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公開番号2024100040
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023003738
出願日2023-01-13
発明の名称ルータ、通信方法およびプログラム
出願人NECプラットフォームズ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04L 12/46 20060101AFI20240719BHJP(電気通信技術)
要約【課題】新たな構成を追加することなく、利用可能ポートに制限のある環境下で、制約なくP2P通信を実現する可能性を高める。
【解決手段】インターネットとローカルエリアネットワークとの間を接続し、NAPT(Network Address Port Translation)機能を有するルータは、ローカルエリアネットワークに接続された第一装置から開放要求を受信すると、当該ルータの利用可能ポートの中から選択したポートを開放ポートとする要求ポート変換部と、前記開放ポートを開放するUPnP(Universal Plug and Play)処理部と、開放した前記開放ポートを用いて転送経路を設定するポートフォワーディング設定部と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
インターネットとローカルエリアネットワークとの間を接続し、NAPT(Network Address Port Translation)機能を有するルータであって、
ローカルエリアネットワークに接続された第一装置から開放要求を受信すると、当該ルータの利用可能ポートの中から選択したポートを開放ポートとする要求ポート変換部と、
前記開放ポートを開放するUPnP(Universal Plug and Play)処理部と、
開放した前記開放ポートを用いて転送経路を設定するポートフォワーディング設定部と、を備えるルータ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1記載のルータであって、
前記利用可能ポートに制限があり、
前記要求ポート変換部は、前記開放要求に含まれる要求ポートが前記利用可能ポートに含まれるか判別し、含まれない場合、当該要求ポートを前記開放ポートに変換するルータ。
【請求項3】
請求項2記載のルータであって、
MAP-E(Mapping of Address and Port with Encapsulation)機能を備え、
前記要求ポート変換部は、前記開放要求に含まれる要求ポートが前記MAP-E機能における利用可能ポートに含まれるかを判別する、ルータ。
【請求項4】
請求項1記載のルータであって、
前記UPnP処理部は、前記開放ポートを開放後、正常終了の返信を前記第一装置に送信する、ルータ。
【請求項5】
インターネットとローカルエリアネットワークとの間を接続し、NAPT(Network Address Port Translation)機能を有するルータを構成するコンピュータが実行する通信方法であって、
ローカルエリアネットワークに接続された第一装置から開放要求を受信すると、当該ルータの利用可能ポートの中から選択したポートを開放ポートとする要求ポート変換ステップと、
前記開放ポートを開放するUPnP(Universal Plug and Play)処理ステップと、
開放した前記開放ポートを用いて転送経路を設定するポートフォワーディングステップと、を備える通信方法。
【請求項6】
インターネットとローカルエリアネットワークとの間を接続し、NAPT(Network Address Port Translation)機能を有するルータを構成するコンピュータに、
ローカルエリアネットワークに接続された第一装置から開放要求を受信すると、当該ルータの利用可能ポートの中から選択したポートを開放ポートとする要求ポート変換手順と、
前記開放ポートを開放するUPnP(Universal Plug and Play)処理手順と、
開放した前記開放ポートを用いて転送経路を設定するポートフォワーディング手順と、を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ルータ、通信方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、MAP-E(Mapping of Address and Port Encapsulation)のような、利用可能ポートに制限があるモードで動作するNAPT(Network Address Port Translation)ルータに対して、UPnP IGD(Universal Plug and Play internet gateway device)により外部ポートの開放を要求する場合、開放ができず、P2P(Peer-to-Peer)通信ができないことがある。なお、MAP-Eは、IPv(Internet Protocol version)4のパケットを、IPv6パケットの中にカプセル化することにより、IPv6のみのネットワークを通過できるようにする技術である。
【0003】
このため、例えば、MAP-Eモードで動作するNAPTルータ上でのUPnPの使用について、ベンダは大幅に制限するか無効にしている。しかし、MAP-Eが普及するにつれ、MAP-Eモードで動作している場合でも、UPnPを利用したいという声が挙がっている。混雑しているIPv4ネットワークより、道中はIPv6ネットワーク通信となるMAP-Eの方が通信品質も改善されるため、MAP-EとUPnPが同時に利用できるメリットは大きい。
【0004】
例えば、UPnPによるポートフォワーディングを適切に設定し、他のコンピュータと正常に通信するため、ルータが用いた第1ポート番号と所定数異なる第2ポート番号に対応したUPnPによるポートフォワーディングをルータに設定し、設定されたポートフォワーディングを用いて、STUN(Session Traversal Utilities for NAT)パケットをサーバに送信し、前記サーバからSTUNパケットを受信した場合、第2ポート番号に対応したUPnPによるポートフォワーディングを用いて、他のユーザ端末とP2P通信する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-52240号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
以下の分析は、本発明によって与えられたものである。
【0007】
特許文献1に記載の技術では、網側の設備としてSTUNサーバが新たに必要である。したがって、その分、構成が複雑化し、コストも上がる。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、新たな構成を追加することなく、利用可能ポートに制限のある環境下で、制約なくP2P通信を実現する可能性を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第一の視点によれば、
インターネットとローカルエリアネットワークとの間を接続し、NAPT(Network Address Port Translation)機能を有するルータであって、
ローカルエリアネットワークに接続された第一装置から開放要求を受信すると、当該ルータの利用可能ポートの中から選択したポートを開放ポートとする要求ポート変換部と、
前記開放ポートを開放するUPnP(Universal Plug and Play)処理部と、
開放した前記開放ポートを用いて転送経路を設定するポートフォワーディング設定部と、を備えるルータが提供される。
【0010】
本発明の第二の視点によれば、
インターネットとローカルエリアネットワークとの間を接続し、NAPT(Network Address Port Translation)機能を有するルータを構成するコンピュータが実行する通信方法であって、
ローカルエリアネットワークに接続された第一装置から開放要求を受信すると、当該ルータの利用可能ポートの中から選択したポートを開放ポートとする要求ポート変換ステップと、
前記開放ポートを開放するUPnP(Universal Plug and Play)処理ステップと、
開放した前記開放ポートを用いて転送経路を設定するポートフォワーディングステップと、を備える通信方法が提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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