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公開番号2024092220
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022207990
出願日2022-12-26
発明の名称切粉検査装置
出願人第一システム株式会社
代理人個人
主分類B23Q 17/00 20060101AFI20240701BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】旋盤加工により切削された被検査体の表面に付着した切粉の有無を、効率的かつ正確に検査することの可能な切粉検査装置を提供する。
【解決手段】中心軸から同心円状に旋盤加工された被検査体の表面に付着した切粉の有無を検査する切粉検査装置100であって、中心軸に沿った被検査体の外縁形状に対応した検査板10と、被検査体を中心軸に沿って回転させる回転手段20と、被検査体の表面に付着した切粉が検査板10に接触したときに反応する検出手段とを有し、被検査体と検査板10との間に所定の隙間を維持しながら回転手段20により被検査体を回転させて、検出手段により切粉の有無を検査する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
中心軸から同心円状に旋盤加工された被検査体の表面に付着した切粉の有無を検査する切粉検査装置であって、
前記中心軸に沿った被検査体の外縁形状に対応した検査板と、前記被検査体を前記中心軸に沿って回転させる回転手段と、前記被検査体の表面に付着した切粉が前記検査板に接触したときに反応する検出手段とを有し、
前記被検査体と前記検査板との間に所定の隙間を維持しながら前記回転手段により前記被検査体を回転させて、前記検出手段により切粉の有無を検査することを特徴とする切粉検査装置。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記回転手段が進退可能な対向する2つの支持部を有し、前記被検査体の両端に形成された穴に前記支持部を挿入して前記被検査体を支持することを特徴とする請求項1に記載の切粉検査装置。
【請求項3】
前記検査板が前記被検査体に対して進退可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の切粉検査装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、切粉検査装置に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、旋盤加工により切削された自動車部品等については、加工時に発生した切粉が表面に付着することがあり、出荷前や次工程に送る前に切粉の有無を検査する必要があった。こうした切粉の有無の検査は、作業者が目視等により一つ一つ行う必要があるため、大きな労力が必要であった。
【0003】
一方、表面の残留物の検査に関して、特許文献1にはペレット検査装置に関する発明が記載されており、バリのないペレットのみを通過させる通路幅径が設定された通過ゲージを備えたバリ検査手段により、ペレットのバリの有無を検査するようになっている。
【0004】
また、特許文献2には、ダイカスト鋳造機における鋳造残留物の有無判定方法に関する発明が記載されており、バリやオーバーフロー部の有無を、検知ロッドを介してセンサにより検査するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平9-79802号公報
特開平11-197813号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来、切粉の有無の検査は、作業者が目視等により一つ一つ行う必要があるため、大きな労力が必要であり、検査精度の問題もあった。
【0007】
また、旋盤加工により切削された自動車部品等は、中心軸から同心円状に加工されるため、中心軸に沿った外縁形状が一定になるという特徴があるが、この特徴を生かした検査方法は提案されていない。
【0008】
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、旋盤加工により切削された被検査体の表面に付着した切粉の有無を、効率的かつ正確に検査することの可能な切粉検査装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明の切粉検査装置は、中心軸から同心円状に旋盤加工された被検査体の表面に付着した切粉の有無を検査する切粉検査装置であって、前記中心軸に沿った被検査体の外縁形状に対応した検査板と、前記被検査体を前記中心軸に沿って回転させる回転手段と、前記被検査体の表面に付着した切粉が前記検査板に接触したときに反応する検出手段とを有し、前記被検査体と前記検査板との間に所定の隙間を維持しながら前記回転手段により前記被検査体を回転させて、前記検出手段により切粉の有無を検査することを特徴とする。
【0010】
また好ましくは、前記回転手段が進退可能な対向する2つの支持部を有し、前記被検査体の両端に形成された穴に前記支持部を挿入して前記被検査体を支持することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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