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公開番号
2024130102
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023039623
出願日
2023-03-14
発明の名称
機器及び時計
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G04C
21/02 20060101AFI20240920BHJP(時計)
要約
【課題】電波感度の確保に優れた機器及び時計を提供する。
【解決手段】本発明の一形態にかかる機器(時計ケース10)は、周壁部(111)を備えるケース体(11)と、前記ケース体(11)の前記周壁部(111)の一方側に設けられ、開口部(121a)を有する金属で構成された蓋フレーム(121)と、板状に構成され、前記蓋フレーム(121)の前記開口部(121a)に配される蓋プレート(122)と、前記蓋プレート(122)の他方側に配され、金属で構成された振動板(123)と、前記振動板(123)の他方側に配される圧電磁器板(124)と、を備え、前記蓋フレーム(121)の前記開口部(121a)の内周面と前記振動板(123)の外周面との間は離間している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
周壁部を備えるケース体と、
前記ケース体の前記周壁部の一方側に設けられ、開口部を有する金属で構成された蓋フレームと、
板状に構成され、前記蓋フレームの前記開口部に配される蓋プレートと、
前記蓋プレートの他方側に配され、金属で構成された振動板と、
前記振動板の他方側に配される圧電磁器板と、
を備え、
前記蓋フレームの前記開口部の内周面と前記振動板の外周面との間は離間している、機器。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記蓋フレームの前記開口部の内周面と前記蓋プレートの外周面との間は離間している、請求項1に記載の機器。
【請求項3】
前記蓋フレームの前記開口部の内周面と前記蓋プレートの外周面との間に配される第1の接合部材と、
前記蓋プレートの他方側の主面と前記振動板の一方側の主面との間に配され、環状に構成された第3の接合部材と、
を備え、
前記第3の接合部材の開口において前記振動板と前記蓋プレートとの間には隙間が形成される、請求項1に記載の機器。
【請求項4】
前記振動板の他方側の主面において、環状の前記第3の接合部材の開口に対応する領域に設けられる圧電磁器板を備える請求項3に記載の機器。
【請求項5】
前記圧電磁器板の他方側に配置される導電接着テープと、
前記導電接着テープを介して前記圧電磁器板の他方側に配置されるカバープレートと、
を備える、請求項4に記載の機器。
【請求項6】
前記蓋フレームは、前記蓋プレートの外周に対向配置される環状のフレームベースと、環状の前記フレームベースから開口の内方に突出し、前記蓋プレートの周縁の他方側に重ねて配置される内フランジ部と、を有し、
前記内フランジ部の内周縁と、前記振動板の外周縁との間に隙間が形成される、請求項5に記載の機器。
【請求項7】
前記蓋フレームは、前記フレームベースと前記内フランジ部の基端の角部に、周方向に沿って形成された凹部が形成されている、請求項6に記載の機器。
【請求項8】
前記蓋フレームの前記内フランジ部と前記蓋プレートとの間に配される第2の接合部材を備え、
前記蓋プレートと前記第1の接合部材とは、前記第2の接合部材に接触している、請求項6に記載の機器。
【請求項9】
前記蓋フレームはスクリューバック式であり、
前記蓋プレートはサファイアガラスである、請求項1に記載の機器。
【請求項10】
請求項1乃至9のいずれかに記載の機器と、
前記ケース体の前記周壁部の内側に形成される収容部に配置された時計モジュールと、 前記時計モジュールの他方側を覆うカバーと、
を備える、時計。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、機器及び時計に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
時計などの各種デバイスにおいて、ケース機器(機器)の内部に、回路基板や文字板などの各種部品を備えるモジュールが収容されている。例えば特許文献1には、モジュール及びアンテナを収容する環状の金属製のケース体と、ケース体及びモジュールの裏側を覆うガラス製の裏蓋とを備え、裏蓋がケース体に固定されるケース機器が記載されている。
【0003】
このようなケース機器では、裏蓋が金属で形成されている場合と比較してアンテナの受信感度を向上させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-8497号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、引用文献1のような金属製のケース体に固定された裏蓋内に、音を鳴らすための圧電磁器板を設けようとした場合に、圧電磁器板が配された金属製の振動板と金属製のケース体とが接触することで抵抗が上がってしまい、電波の受信感度が低下してしまうという問題がある。
【0006】
本発明はこうした課題を解決するためのものであり、電波感度の確保に優れた機器及び時計を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一形態にかかる機器は、周壁部を備えるケース体と、前記ケース体の前記周壁部の一方側に設けられ、開口部を有する金属で構成された蓋フレームと、板状に構成され、前記蓋フレームの前記開口部に配される蓋プレートと、前記蓋プレートの他方側に配され、金属で構成された振動板と、前記振動板の他方側に配される圧電磁器板と、を備え、前記蓋フレームの前記開口部の内周面と前記振動板の外周面との間は離間している。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、耐衝撃性や電波感度の確保に優れた機器及び時計を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る時計の構成を示す断面図である。
同時計ケースの一部の構成を示す斜視図である。
同時計ケースの裏蓋部の構成を示す断面図である。
図3の一部を拡大した断面図である。
同裏蓋部の構成を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の第1実施形態にかかる時計1について、図1乃至図4を参照して説明する。図1は時計1の構成を示す断面図であり、図2は時計ケースの斜視図、図3は時計ケースの裏蓋部の断面図である。図4は図3の一部を拡大した図である。図5は、裏蓋部の構成を示す平面図である。なお、各図において、適宜構成を拡大、縮小、省略して概略的に示す。
(【0011】以降は省略されています)
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