2の面の外側に同心状に配置されている
ことを特徴とする表示部材。
【請求項4】
請求項1に記載の表示部材において、
前記第1の面と前記第2の面とのうち、少なくとも一方は、視認方向に対して傾斜している
ことを特徴とする表示部材。
【請求項5】
請求項3に記載の表示部材において、
前記第1の面と前記第2の面とのうち一方は、視認方向に対して直交している
ことを特徴とする表示部材。
【請求項6】
請求項1に記載の表示部材において、
前記第1の面に表示された前記第1表記と、前記第2の面に表示された前記第2表記とは、それぞれ異なる大きさで表示されている
ことを特徴とする表示部材。
【請求項7】
請求項1に記載の表示部材において、
前記第1の面と前記第2の面とには、それぞれ異なる表面処理が施されている
ことを特徴とする表示部材。
【請求項8】
請求項1に記載された表示部材を備えていることを特徴とする時計。
【請求項9】
請求項8に記載の時計において、
前記表示部材は、ベゼルまたは見切り部材である
ことを特徴とする時計。
【請求項10】
請求項8に記載の時計において、
前記第1表記及び前記第2表記の複数の値は、タキメータの速度、時計の時刻、またはワールドタイムにおける世界の都市名である
ことを特徴とする時計。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、腕時計などの電子機器に用いられる表示部材、およびそれを備えた時計に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、腕時計においては、特許文献1に記載れているように、腕時計ケースの本体ケースに表示部材であるベゼルを設け、このベゼルに表記であるワールドタイムの各都市名を表示することにより、世界の各都市の時刻を知ることができるように構成したものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-286049号公報
【0004】
このような腕時計の表示部材であるベゼルは、リング状のベゼルの1つの上面において、リングの径方向における外側のリング状領域と内側のリング領域に分かれて、各都市名が刻印されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、外側のリング状領域の刻印と内側のリング領域の刻印とが隣接する部分では、それらの刻印が混然一体となって見えてしまい、視認性に劣る。
【0006】
この発明が解決しようとする課題は、視認性を高めることができる表示部材、およびそれを備えた時計を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、傾斜角度が異なる第1の面と第2の面とを有し、前記第1の面に第1表記が表示されており、前記第2の面に第2表記が表示されていることを特徴とする表示部材である。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、視認性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
この発明を腕時計に適用した第1実施形態を示した拡大正面図である。
図1に示された腕時計のA-A矢視における要部を示した拡大断面図である。
この発明を腕時計に適用した第2実施形態を示した拡大正面図である。
図3に示された腕時計のB-B矢視における要部を示した拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1実施形態)
以下、図1および図2を参照して、この発明を腕時計に適用した第1実施形態について説明する。
この腕時計W1は、図1に示すように、ケース1を備えている。このケース1の12時側と6時側とには、時計バンド2が取り付けられるバンド取付部3がそれぞれ設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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