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公開番号
2025002301
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102378
出願日
2023-06-22
発明の名称
時計用部品および時計
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類
G04B
19/06 20060101AFI20241226BHJP(時計)
要約
【課題】高彩度の色調を表現することができる時計用部品を提供すること。
【解決手段】時計用部品は、基材と、基材の少なくとも一部を覆う多層膜と、を備え、多層膜は、酸化物層またはフッ化物層から構成され、乾式メッキにより形成された色調整膜を備え、色調整膜は、屈折率が2.0以上の第1色調整膜と、屈折率が1.5以上かつ2.0未満の第2色調整膜と、屈折率が1.5未満の第3調整膜と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
基材と、
前記基材の少なくとも一部を覆う多層膜と、を備え、
前記多層膜は、酸化物層またはフッ化物層から構成され、乾式メッキにより形成された色調整膜を備え、
前記色調整膜は、屈折率が2.0以上の第1色調整膜と、屈折率が1.5以上かつ2.0未満の第2色調整膜と、屈折率が1.5未満の第3色調整膜と、を備える
ことを特徴とする時計用部品。
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【請求項2】
請求項1に記載の時計用部品において、
前記第2色調整膜は、層厚が前記第1色調整膜および前記第3色調整膜よりも大きく、かつ、100nm以上である
ことを特徴とする時計用部品。
【請求項3】
請求項2に記載の時計用部品において、
前記第2色調整膜は、層厚が200nm以上である
ことを特徴とする時計用部品。
【請求項4】
請求項1に記載の時計用部品において、
前記第1色調整膜および前記第3色調整膜は、層厚が50nm以上である
ことを特徴とする時計用部品。
【請求項5】
請求項1に記載の時計用部品において、
前記第1色調整膜は、Ta
2
O
5
、TiO、TiO
2
、TiO
3
、Ti
2
O
3
、Ti
2
O
5
、Ti
3
O
5
、ZrO
2
、および、Nb
2
O
5
の少なくとも1種を含む材料から構成される
ことを特徴とする時計用部品。
【請求項6】
請求項1に記載の時計用部品において、
前記第2色調整膜は、SiO、Al
2
O
3
、MgO、SnO
2
、YF
3
、LaF
3
、CeF
3
、および、NdF
3
の少なくとも1種を含む材料から構成される
ことを特徴とする時計用部品。
【請求項7】
請求項1に記載の時計用部品において、
前記第3色調整膜は、SiO
2
、AlF
3
、MgF
2
、および、BaF
2
の少なくとも1種を含む材料から構成される
ことを特徴とする時計用部品。
【請求項8】
請求項1に記載の時計用部品において、
前記多層膜は、金属層から構成される色吸収膜を備え、前記色調整膜と前記色吸収膜とを合計した層数が10層未満である
ことを特徴とする時計用部品。
【請求項9】
請求項8に記載の時計用部品において、
前記色吸収膜は、Ag、Pt、Au、Al、Cr、Ni、Sn、Fe、および、Tiの少なくとも1種を含む材料から構成される
ことを特徴とする時計用部品。
【請求項10】
請求項1に記載の時計用部品を備える
ことを特徴とする時計。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、時計用部品および時計に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、金属光沢部である基板上に、色調を調整する調色膜を積層した時計用部品が開示されている。
特許文献1の時計用部品では、金属光沢部および調色膜により外観の色調を調整することで、貴金属を主材料として用いなくても審美性を優れたものにできるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-124267号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、貴金属のような審美性を持たせることはできるものの、高彩度の色調を表現することが難しいといった問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の時計用部品は、基材と、前記基材の少なくとも一部を覆う多層膜と、を備え、前記多層膜は、酸化物層またはフッ化物層から構成され、乾式メッキにより形成された色調整膜を備え、前記色調整膜は、屈折率が2.0以上の第1色調整膜と、屈折率が1.5以上かつ2.0未満の第2色調整膜と、屈折率が1.5未満の第3調整膜と、を備えることを特徴とする。
【0006】
本開示の時計は、前記時計用部品の製造方法にて製造された時計用部品を用いて構成されることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係る時計を示す正面図。
前記実施形態の文字板の要部を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[実施形態]
以下、本開示の一実施形態に係る時計1を図面に基づいて説明する。
図1は、時計1を示す正面図である。本実施形態では、時計1は、ユーザーの手首に装着される腕時計として構成される。
図1に示すように、時計1は、金属製のケース2を備える。そして、ケース2の内部には、円板状の文字板10と、秒針3、分針4、時針5と、りゅうず7と、Aボタン8と、Bボタン9とを備える。なお、文字板10は本開示の時計用部品の一例である。
文字板10には、時刻を指示するためのアワーマーク6が設けられている。
【0009】
[文字板]
図2は、文字板10の要部を示す断面図である。
図に示すように、文字板10は、基材11と、多層膜12とを備えている。
本実施形態では、基材11は、全体にわたって多層膜12に覆われている。なお、文字板10は、上記構成に限られるものではなく、例えば、基材11の表面111の一部を覆うように多層膜12が積層されていてもよい。
【0010】
[基材]
基材11の材質は、鉄、真鍮、アルミニウム等の金属や、樹脂等から構成される。なお、基材11を樹脂により構成する場合、当該樹脂は、光を透過させない非透光性樹脂であってもよく、あるいは、光を透過させる透光性樹脂であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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