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公開番号
2025014627
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117332
出願日
2023-07-19
発明の名称
腕時計
出願人
シチズン時計株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
G04B
19/06 20060101AFI20250123BHJP(時計)
要約
【課題】ソーラーパネルの一部が遮光されるときの発電量の低下を抑制できる腕時計を提供する。
【解決手段】腕時計1は、指針と、指針の回転軸3xの周りに配置されたソーラーパネル4と、を備え、ソーラーパネルは、直列に接続される少なくとも三個のソーラーセルを含み、ソーラーセルのそれぞれは、十二時と六時とを結ぶ仮想線ILに対して九時の側に配置された第一領域51,61,71,81と、仮想線に対して三時の側に配置された第二領域52,62,72,82と、を有し、互いに隣接する二つのソーラーセルの間の境界線は、回転軸を中心とする半径方向に延在する直線部B1,B2,B3,B4,B5,B6,B7,B8を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
指針と、
前記指針の回転軸の周りに配置されたソーラーパネルと、
を備え、
前記ソーラーパネルは、直列に接続される少なくとも三個のソーラーセルを含み、
前記ソーラーセルのそれぞれは、十二時と六時とを結ぶ仮想線に対して九時の側に配置された第一領域と、前記仮想線に対して三時の側に配置された第二領域と、を有し、
互いに隣接する二つの前記ソーラーセルの間の境界線は、前記回転軸を中心とする半径方向に延在する直線部を含む
ことを特徴とする腕時計。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
一つの前記ソーラーセルは、前記第一領域と前記第二領域とをつなぐ接続領域を有し、
前記接続領域は、前記ソーラーパネルにおける前記半径方向の外側の端部または前記半径方向の内側の端部に配置される
請求項1に記載の腕時計。
【請求項3】
前記ソーラーパネルは、複数の前記直線部を有し、
複数の前記直線部が前記回転軸を中心とする周方向に等間隔で配置される
請求項1または2に記載の腕時計。
【請求項4】
一つの前記ソーラーセルの前記接続領域は、他の一つの前記ソーラーセルにおける前記半径方向の外側の縁に沿って配置され、または他の一つの前記ソーラーセルにおける前記半径方向の内側の縁に沿って配置される
請求項2に記載の腕時計。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、腕時計に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ソーラーセルを有する時計がある。特許文献1には、太陽電池と、太陽電池の表面側に設置された透光性の文字板とを備える太陽電池付電子時計が開示されている。この太陽電池は、文字板の中心点を通る分割線で扇状に3分割された第1ソーラーセル、第2ソーラーセル、第3ソーラーセルを備え、第1ソーラーセルおよび第2ソーラーセルは、文字板の12時と6時を示す目盛を結ぶ線分で区画された左右2つの領域に跨って配置され、第3ソーラーセルは、左右2つの領域の一方の領域のみに配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-108908号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
腕時計において、ユーザーの袖などによってソーラーパネルの一部が遮光されるときの発電量の低下を抑制できることが望ましい。例えば、特許文献1の太陽電池付電子時計では、左右2つの領域のうち、第3ソーラーセルが位置する領域が遮光された場合、太陽電池が発電を行なうことができなくなる。ソーラーパネルにおける2つの領域の一方が遮光されたとしても他方の領域で発電できることが好ましい。
【0005】
本発明の目的は、ソーラーパネルの一部が遮光されるときの発電量の低下を抑制できる腕時計を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の腕時計は、指針と、前記指針の回転軸の周りに配置されたソーラーパネルと、を備え、前記ソーラーパネルは、直列に接続される少なくとも三個のソーラーセルを含み、前記ソーラーセルのそれぞれは、十二時と六時とを結ぶ仮想線に対して九時の側に配置された第一領域と、前記仮想線に対して三時の側に配置された第二領域と、を有し、互いに隣接する二つの前記ソーラーセルの間の境界線は、前記回転軸を中心とする半径方向に延在する直線部を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る腕時計において、複数のソーラーセルのそれぞれは、十二時と六時とを結ぶ仮想線に対して九時の側に配置された第一領域と、仮想線に対して三時の側に配置された第二領域と、を有し、互いに隣接する二つのソーラーセルの間の境界線は、回転軸を中心とする半径方向に延在する直線部を含む。本発明に係る腕時計によれば、ソーラーパネルの一部が遮光されるときの発電量の低下を抑制できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る腕時計の平面図である。
図2は、実施形態に係る4個のソーラーセルを有するソーラーパネルの平面図である。
図3は、実施形態に係る4個のソーラーセルを有するソーラーパネルの平面図である。
図4は、実施形態に係る4個のソーラーセルを有するソーラーパネルの平面図である。
図5は、実施形態に係る5個のソーラーセルを有するソーラーパネルの平面図である。
図6は、実施形態に係る6個のソーラーセルを有するソーラーパネルの平面図である。
図7は、実施形態に係る4個のソーラーセルを有するソーラーパネルの平面図である。
図8は、実施形態に係る4個のソーラーセルを有するソーラーパネルの平面図である。
図9は、実施形態に係る4個のソーラーセルを有するソーラーパネルの平面図である。
図10は、実施形態に係る3個のソーラーセルを有するソーラーパネルの平面図である。
図11は、実施形態の第1変形例に係るソーラーパネルの平面図である。
図12は、実施形態の第1変形例に係るソーラーパネルの断面図である。
図13は、実施形態の第1変形例に係る他のソーラーパネルの平面図である。
図14は、実施形態の第1変形例に係る他のソーラーパネルの断面図である。
図15は、実施形態の第2変形例に係るソーラーパネルの平面図である。
図16は、実施形態の第2変形例に係るソーラーパネルの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係る腕時計につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図9を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、腕時計に関する。実施形態の腕時計1は、ユーザーの腕に装着される時計であり、例えば、電子時計である。図1に示すように、実施形態に係る腕時計1は、外装ケース2、指針3、ソーラーパネル4、風防11、電池12、文字板31、第一ボタン35、第二ボタン36、およびリューズ37を有する。指針3は、秒針32、分針33、および時針34を有する。外装ケース2は、略円筒形状のケース本体21およびかん22を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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