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公開番号
2024137226
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-07
出願番号
2023048669
出願日
2023-03-24
発明の名称
機器及び機器の製造方法
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G04B
37/18 20060101AFI20240927BHJP(時計)
要約
【課題】透光性を有する外装部材が用いられる機器等の外観を損ねてしまうことを抑制することができる、外装部材、時計、外装部材の製造方法、機器の製造方法、及び時計の製造方法、を提供する。
【解決手段】本発明の一形態にかかる外装部材(時計ケース10)は、透光性を有し、開口部の内方に別の部材(センターケース11)が配置される外装部材であって、
前記開口部の内周面には視認性を有する第1膜(32)が設けられ、前記第1膜(32)を覆うように、前記開口部の前記内周面に対向配置される前記別の部材(11)の壁部(111)の外周面の硬さよりも表面が硬い第2膜(32a)が設けられている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
透光性を有し、開口部の内方に別の部材が配置される外装部材であって、
前記開口部の内周面には視認性を有する第1膜が設けられ、前記第1膜を覆うように、前記開口部の前記内周面に対向配置される前記別の部材の壁部の外周面の硬さよりも表面が硬い第2膜が設けられている、
外装部材。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記外装部材の前記内周面の前記第2膜は化合物膜を有する、
請求項1記載の外装部材。
【請求項3】
前記化合物膜は窒化膜、酸化膜、または炭化膜の少なくともいずれかを含む
請求項2記載の外装部材。
【請求項4】
前記外装部材の前記内周面の前記第2膜の表面は、ビッカース硬度において、前記別の部材の前記壁部の前記外周面よりも硬い
請求項3記載の外装部材。
【請求項5】
前記第2膜の表面の硬さは、前記第1膜の表面の硬さよりも硬い
請求項1記載の外装部材。
【請求項6】
前記第1膜は、前記外装部材の本体を通して視認可能である
請求項1記載の外装部材。
【請求項7】
前記外装部材の前記開口部は、平面視における前記開口部の大きさが、平面視における前記壁部の大きさと略同一である
請求項1記載の外装部材。
【請求項8】
前記外装部材の前記開口部の内周面は、前記別の部材の前記壁部の前記外周面が擦れ合うようにして前記別の部材が嵌合される面である
請求項1記載の外装部材。
【請求項9】
前記外装部材はサファイアガラスからなる
請求項1記載の外装部材。
【請求項10】
請求項1~9の何れか一項に記載の外装部材としてのベゼルと、
前記外装部材の前記開口部の内方に配置された別の部材としてのケースと、
前記別の部材の前記壁部の内方に配置された時計モジュールと、
を備える時計。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、機器及び機器の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、時計等の外装部材として、サファイアガラス等の可視光を透過する材料を用いるものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-70939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方、外装部材として透光性を有する材料を用いると、外装部材を通して外装部材に隣接して配置された部材が視認できるため、外観を損ねてしまう場合がある。
【0005】
本発明はこうした課題を解決するためのものであり、透光性を有する外装部材が用いられる機器等の外観を損ねてしまうことを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態にかかる外装部材は、透光性を有し、開口部の内方に別の部材が配置される外装部材であって、前記開口部の内周面には視認性を有する第1膜が設けられ、前記第1膜を覆うように、前記開口部の前記内周面に対向配置される前記別の部材の壁部の外周面の硬さよりも表面が硬い第2膜が設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば透光性を有する外装部材が用いられる機器等の外観を損ねてしまうことを抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る時計の構成を示す正面図である。
同時計の構成を示す断面図である。
図2のB部の拡大図である。
図2のC部の拡大図である。
実施形態に係るベゼルの製造方法示す説明図である。
実施形態に係るベゼルの製造方法の流れを示すフロー図である。
実施形態に係るベゼルの表面の構成を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の第1実施形態にかかる機器としての時計1及び時計1の製造方法について、図1乃至図4を参照して説明する。図1は時計1の構成を示す正面図であり、図2は時計1の断面図である。図3は図2のB部の拡大図、図4は図2のC部の拡大図である。 図中X軸、Y軸、及びZ軸は互いに直交する3方向を示す。各図において、X軸はアナログ式の時計における3時-9時方向に沿い、Y軸は12時-6時方向、Z軸は時計1の正面-裏面方向(第1方向)に沿う姿勢を一例として示す。なお、各図において、適宜構成を拡大、縮小、省略して概略的に示す。例えば図2では時計ケース10に収容されるモジュール20等の部品を省略して示す。
【0010】
本実施形態において、時計1は、一方向の一方側であって時計ケース10の底部を構成する裏蓋12の時計モジュール20と反対側の主面が向く方を裏側とし、一方向の他方側であって風防部材等のカバー14の外面が向く方を表側として、説明する。例えば時計1は裏側となる裏蓋12の時計モジュール20と反対側の主面が、装着対象である腕に対向する姿勢となる。また以下の説明において「径方向」とは、Z方向に沿ったベゼル13の中心軸Axに垂直な方向をいい、「周方向」とは、中心軸Axを中心とする回転方向をいう。また、「内」「外」とは、特に断りのない限り、中心軸Axを中心とする径方向の内側及び外側をいう。
(【0011】以降は省略されています)
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