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公開番号2024098296
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-23
出願番号2023001710
出願日2023-01-10
発明の名称ワーク保持具
出願人株式会社ラインワークス
代理人個人,個人
主分類B23Q 7/00 20060101AFI20240716BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】 従来のワーク保持具に比べて、各嵌合体の取付け位置の調整が容易なワーク保持具を提供する。
【解決手段】 本発明のワーク保持具は、ワーク側治具とマスタ側治具を備えている。ワーク側治具はマスタ側治具に対向する面にワーク側嵌合体を備え、マスタ側治具は、ワーク側治具に対向する面にワーク側嵌合体に嵌合するマスタ側嵌合体と、マスタ側嵌合体に嵌合したワーク側嵌合体に当接してワーク側嵌合体をマスタ側治具側に押圧する押圧体と、押圧体を動作させるアクチュエータを備えている。押圧体は嵌合する一組のワーク側嵌合体及びマスタ側嵌合体毎に設けられている。アクチュエータによって押圧体が動作すると、押圧体がワーク側嵌合体に当接して、ワーク側嵌合体がマスタ側治具側に押圧される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ワーク側治具とマスタ側治具を備えたワーク保持具において、
前記ワーク側治具は、前記マスタ側治具に対向する面にワーク側嵌合体を備え、
前記マスタ側治具は、前記ワーク側治具に対向する面に前記ワーク側嵌合体に嵌合するマスタ側嵌合体と、当該マスタ側嵌合体に嵌合したワーク側嵌合体に当接して当該ワーク側嵌合体をマスタ側治具側に押圧する押圧体と、当該押圧体を動作させるアクチュエータを備え、
前記押圧体が嵌合する一組のワーク側嵌合体及びマスタ側嵌合体毎に設けられ、
前記アクチュエータによって押圧体が動作すると、当該押圧体が前記ワーク側嵌合体に当接して、当該ワーク側嵌合体がマスタ側治具側に押圧される、
ことを特徴とするワーク保持具。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
請求項1記載のワーク保持具において、
嵌合するマスタ側嵌合体及びワーク側嵌合体が二組以上設けられ、
押圧体が嵌合する一組のマスタ側嵌合体及びワーク側嵌合体毎に設けられた、
ことを特徴とするワーク保持具。
【請求項3】
請求項2記載のワーク保持具において、
二以上の押圧体が異なる向きに設けられた、
ことを特徴とするワーク保持具。
【請求項4】
請求項1記載のワーク保持具において、
アクチュエータが、押圧体を押圧位置で保持するロック機構を備えた、
ことを特徴とするワーク保持具。
【請求項5】
請求項1記載のワーク保持具において、
押圧体をガイドするガイドブロックを備えた、
ことを特徴とするワーク保持具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、溶接機械や工作機械、組立機械といった各種機械(以下、これらをまとめて「加工機械」という)でのワークの加工に際し、加工対象であるワークを当該加工機械に着脱するのに用いるワーク保持具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ワークに対して、溶接や孔開け、切削、組立等の各種加工(作業)を行う場合、各種加工機械が用いられる。例えば、大型のワークの加工に際しては、加工対象物であるワークを保持して所定位置に位置決めすることのできるポジショナーが用いられる。従来、ポジショナーへのワークの着脱に用いる装置として、本件出願人が開発したワーク保持具がある(特許文献1)。
【0003】
前記ワーク保持具は、加工機械でのワークの加工に際し、ワークを加工機械に着脱するのに用いる装置であって、ワークが固定されるワーク側治具と、加工機械側に固定されるマスタ側治具を備えている。
【0004】
ワーク側治具にはマスタ側治具に対向する面にワーク側嵌合体が、マスタ側治具にはワーク側治具に対向する面にワーク側嵌合体に嵌合するマスタ側嵌合体と、マスタ側嵌合体に嵌合したワーク側嵌合体に当接してワーク側嵌合体をマスタ側治具側に押圧する回転押圧体と、回転押圧体を回転させる回転駆動源が設けられている。
【0005】
前記ワーク保持具は、回転駆動源によって回転押圧体が回転すると、回転押圧体がワーク側嵌合体に当接して、ワーク側嵌合体がマスタ側治具側に押圧されるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-124777号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前記ワーク保持具は、一つの回転押圧体で複数のワーク側嵌合体を押圧する構造であり、複数のワーク側嵌合体の高さが揃わないと回転押圧体がうまく嵌らないため、各嵌合体の取付け位置の調整が難しく、この点に改善の余地があった。
【0008】
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その解決課題は、従来のワーク保持具に比べて、各嵌合体の取付け位置の調整が容易なワーク保持具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のワーク保持具は、ワーク側治具とマスタ側治具を備えている。ワーク側治具はマスタ側治具に対向する面にワーク側嵌合体を備え、マスタ側治具は、ワーク側治具に対向する面にワーク側嵌合体に嵌合するマスタ側嵌合体と、マスタ側嵌合体に嵌合したワーク側嵌合体に当接してワーク側嵌合体をマスタ側治具側に押圧する押圧体と、押圧体を動作させるアクチュエータを備えている。押圧体は嵌合する一組のワーク側嵌合体及びマスタ側嵌合体毎に設けられている。アクチュエータによって押圧体が動作すると、押圧体がワーク側嵌合体に当接して、ワーク側嵌合体がマスタ側治具側に押圧される。
【発明の効果】
【0010】
本発明のワーク保持具は、嵌合する一組のワーク側嵌合体及びマスタ側嵌合体毎に押圧体が設けられているため、他のワーク側嵌合体やマスタ側嵌合体との位置調整の必要がなく、従来のワーク保持具に比べて各嵌合体の取付け位置の調整が容易である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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