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公開番号2024097812
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-19
出願番号2024070335,2020049103
出願日2024-04-24,2020-03-19
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240711BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザがキャリブレーション時の操作を迷わずに行えるような画像形成装置を提供する。
【解決手段】キャリブレーションに用いるテストパターンをシートに形成してテストチャートを作成するプリンタ300と、テストチャートを第1読取モードと第2読取モードとのいずれかの読取モードで読み取るドキュメントスキャナ215と、第1読取モードの際にテストチャートがセットされるADF220と、第2読取モードの際にテストチャートがセットされる原稿台102と、テストチャートがセットされる装置を指示して、テストチャートが指示した装置にセットされるとドキュメントスキャナ215に該テストチャートを読み取らせ、ドキュメントスキャナ215によるテストチャートの読取結果に基づいてキャリブレーションを行うことを特徴とするCPUと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
原稿台に載置された原稿を読み取る読取手段と、
原稿が載置されるトレイを有し、前記トレイに載置された前記原稿を前記読取手段に読み取らせるために前記トレイに載置された前記原稿を搬送する原稿搬送手段と、
シートに画像を形成する画像形成手段と、
前記トレイに設けられ、シートの有無を検知する検知手段と、
前記検知手段の検知結果に基づいて点灯する点灯手段と、
前記画像形成手段にテストパターンをシートに形成させ、前記読取手段から出力された前記シート上の前記テストパターンの読取結果に基づいて前記画像形成手段により形成される画像の濃度を調整するための画像形成条件を生成する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記原稿台に載置された前記テストパターンの形成された前記シートを読み取る第1読取モードと、前記トレイに載置された前記テストパターンの形成された前記シートを読み取るために前記原稿搬送手段に前記トレイに載置された前記シートを搬送させる第2読取モードとを実行し、
前記第2読取モードが実行される場合、前記制御手段は前記テストパターンの形成された前記シートが前記トレイに載置される前から前記点灯手段を点灯させることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記点灯手段と異なる位置に設けられた他の点灯手段をさらに有し、
前記制御手段は、前記第1読取モードが実行される場合、前記他の点灯手段を点灯させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記第2読取モードが実行される場合の前記点灯手段の点灯を、前記検知手段により前記トレイに載置された前記原稿が検知される場合の前記点灯手段の点灯と異ならせることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記第2読取モードが実行される場合、前記原稿搬送手段により前記テストパターンの形成された前記シートが搬送された後に前記点灯手段の点灯を停止させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第1読取モードと前記第2読取モードとのいずれの読取モードを実行するかをユーザ指示情報に基づき選択する選択手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記第1読取モードと前記第2読取モードとで、前記画像形成手段に異なるテストパターンをシートに形成させることを特徴とする、
請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キャリブレーション機能を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置は、以下のような画像形成プロセスによりシートに画像を形成する。まず、画像形成装置は、感光体の表面を一様に帯電する。画像形成装置は、画像信号に基づいて、表面が一様に帯電された感光体の表面を照射することで、感光体の表面に静電潜像を形成する。画像形成装置は、静電潜像をトナー等の現像剤により現像することで感光体の表面に現像剤像を形成する。画像形成装置は、この現像剤像をシートに転写、定着させることで、シート上に画像を形成する。カラー画像を形成する場合には、画像形成装置は、複数の色の現像剤像を個々に形成し、重畳することでカラー画像を生成する。
【0003】
このような画像形成装置がシートに形成する画像の濃度や色合いは、様々な要因によって変動する。例えば、気温や湿度などの環境条件の変化や、画像形成装置の部品の経時変化により、画像形成装置により形成される画像の濃度が変化する。そのため、画像形成装置は、画像の濃度を目標濃度に制御するためのキャリブレーションを実行する。キャリブレーションでは、シートに画像濃度検出用のテストパターンを形成したテストチャートが用いられる。テストチャートのテストパターンを画像読取装置で読み取ることで、テストパターンの画像濃度が得られる。この画像濃度が目標濃度となるように、画像濃度を調整するためのパラメータ等の画像形成条件が調整される。このようなパラメータにより画像信号を補正することで、環境条件の変化が部品の経時変化が生じた場合であっても、安定した濃度・階調特性が確保される。特許文献1に記載の画像形成装置は、テストチャートを読み取るために自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)を用いてテストチャートを搬送させる。これによりキャリブレーションを行う際のユーザの作業負荷が低減される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-329929号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
画像読取装置は、ADFの他に、原稿台に載置されたテストチャートからテストパターンを読み取ることも可能である。そのためにユーザは、キャリブレーションの際に、ADFを用いればよいのか、或いは原稿台を用いればよいのかの判断を迷う可能性がある。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ユーザがキャリブレーション時の操作を迷わずに行えるような画像形成装置を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の画像形成装置は、原稿台に載置された原稿を読み取る読取手段と、原稿が載置されるトレイを有し、前記トレイに載置された前記原稿を前記読取手段に読み取らせるために前記トレイに載置された前記原稿を搬送する原稿搬送手段と、シートに画像を形成する画像形成手段と、前記トレイに設けられ、シートの有無を検知する検知手段と、前記検知手段の検知結果に基づいて点灯する点灯手段と、前記画像形成手段にテストパターンをシートに形成させ、前記読取手段から出力された前記シート上の前記テストパターンの読取結果に基づいて前記画像形成手段により形成される画像の濃度を調整するための画像形成条件を生成する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記原稿台に載置された前記テストパターンの形成された前記シートを読み取る第1読取モードと、前記トレイに載置された前記テストパターンの形成された前記シートを読み取るために前記原稿搬送手段に前記トレイに載置された前記シートを搬送させる第2読取モードとを実行し、前記第2読取モードが実行される場合、前記制御手段は前記テストパターンの形成された前記シートが前記トレイに載置される前から前記点灯手段を点灯させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ユーザがキャリブレーション時の操作を迷わずに行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置の構成図。
リーダ画像処理部の説明図。
プリンタ制御部の説明図。
ドキュメントスキャナの説明図。
ADFの外観斜視図。
ADFの内部構成図。
4限チャート図。
階調補正処理を表すフローチャート。
テストチャートの例示図。
(a)、(b)は、ディスプレイに表示される画面の例示図。
階調補正処理を表すフローチャート。
(a)、(b)は、ディスプレイに表示される画面の例示図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に本発明の実施の形態について図を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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