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公開番号
2024162326
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023077716
出願日
2023-05-10
発明の名称
画像形成装置、プログラム、制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20241114BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 指示書内で指定された予約時刻にコマンドを実行する画像形成装置では、当該画像形成装置が起動していない状態で当該指定された予約時刻を過ぎてしまうと、当該指示書の実行をキャンセルする。しかしながら、指示書の内容によっては、予約時刻を過ぎた場合でも当該指示書のコマンドを実行させたい場合がある。
【解決手段】 現在時刻が実行予約時刻を超過していたとしても、指示書内に契約に関連する所定のタグが含まれている場合は、当該指示書に含まれているコマンドを即時実行するように制御する。一方、現在時刻が実行予約時刻を超過し、かつ、指示書内に契約に関連する所定のタグが含まれていない場合は、エラー情報を通知する。
【選択図】 図11
特許請求の範囲
【請求項1】
指定された実行予約時刻に画像形成装置の構成を変更する処理を実行させるためのコマンドを含む指示書を受信する受信手段と、
前記実行予約時刻に基づいてタイマを設定する設定手段と、
前記設定されたタイマが所定の状態になった際の現在時刻が前記実行予約時刻を超過しており、かつ、当該指示書内に契約に関連する所定のタグが含まれていない場合、エラー情報を通知するように制御する通知手段と、
前記設定されたタイマが所定の状態になった際の現在時刻が前記実行予約時刻を超過しており、かつ、当該指示書内に契約に関連する所定のタグが含まれている場合、当該指示書に含まれている前記コマンドを即時実行するように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、前記設定されたタイマが所定の状態になった際の現在時刻が前記実行予約時刻を超過しており、かつ、当該指示書内に契約に関連する所定のタグが含まれている場合、当該指示書に含まれている前記コマンドが他のコマンドよりも優先して実行されるように制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
指定された実行予約時刻に画像形成装置の構成を変更する処理を実行させるためのコマンドを含む指示書を受信する受信手段と、
前記実行予約時刻に基づいてタイマを設定する設定手段と、
前記設定されたタイマが所定の状態になった際の現在時刻が前記実行予約時刻を超過しており、かつ、当該指示書内に契約に関連する所定のタグが含まれていない場合、エラー情報を通知するように制御する通知手段と、
前記設定されたタイマが所定の状態になった際の現在時刻が前記実行予約時刻を超過しており、かつ、当該指示書内に契約に関連する所定のタグとリトライポリシーとが含まれている場合は、前記指示書の実行予約時刻を前記リトライポリシーに基づいて変更する一方、
前記設定されたタイマが所定の状態になった際の現在時刻が前記実行予約時刻を超過しており、かつ、当該指示書内に契約に関連する前記所定のタグが含まれているが前記リトライポリシーが含まれていない場合は、当該指示書に含まれている前記コマンドを即時実行するように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
画像形成装置のコンピュータを、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の各手段として機能させるためのプログラム。
【請求項5】
画像形成装置を制御するための制御方法であって、
指定された実行予約時刻に前記画像形成装置の構成を変更する処理を実行させるためのコマンドを含む指示書を受信する受信ステップと、
前記実行予約時刻に基づいてタイマを設定する設定ステップと、
前記設定されたタイマが所定の状態になった際の現在時刻が前記実行予約時刻を超過しており、かつ、当該指示書内に契約に関連する所定のタグが含まれていない場合、エラー情報を通知するように制御する通知ステップと、
前記設定されたタイマが所定の状態になった際の現在時刻が前記実行予約時刻を超過しており、かつ、当該指示書内に契約に関連する所定のタグが含まれている場合、当該指示書に含まれている前記コマンドを即時実行するように制御する制御ステップと、
を備えることを特徴とする制御方法。
【請求項6】
前記制御ステップでは、前記設定されたタイマが所定の状態になった際の現在時刻が前記実行予約時刻を超過しており、かつ、当該指示書内に契約に関連する所定のタグが含まれている場合、当該指示書に含まれている前記コマンドが他のコマンドよりも優先して実行されるように制御する、ことを特徴とする請求項5に記載の制御方法。
【請求項7】
画像形成装置を制御するための制御方法であって、
指定された実行予約時刻に画像形成装置の構成を変更する処理を実行させるためのコマンドを含む指示書を受信する受信ステップと、
前記実行予約時刻に基づいてタイマを設定する設定ステップと、
前記設定されたタイマが所定の状態になった際の現在時刻が前記実行予約時刻を超過しており、かつ、当該指示書内に契約に関連する所定のタグが含まれていない場合、エラー情報を通知するように制御する通知ステップと、
前記設定されたタイマが所定の状態になった際の現在時刻が前記実行予約時刻を超過しており、かつ、当該指示書内に契約に関連する所定のタグとリトライポリシーとが含まれている場合は、前記指示書の実行予約時刻を前記リトライポリシーに基づいて変更するステップと、
前記設定されたタイマが所定の状態になった際の現在時刻が前記実行予約時刻を超過しており、かつ、当該指示書内に契約に関連する前記所定のタグが含まれているが前記リトライポリシーが含まれていない場合は、当該指示書に含まれている前記コマンドを即時実行するように制御するステップと、
を備えることを特徴とする制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、指示書に基づく処理を実行する画像形成装置、プログラム、制御方法に関する。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
MFP(複合機)や画像形成装置などの装置(デバイス)をクラウドサービスに接続して、当該装置とクラウドサービス間で自動的に機器管理情報を送受信することで、当該装置の管理をしやすくしたり、メンテナンス性を向上させたりできる。クラウドサービスは、例えば、稼働している情報処理装置で発生した各種イベントの通知を受けエラー等を監視するサービスや、定期的に印刷枚数カウンタ情報や消耗品の状態に関する情報などを吸い上げて課金やメンテナンスに利用するサービス、などがある。これらのサービスを利用することで装置の管理効率化がなされている。
【0003】
特許文献1には、管理対象の装置が機器管理情報をサーバに送信する際に必要な初期設定を、サービスマンが管理対象の装置上に表示させた設定画面上で行う例に加え、ウェブブラウザを用いてリモートで行うことが開示されている。リモートで設定を行う場合、サービスマンは現場に出動する必要がなくなるので、現場出動コストを削減できるようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-144531号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
顧客がクラウドサービスを契約した場合、当該サービスの利用に必要なアプリケーション群を契約の開始日までに当該顧客の装置(以降、デバイスと呼ぶ)にインストールしたり、契約終了日には当該アプリケーションをアンインストールしたりする必要がある。しかしながら、オフィス環境のデバイスなどは、業務時間中は使用中である可能性が高いため、アプリケーションのインストールやアンインストールを伴うデバイスの構成変更を即時実行するようにリモートで指示することが難しい場合がある。このような場合に対応するため、構成変更タイミング(実行日時)を指定した指示書をデバイスに登録しておき、当該指定された実行日時(タイマ発火日時)に、当該指示書で指定された構成変更をデバイスに自動適用することが考えられる。また一方で、ファイアウォールに守られたデバイスの場合、外部サーバからリモートでデバイスにアクセスすることが難しいため、デバイス側から定期的に外部サーバにアクセスして、指示書を取得しておく必要がある。しかしながら、指示書を取得していたとしても、当該デバイスが起動していない等で、タイマ発火日時が過ぎてしまうと当該指示書の処理は実行されずにキャンセルされる。その場合、デバイスは定期的(例えば6時間ごと)に外部サーバにアクセスするので、次にアクセスしたときに新たな指示書を再取得して、構成変更の指示を受けることになる。そのため、指示書で指定日時にアプリのアンインストールを行うよう指示されていたとしても、デバイスが起動していない等で指定日時が過ぎ当該指示書がキャンセルされてしまった場合は、新たな指示書を再取得するまでアプリがアンインストールされない。このような場合、契約期間を超えて当該アプリを利用可能になってしまう可能性があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、指定された実行予約時刻に画像形成装置の構成を変更する処理を実行させるためのコマンドを含む指示書を受信する受信手段と、前記実行予約時刻に基づいてタイマを設定する設定手段と、前記設定されたタイマが所定の状態になった際の現在時刻が前記実行予約時刻を超過しており、かつ、当該指示書内に契約に関連する所定のタグが含まれていない場合、エラー情報を通知するように制御する通知手段と、前記設定されたタイマが所定の状態になった際の現在時刻が前記実行予約時刻を超過しており、かつ、当該指示書内に契約に関連する所定のタグとリトライポリシーとが含まれている場合は、前記指示書の実行予約時刻を前記リトライポリシーに基づいて変更する一方、前記設定されたタイマが所定の状態になった際の現在時刻が前記実行予約時刻を超過しており、かつ、当該指示書内に契約に関連する前記所定のタグが含まれているが前記リトライポリシーが含まれていない場合は、当該指示書に含まれている前記コマンドを即時実行するように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
指示書の実行予約時刻を過ぎてしまっていたとしても、指示書内に契約に関連する所定のタグ(所定の情報)が含まれている場合は、当該指示書はキャンセルはせずに、当該指示書内に記述されている各種コマンドを確実に実行できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成装置のハードウェア構成図である。
画像形成装置のソフトウェアモジュール階層図である。
ソフトウェア配信サービスのモジュール構成を示すブロック図である。
画像形成装置とソフトウェア配信サービスのネットワーク構成を示すブロック図である。
ネットワークデバイス管理システム403を構成する各サーバーのハードウェア的な構成の一例を示す図である。
ネットワークデバイス管理システム403、ソフトウェア配信サービスのモジュール構成を示すブロック図である。
ソフトウェア配信サービスから画像形成装置への指示書の流れを示すブロック図である。
指示書の具体例を示した図である
契約関連の指示書とリトライポリシーを定義した指示書の具体例を示した図である。
ログイン画面。
デバイスリストタブを表示したデバイス管理画面。
タスク管理タブを表示したデバイス管理画面。
コンテンツ管理タブを表示したデバイス管理画面。
ライセンス管理タブを表示したデバイス管理画面。
FW管理タブを表示したデバイス管理画面。
デバイスと紐づけボタン1023が押下された際のデバイス管理画面。
その他設定タブを表示したデバイス管理画面。
タスク管理タブで新規作成ボタンが押下された場合のデバイス管理画面。
タスク・サービスを適用する対象となるデバイスを選択する際の画面。
ソフトウェア配信サービスの詳細設定を行う際の画面。
指示書が生成されたことを通知する画面。
タスクIDと指示書Noを一覧表示した画面。
指示書の実行状態の確認画面。
キャンセル実行確認画面。
キャンセル実行画面。
本実施例1、2に係る画像形成装置のフローチャートである。
本実施例1、2に係るソフトウェア配信サービスのフローチャートである。
本実施例3に係る画像形成装置フローチャートである。
本実施例3に係るソフトウェア配信サービスのフローチャートである。
コマンドとパラメータの対応表。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また、実施の形態で説明されている特徴の組み合わせのすべてが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
【実施例】
【0010】
図1は、プリント機能やスキャン機能、ネットワーク通信機能などを備える画像形成装置130のハードウェア構成図である。画像形成装置130は、スキャナ部113やプリンタ部114と電気的に接続され、また、LAN116等を介して外部デバイスと接続される。
(【0011】以降は省略されています)
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