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公開番号2024099968
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023003630
出願日2023-01-13
発明の名称防災機器の設置確認システム
出願人能美防災株式会社
代理人弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類G08B 17/00 20060101AFI20240719BHJP(信号)
要約【課題】防災機器及びその設置に関する知識が少ないユーザによる防災機器の設置を確認することのできる防災機器の設置確認システムを得る。
【解決手段】火災監視を行う防災機器が設置される室内を撮影する撮影部と、撮影部が撮影した画像内の室内における、防災機器の推奨設置位置及び非推奨設置位置を判定する撮影画像判定部と、撮影画像判定部の判定結果に基づいて、撮影部が撮影した画像と推奨設置位置及び非推奨設置位置のいずれか又は両方が重ねられた拡張現実画像を表示する表示部とを備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
防災機器が設置される室内又は建物を撮影する撮影部と、
前記撮影部が撮影した画像内の前記室内における、防災機器の推奨設置位置及び非推奨設置位置を判定する撮影画像判定部と、
前記撮影画像判定部の判定結果に基づいて、前記撮影部が撮影した画像と前記推奨設置位置及び前記非推奨設置位置のいずれか又は両方が重ねられた拡張現実画像を表示する表示部とを備えた
防災機器の設置確認システム。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記撮影部が撮影した画像から防災機器を認識する防災機器認識部と、
認識された前記防災機器が、前記室内における当該防災機器の推奨設置条件を満たしているか否かを判定する設置条件判定部とを備え、
前記表示部は、前記撮影部が撮影した画像と前記設置条件判定部の判定結果とが重ねられた画像を表示する
請求項1記載の防災機器の設置確認システム。
【請求項3】
前記表示部は、前記設置条件判定部の判定結果に加えて、前記設置条件判定部が前記推奨設置条件を満たしていないと判断した原因に関する情報を表示する
請求項2記載の防災機器の設置確認システム。
【請求項4】
前記室内の三次元間取り図を取得する間取り図取得部と、
取得された前記三次元間取り図の前記室内における、前記防災機器の推奨設置位置及び非推奨設置位置を判定する間取り図判定部とを備え、
前記表示部は、前記間取り図判定部の判定結果に基づいて、前記間取り図取得部が取得した前記三次元間取り図と前記推奨設置位置及び前記非推奨設置位置のいずれか又は両方が重ねられた画像を表示する
請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の防災機器の設置確認システム。
【請求項5】
前記撮影部が撮影した画像内の前記室内の用途を認識する室内認識部と、
前記室内認識部が認識した前記室内の用途に基づいて判定された、当該室内への設置が推奨される防災機器の種別を出力する出力部とを備えた
請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の防災機器の設置確認システム。
【請求項6】
火災監視を行う防災機器が設置される室内の三次元間取り図を取得する間取り図取得部と、
取得された前記三次元間取り図の前記室内における、防災機器の推奨設置位置及び非推奨設置位置を判定する間取り図判定部と、
前記間取り図判定部の判定結果に基づいて、前記間取り図取得部が取得した前記三次元間取り図と前記推奨設置位置及び前記非推奨設置位置のいずれか又は両方が重ねられた画像を表示する表示部とを備えた
防災機器の設置確認システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防災機器の設置確認システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
火災又は地震等の災害の報知、避難又は初期対応など身を守るための防災機器又は設備として、消火栓等の消火設備、自動火災報知設備又は住宅用火災警報器等の警報設備、様々なものがある。防災機器等が設置された後においても、その防災機器等が災害時に適切に使用されるように、防災機器等の設置状況の適切さ及び防災機器の状態等を定期的に点検することが望まれる。
【0003】
各種防災機器の中には、消防法で定期点検が義務づけられているものがあり、例えば消火設備は、年2回の定期点検が義務づけられている。例えば特許文献1には、インターネット上の機器と通信接続可能なスマートメーターを備え、定期点検等に伴う設備動作の状況から設備の劣化度合等の状態を判
定して報知可能とする消火設備の管理システムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-144879号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された消火設備は、建物の地下階等にあるポンプ室など、防災機器専用の場所に設置される。このような防災機器専用の場所は、設置される防災機器が予定する機能を十分に発揮できるように、場所の環境が維持されるのが一般的である。また、防災機器専用の場所は、一般の人が長時間滞在して生活又は業務を行う場所ではないため、人に起因する環境の変化も少ない。
【0006】
ところが、例えば火災感知器又は住宅用火災警報器等のように、家屋、マンション、オフィスビル、商業ビル、又はホテル等の室内に設置される防災機器もある。このような人が比較的長時間滞在して生活又は業務を行う場所においては、人の快適性向上などの防災以外の目的で、室内の家具又は家電等の設置環境を変化させることがある。そうすると、既設の防災機器の周囲の環境が変化することで、防災機器がその本来的な機能を発揮するにあたって不適切な状態になりうる。また、防災機器及びその設置に関する知識が少ないユーザにとっては、室内の適切な位置に防災機器を設置することが困難である。
【0007】
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたものであり、防災機器及びその設置に関する知識が少ないユーザによる防災機器の設置を支援し、設置状況および設置場所の適否を確認することのできる防災機器の設置確認システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る防災機器の設置確認システムは、防災機器が設置される室内又は建物を撮影する撮影部と、前記撮影部が撮影した画像内の前記室内における、防災機器の推奨設置位置及び非推奨設置位置を判定する撮影画像判定部と、前記撮影画像判定部の判定結果に基づいて、前記撮影部が撮影した画像と前記推奨設置位置及び前記非推奨設置位置のいずれか又は両方が重ねられた拡張現実画像を表示する表示部とを備えたものである。
【0009】
また、本発明に係る他の防災機器の設置確認システムは、火災監視を行う防災機器が設置される室内の三次元間取り図を取得する間取り図取得部と、取得された前記三次元間取り図の前記室内における、防災機器の推奨設置位置及び非推奨設置位置を判定する間取り図判定部と、前記間取り図判定部の判定結果に基づいて、前記間取り図取得部が取得した前記三次元間取り図と前記推奨設置位置及び前記非推奨設置位置のいずれか又は両方が重ねられた画像を表示する表示部とを備えたものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、火災監視を行う防災機器が設置される室内の撮影画像に対して、防災機器の推奨設置位置及び非推奨設置位置が重ねられた、拡張現実画像をユーザに提供できる。このため、防災機器及びその設置に関する知識が少ないユーザにおいても、防災機器をより適切に設置することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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