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公開番号
2024136395
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023047505
出願日
2023-03-24
発明の名称
時計
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
G04B
43/00 20060101AFI20240927BHJP(時計)
要約
【課題】時計内部の部品の破損を防止する。
【解決手段】時計100が、ケース本体1内に配置されるモジュール2と、少なくとも一つの針を支持し、モジュール2から上方へと突出する針支持部25と、モジュール2よりも上方(視認側、時計100において視認される側)に配置されるブリッジ部材5と、を備え、ブリッジ部材5は、上方(視認方向)からの平面視におけるケース本体1の略中心に位置し、かつ上下方向に沿って針支持部25を挿通させる被挿通部511を有する中心部51と、中心部51から分岐し、自由端側がケース本体1に係止される複数の分岐部52と、を含んでいる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ケース内に配置されるモジュール本体と、
少なくとも一つの針を支持し、前記モジュール本体から上方へと突出する針支持部と、
前記モジュール本体よりも上方に配置されるブリッジ部材と、を備え、
前記ブリッジ部材は、
上方からの平面視における前記ケースの略中心に位置し、かつ上下方向に沿って前記針支持部を挿通させる被挿通部を有する中心部と、
前記中心部から分岐し、自由端側が前記ケースに係止される複数の分岐部と、を含む、
ことを特徴とする時計。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記分岐部は、前記中心部周りに略等間隔に設けられ、
各分岐部は、前記上方からの平面視において前記中心部を起点として前記ケースの半径方向に延びる、
ことを特徴とする請求項1に記載の時計。
【請求項3】
前記分岐部は、前記中心部から前記自由端までの間の少なくとも一部に、前記中心部から離れるにつれて前記中心部からの高さが高くなる勾配部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の時計。
【請求項4】
前記分岐部は、前記中心部から前記自由端までの間の少なくとも一部が第1の腕部と第2の腕部とに分岐しており、前記第1の腕部と前記第2の腕部との間は開口している、
ことを特徴とする請求項1に記載の時計。
【請求項5】
前記第1の腕部と前記第2の腕部との間には、少なくとも一つのリブが形成されている、
ことを特徴とする請求項4に記載の時計。
【請求項6】
前記モジュール本体には、前記ケースの外周側から内部に挿通される軸部材を備える操作部が設けられ、
前記分岐部の少なくとも一つは、前記上方からの平面視において前記軸部材の少なくとも一部と重なる、
ことを特徴とする請求項1に記載の時計。
【請求項7】
前記モジュール本体には、前記ケースの外周側から内部に挿通される軸部材を備える操作部が設けられ、
前記分岐部の少なくとも一つは、前記上方からの平面視において前記軸部材の挿通方向と略平行に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の時計。
【請求項8】
前記モジュール本体には、前記ケースの外周側から内部に挿通されるりゅうず軸部材を備えるりゅうずが設けられ、
前記分岐部の少なくとも一つは、前記上方からの平面視において前記りゅうず軸部材の挿通方向と略平行に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の時計。
【請求項9】
前記モジュール本体と前記ブリッジ部材との間には、日車が配置され、
前記分岐部のいずれか1つには、前記日車における日付に相当する数字を示す日付表示窓が設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の時計。
【請求項10】
前記モジュール本体の外周縁に沿って見切り部材が配置されており、
前記ブリッジ部材の前記分岐部の自由端側は、前記見切り部材と前記モジュール本体又は前記ケースとの間に挟まれて係止されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の時計。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、時計に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、腕時計のような機器には、落下などの衝撃からベゼルのような外装部材や文字板、内部のモジュール(ムーブメント)等の破損を防止するよう工夫がされているものがある。
例えば特許文献1には、時計が熱電モジュールを備える場合に、複数の分岐部を持つ支持要素を設けることで熱電モジュールを衝撃から保護する構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-211476号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、時計の着用時に手首に接触する側であって、バンドの存在や位置関係を考慮すると、裏蓋には落下などによる直接的な打撃が起こりにくく衝撃の伝わりにくい裏蓋付近に熱電モジュールを配置し、この熱電モジュールを衝撃から保護する支持要素も裏蓋側に配置している。
【0005】
時計の場合、落下などにより直接的な損傷が起こりやすいのは、裏蓋側よりも視認側からの衝撃を受けた場合である。視認側や側部から衝撃を受けると外観的に破損するおそれがあるだけでなく、時計内部のモジュールに含まれる精密部品等が破損するおそれがある。
この点、特許文献1に記載の構成は、時計内部のモジュール等に加わる衝撃を十分に緩和することのできるものではなかった。
【0006】
本発明はこうした課題を解決するためのものであり、時計内部の部品の破損を防止することのできる時計を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明に係る時計は、
ケース内に配置されるモジュール本体と、
少なくとも一つの針を支持し、前記モジュール本体から上方へと突出する針支持部と、
前記モジュール本体よりも上方に配置されるブリッジ部材と、を備え、
前記ブリッジ部材は、
上方からの平面視における前記ケースの略中心に位置し、かつ上下方向に沿って前記針支持部を挿通させる被挿通部を有する中心部と、
前記中心部から分岐し、自由端側が前記ケースに係止される複数の分岐部と、を含む、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、時計内部の部品の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態における時計の平面図である。
図1におけるII-IIに沿って時計を断面した状態を示す要部断面斜視図である。
図1におけるIII-IIIに沿って時計を断面した状態を示す要部断面斜視図である。
本実施形態のブリッジ部材の平面図である。
本実施形態のブリッジ部材を側面から見た場合の斜視図である。
本実施形態のブリッジ部材を上方から見た場合の斜視図である。
本実施形態のブリッジ部材を下方から見た場合の斜視図である。
時計が視認側から落下した場合について説明するための模式的断面図である。
図8に示す時計にブリッジ部材が配置された状態で視認側から落下した場合について説明するための模式的断面図である。
ブリッジ部材の一変形例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1から図9を参照しつつ、本発明に係る時計の一実施形態について説明する。
なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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