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公開番号2025023224
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2024210103,2021029452
出願日2024-12-03,2021-02-26
発明の名称時計ケース及び電子時計
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G04B 39/02 20060101AFI20250206BHJP(時計)
要約【課題】防水性を確保しながらよりコンパクトに外装部材を組み合わせることのできる時計ケース及び電子時計を提供する。
【解決手段】時計ケースは、筐体(10)と、側面のうち第1部分(21)が筐体(10)と対向する風防ガラス(20)と、筐体(10)と風防ガラス(20)との間に位置して筐体(10)の内部を防水する接着剤(51)と、外装部材(30)と、を備える。外装部材(30)は、風防ガラス(20)の側面における第1部分(21)とは異なる第2部分(22)と対向している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
側面のうち第1部分が前記筐体と対向する風防ガラスと、
前記筐体と前記風防ガラスとの間に位置して前記筐体内を防水する防水部材と、
外装部材と、
を備え、
前記外装部材は、前記風防ガラスの側面における前記第1部分とは異なる第2部分と対向している
ことを特徴とする時計ケース。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記防水部材は、前記第1部分と前記筐体との間に位置することを特徴とする請求項1記載の時計ケース。
【請求項3】
前記風防ガラスの前記第2部分は、全体が前記外装部材と接していないことを特徴とする請求項1又は2記載の時計ケース。
【請求項4】
前記防水部材は接着剤であることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の時計ケース。
【請求項5】
前記筐体は、前記第1部分と対向する部分に突起部を有することを特徴とする請求項4記載の時計ケース。
【請求項6】
前記突起部は、前記筐体に対する前記風防ガラスの側面の位置範囲を規定することを特徴とする請求項5記載の時計ケース。
【請求項7】
前記筐体は、前記第1部分と対向する部分に位置する突起部と、前記風防ガラスの内面の外縁に沿った第3部分を支持する支持部とを有することを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の時計ケース。
【請求項8】
前記防水部材は、前記第3部分と前記筐体との間に位置することを特徴とする請求項7記載の時計ケース。
【請求項9】
前記第1部分の高さは、前記第3部分の幅以下であることを特徴とする請求項7又は8記載の時計ケース。
【請求項10】
前記風防ガラスの前記第2部分は、前記第1部分に対して傾斜していることを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載の時計ケース。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、時計ケース及び電子時計に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
電子時計、特に身体に装着する腕時計は、様々な環境で利用されることから、防水性が付与されているものもある。防水性の付与には、Oリング(パッキン)などが用いられるものと、接着剤により密閉構造を得るものとが知られている。
【0003】
一方で、電子時計では、ベゼルなどの外装部材を更に組み合わせてデザイン性や耐衝撃性を高めているものがある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-4869号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、防水性を確保しながら外装部材を組み合わせる場合に、従来の技術では、電子時計のサイズ、特に厚みが大きくなり、コンパクトにしづらいという課題があった。
【0006】
この発明の目的は、防水性を確保しながらよりコンパクトに外装部材を組み合わせることのできる時計ケース及び電子時計を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明は、
筐体と、
側面のうち第1部分が前記筐体と対向する風防ガラスと、
前記筐体と前記風防ガラスとの間に位置して前記筐体内を防水する防水部材と、
外装部材と、
を備え、
前記外装部材は、前記風防ガラスの側面における前記第1部分とは異なる第2部分と対向している
ことを特徴とする時計ケースである。
【発明の効果】
【0008】
本発明に従うと、時計ケースの防水性を確保しながら、よりコンパクトに外装部材を組み合わせることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の電子時計の構造を説明する断面図である。
筐体の一部を見た斜視図である。
筐体の中心軸を含む面での断面の一部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の電子時計1の構造を説明する断面図である。
電子時計1は、時計ケース100と、表示部200と、動作部300などを備える。
時計ケース100は、表示部200及び動作部300を内部に収容する。時計ケース100は、筐体10と、風防ガラス20と、外装部材30と、裏蓋40などを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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