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公開番号
2024137764
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-07
出願番号
2024031092
出願日
2024-03-01
発明の名称
作動要素及びプッシャを備える時計
出願人
ランゲ ウーレン ゲーエムベーハー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G04B
37/06 20060101AFI20240927BHJP(時計)
要約
【課題】作動要素及びプッシャを備える時計において、従来の欠点を回避すると共に、少ない個数のプッシャで、プッシャの個数よりも多くの機能の切り替え可能性を実現する。
【解決手段】本発明は、作動要素と、プッシャ9とを備える時計に関し、作動要素は、少なくとも2つの位置に調整可能である。作動要素の第1位置において、プッシャ9は、中立位置から第1レバーアセンブリ10を介して時計の第1機能を有効に作動切り替え可能である。作動要素の第2位置において、プッシャ9は、第2レバーアセンブリ11を介して時計の第2機能を有効に作動切り替え可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
作動要素と、プッシャ(9)とを備える時計であって、前記作動要素が、少なくとも2つの位置に調整可能であり、前記作動要素の第1位置において、前記プッシャ(9)が、中立位置から第1レバーアセンブリ(10)を介して前記時計の第1機能を有効に作動切り替え可能である時計において、
前記作動要素の第2位置において、前記プッシャ(9)が、第2レバーアセンブリ(11)を介して前記時計の第2機能を有効に作動切り替え可能であることを特徴とする、時計。
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【請求項2】
請求項1に記載の時計であって、前記作動要素が、軸線方向において、前記第1位置と前記第2位置との間で調整可能であることを特徴とする、時計。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の時計であって、前記作動要素の更なる位置により、前記時計の更なる機能が有効に作動切り替え可能であることを特徴とする、時計。
【請求項4】
請求項1~3の何れか一項に記載の時計であって、前記作動要素により、更なるプッシャ(19)が、前記時計における2つの更なる機能を有効に作動切り替え可能であることを特徴とする、時計。
【請求項5】
請求項1~4の何れか一項に記載の時計であって、前記作動要素が、軸線方向に変位可能な巻き軸(1)であり、該巻き軸(1)により、前記プッシャ(9,19)の有効な切り替え可能性に加えて、前記時計の香箱が巻き位置で巻き上げ可能であり、及び/又は、前記時計の針設定が針設定位置で変更可能であることを特徴とする、時計。
【請求項6】
請求項1~5の何れか一項に記載の時計であって、前記プッシャ(9,19)が、非作動の場合、中立位置に自動的に戻るよう切り替え可能であることを特徴とする、時計。
【請求項7】
請求項1~6の何れか一項に記載の時計であって、前記作動要素により、切り替えレバー軸線(6,6')周りで旋回可能な切り替えレバー(7,7')が、第1切り替え位置と第2切り替え位置とに旋回可能であり、前記第1切り替え位置において、前記第1レバーアセンブリ(10,10')が、前記時計の第1機能に有効に作動可能に切り替えられ、前記第2切り替え位置において、前記第2レバーアセンブリ(11,11')が、前記時計の第2機能に有効に作動可能に切り替えられていることを特徴とする、時計。
【請求項8】
請求項7に記載の時計であって、前記切り替えレバー(7,7')により、スライダ(8,8')が、第1調整位置と第2調整位置との間で調整可能であり、前記スライダ(8,8')により、前記第1調整位置において、前記プッシャ(9,19)と前記第1レバーアセンブリ(10,10')との間で作動接続が確立可能であり、前記第2調整位置において、前記プッシャ(9,19)と前記第2レバーアセンブリ(11,11')との間で作動接続が確立可能であることを特徴とする、時計。
【請求項9】
請求項8に記載の時計であって、前記スライダが、伝達要素を有し、該伝達要素が、前記第1調整位置において、前記プッシャ(9,19)と前記第1レバーアセンブリにおける第1負荷要素(17,17')との間に配置され、前記第2調整位置において、前記プッシャ(9,19)と前記第2レバーアセンブリ(11,11')における第2負荷要素(18,18')との間に配置されていることを特徴とする、時計。
【請求項10】
請求項1~9の何れか一項に記載の時計であって、前記レバーアセンブリ(10,10')が、第1レバー軸線(13,13')周りで旋回可能な第1レバー(14,14')を有し、前記第2レバーアセンブリ(11,11')が、第2レバー軸線(15,15')周りで旋回可能な第2レバー(16,16')を有することを特徴とする、時計。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作動要素と、プッシャとを備える時計に関し、作動要素は、少なくとも2つの位置に調整可能であり、作動要素の第1位置において、プッシャは、中立位置から第1レバーアセンブリを介して時計の第1機能を有効に作動切り替え可能である。
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【背景技術】
【0002】
リューズ及び1個のプッシャ又は複数のプッシャを備える時計では、プッシャに常に単一かつ特定の機能を割り当てることが既知である。例えば、月修正部としてのプッシャは、カレンダ表示の月だけを修正する。クロノグラフにおけるスタート/ストップ・プッシャは、ストップウォッチの計測停止と計測開始との間でモードを切り替える。
【0003】
複数の機能を備える時計では、複数のプッシャが設けられている場合がある。例えば、パーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)付きストップウォッチは、最大で7個のプッシャを備えることができる。その結果、部品及び設置スペースが大きくなり、プッシャアセンブリに関して分かり難さが生じ、誤操作の恐れが生じる。更に、各プッシャを水の浸入に対してシールするために、より大きな手間がかかる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従って、本発明の課題は、冒頭に述べたタイプの作動要素及びプッシャを備える時計において、上述した欠点を回避すると共に、少ない個数のプッシャで、プッシャの個数よりも多くの機能の切り替え可能性を実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この課題を解決するため、作動要素の第2位置において、プッシャは、第2レバーアセンブリを介して時計の第2機能を有効に作動切り替え可能であることを特徴とする。
【0006】
この構成により、作動要素の第2位置によって同じ1個のプッシャが第1機能から第2機能に有効に切り替え可能である。換言すれば、1個のプッシャが時計における2つの機能を有効に作動させることができる。これにより、部品数及び必要な設置スペースが減少する。
【0007】
省スペースで簡単な構成において、作動要素は、軸線方向において、第1位置と第2位置との間で調整することができる。
【0008】
プッシャの個数の更なる減少は、作動要素の更なる位置により、時計の更なる機能が有効に作動切り替え可能になることで実現することができる。
【0009】
複数の機能において、作動要素は、軸線方向に変位可能な巻き軸とすることができ、その巻き軸により、プッシャの有効な切り替え可能性に加えて、時計の香箱が巻き位置で巻き上げ可能であり、及び/又は時計の針設定が針設定位置で変更可能である。
【0010】
機能を有効に作動切り替えした後、プッシャを能動的にリセットする必要性をなくすために、プッシャは、非作動の場合、中立位置に自動的に戻るよう切り替え可能とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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