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公開番号
2024163014
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2024039125
出願日
2024-03-13
発明の名称
シート搬送装置及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65H
7/12 20060101AFI20241114BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】シート搬送路を短くしても、重送したシートをできるだけシート排出部へ排出する。
【解決手段】ペーパーデッキ101は、シート積載部110aに積載されたシートを給送する給送部120aと、給送部120aにより給送されたシートが搬送されるシート搬送路250とシート搬送路から分岐したエスケープ搬送路251との分岐部231の上流であって且つ分岐部までの経路長さが搬送可能なシートの長さより短い検知位置DPで、シートの重送を検知する重送検知器233aと、重送検知器により重送が検知された場合に、シートをエスケープ搬送路を介してエスケープトレイへ排出する第1モードと、シートをエスケープトレイへ排出せずにシート搬送路に停止させる第2モードと、を実行可能なCPU301と、を備える。CPU301は、重送検知器が重送を検知したタイミングに従って第1モードと第2モードを切り替える(S600)。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
シートを積載するシート積載部と、
前記シート積載部に積載された前記シートを給送するシート給送手段と、
前記シート給送手段により給送された前記シートが搬送されるシート搬送路と、
分岐部において前記シート搬送路から分岐した退避搬送路と、
前記退避搬送路を搬送される前記シートを排出するシート排出部と、
前記分岐部よりも搬送方向における上流であって且つ前記分岐部までの前記シート搬送路における経路長さが搬送可能な前記シートよりも短い検知位置で、前記シート給送手段により給送された前記シートの重送を検知する重送検知手段と、
前記重送検知手段により前記重送が検知された場合に、前記重送が検知された前記シートを前記退避搬送路を介して前記シート排出部へ排出する第1モードと、前記重送が検知された前記シートを前記シート排出部へ排出せずに前記シート搬送路に停止させる第2モードと、を実行可能な制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記重送検知手段が前記重送を検知したタイミングに従って前記第1モードと前記第2モードを切り替えることを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記重送検知手段は、前記シート給送手段による1回の給送動作中に複数回の重送検知動作を実行し、
前記制御手段は、前記重送が検知されたときの前記重送検知動作の回数に従って前記第1モードと前記第2モードを切り替えることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記重送が検知されたときの前記重送検知動作の前記回数が所定閾値より小さい場合に前記第1モードを実行し、
前記制御手段は、前記回数が前記所定閾値以上である場合に前記第2モードを実行することを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項4】
前記シート積載部は、複数のシート積載部を含み、
前記シート給送手段は、複数のシート給送手段を含み、
前記重送検知手段は、複数の重送検知手段を含み、
前記制御手段は、前記複数の重送検知手段のいずれかにより前記重送が検知された場合に、前記重送が検知された前記タイミングに従って前記第1モードと前記第2モードを切り替え、
前記タイミングを判定する基準は、前記複数の重送検知手段の少なくとも2つ以上で異なることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項5】
前記基準は、前記シート搬送路と前記退避搬送路との前記分岐部から前記複数のシート給送手段までのそれぞれの距離に従って異なることを特徴とする請求項4に記載のシート搬送装置。
【請求項6】
前記シート搬送路における検知位置に前記シートが有るか否かを検知するシート検知手段を備え、
前記制御手段は、前記重送検知手段が前記重送を検知したときの前記シート検知手段の検知結果に基づいて前記第1モードと前記第2モードを切り替えることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項7】
シートを積載するシート積載部と、
前記シート積載部に積載された前記シートを給送するシート給送手段と、
前記シート給送手段により給送された前記シートが搬送されるシート搬送路と、
分岐部において前記シート搬送路から分岐する退避搬送路と、
前記退避搬送路を搬送される前記シートを排出するシート排出部と、
前記分岐部よりも搬送方向における上流であって且つ前記分岐部までの前記シート搬送路における経路長さが搬送可能な前記シートよりも短い検知位置で、前記シート給送手段により給送された前記シートの重送を検知する重送検知手段と、
前記重送検知手段により前記重送が検知された場合に、前記重送が検知された前記シートを前記退避搬送路を介して前記シート排出部へ排出する第1モードと、前記重送が検知された前記シートを前記シート排出部へ排出せずに前記シート搬送路に停止させる第2モードと、を実行可能な制御手段と、
前記分岐部よりも前記搬送方向における下流において、前記シート搬送路を搬送された前記シートに画像を形成する画像形成部と、
を備え、
前記制御手段は、前記重送検知手段が前記重送を検知したタイミングに従って前記第1モードと前記第2モードを切り替えることを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、重送したシートをシート排出部へ排出するシート搬送装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、シートに画像を形成するプリンタなどの画像形成装置において、シートを給送する際に複数枚重なった状態で給送してしまう重送という問題が知られている。重送が発生すると、重なって搬送されたシート(以下、重送シートともいう)が成果物に画像が形成されていない白紙のシートとして紛れ込んでしまう。特に、画像が形成されたシートに製本処理やステイプル処理を施す場合には、製本やステイプルされた成果物の中に白紙のシートが介在してしまうという問題がある。そこで、重送検知手段を搭載し、重送シートを検知したら通常の搬送路から分岐するように設けられたエスケープ搬送路へ重送シートを排出するシート搬送装置が知られている(特許文献1)。
【0003】
特許文献1のシート搬送装置は、第1モードと第2モードとで動作可能である。第1モードにおいては、重送検知手段が重送シートを検知したら、重送シートは、通常の搬送路から分岐するように設けられたエスケープ搬送路へ排出される。第2モードにおいては、重送シートが薄紙などの所定の種類のシートである場合に、搬送路上でユーザーが排出処理を行いやすい位置にシートが停止される。特許文献1のシート搬送装置は、第1モードと第2モードを切り替えることにより、ダウンタイムを小さくすることができる。近年、シート搬送装置及び画像形成装置は、より高い生産性と小型化のニーズが高まっている。その為、搬送路をできる限り短くし、シート搬送装置の小型化を行う必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-199565号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、搬送路を短くすると、重送シートを検知してから搬送路を通常の搬送路からエスケープ搬送路へ切り替える時間が短くなり、エスケープ搬送路に重送シートを搬送できないという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施例によるシート搬送装置は、
シートを積載するシート積載部と、
前記シート積載部に積載された前記シートを給送するシート給送手段と、
前記シート給送手段により給送された前記シートが搬送されるシート搬送路と、
分岐部において前記シート搬送路から分岐した退避搬送路と、
前記退避搬送路を搬送される前記シートを排出するシート排出部と、
前記分岐部よりも搬送方向における上流であって且つ前記分岐部までの前記シート搬送路における経路長さが搬送可能な前記シートよりも短い検知位置で、前記シート給送手段により給送された前記シートの重送を検知する重送検知手段と、
前記重送検知手段により前記重送が検知された場合に、前記重送が検知された前記シートを前記退避搬送路を介して前記シート排出部へ排出する第1モードと、前記重送が検知された前記シートを前記シート排出部へ排出せずに前記シート搬送路に停止させる第2モードと、を実行可能な制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記重送検知手段が前記重送を検知したタイミングに従って前記第1モードと前記第2モードを切り替えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、シート搬送路を短くしても、重送したシートをできるだけシート排出部へ排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1のプリンタの断面図。
実施例1の制御装置のブロック図。
搬送路切替器の動作を説明する図。
給送部から搬送ローラ対までのシート搬送路の拡大図。
検知回数と超音波受信レベルの関係を示す図。
実施例1においてCPUが実行する重送検知処理のフローチャート。
実施例1においてCPUが実行する重送処理のフローチャート。
実施例1におけるシート搬送路及びエスケープ搬送路の拡大図。
実施例2においてCPUが実行する重送処理のフローチャート。
実施例3のプリンタの断面図。
実施例3の制御装置のブロック図。
実施例3においてCPUが実行する重送検知処理のフローチャート。
実施例3においてCPUが実行する重送処理のフローチャート。
実施例3におけるシート搬送路及びエスケープ搬送路の拡大図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
【実施例】
【0010】
(画像形成装置)
実施例1における画像形成装置としてのプリンタ1の全体構成について図1に基づいて説明をする。図1は、実施例1のプリンタ1の断面図である。図1に示すように、画像形成装置であるプリンタ1は、シートに画像を形成する装置本体100と、装置本体100に対してシートを給送するペーパーデッキ101を備えている。シート搬送装置(シート給送ユニット)としてのペーパーデッキ101は、装置本体100に対して着脱可能に接続されている。ペーパーデッキ101は、装置本体100内に設けられたシートカセット(シート給送部)61、62、63及び64よりも多量のシートを積載可能な大容量スタッカである。本実施例において、ペーパーデッキ101は、装置本体100に接続されているが、ペーパーデッキ101は、装置本体100と一体に形成されてプリンタ1を構成してもよい。あるいは、ペーパーデッキ101は、中継搬送部(不図示)を介してプリンタ1に接続されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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