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公開番号
2025022437
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023127006
出願日
2023-08-03
発明の名称
光学系及びそれを有する撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
13/00 20060101AFI20250206BHJP(光学)
要約
【課題】 小型でありながら、フォーカシングに際して発生する収差及び画角の変動を抑制した光学系を提供すること。
【解決手段】 光学系は、物体側から像側へ順に配置された、第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群を有し、フォーカシングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する光学系であって、該光学系は、前記第2レンズ群と前記第4レンズ群との間に開口絞りを有し、無限遠から至近へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群は像側へ移動し、前記第4レンズ群は物体側へ移動し、所定の条件式を満足する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物体側から像側へ順に配置された、第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群を有し、フォーカシングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する光学系であって、
該光学系は、前記第2レンズ群と前記第4レンズ群との間に開口絞りを有し、
無限遠から至近へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群は像側へ移動し、前記第4レンズ群は物体側へ移動し、
前記第2レンズ群の最も物体側の面の曲率半径をR21、前記第2レンズ群の最も像側の面の曲率半径をR22、前記第4レンズ群の最も物体側の面の曲率半径をR41、前記第4レンズ群の最も像側の面の曲率半径をR42とするとき、
0.90<(R21+R22)/(R21-R22)<4.00
-10.00<(R41+R42)/(R41-R42)<-2.00
なる条件式を満足することを特徴とする光学系。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
無限遠から全系の横倍率が-0.1倍となる物体距離へのフォーカシングに際しての前記第2レンズ群の移動量、および前記第4レンズ群の移動量をそれぞれM2、M4とし、無限遠から全系の横倍率が-0.1倍となる物体距離へのフォーカシングに際して像側へ移動するときの移動量の符号を正とするとき、
-3.5<M2/M4<-0.5
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記第2レンズ群の焦点距離をf2、前記第4レンズ群の焦点距離をf4とするとき、
-7.00<f2/f4<-2.50
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項4】
前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第2レンズ群の焦点距離をf2とするとき、
0.05<|f1/f2|<0.50
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項5】
前記光学系において、最も像側に配置されたレンズ群の焦点距離をfR、全系の焦点距離をfとするとき、
2.0<|fR/f|<500.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項6】
無限遠にフォーカシングした際のバックフォーカスをBF、全系の焦点距離をfとするとき、
0.30<BF/f<1.50
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項7】
無限遠にフォーカシングした際の前記開口絞りから像面までの光軸上の距離をDa、前記光学系のレンズ全長をTLとするとき、
0.45<Da/TL<0.70
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項8】
無限遠にフォーカシングした際の前記開口絞りから前記第4レンズ群の最も物体側の面までの光軸上の距離をD4とするとき、
0.15<D4/Da<0.35
なる条件式を満足することを特徴とする請求項7に記載の光学系。
【請求項9】
無限遠にフォーカシングした際の前記第4レンズ群の横倍率をβ4、前記第4レンズ群より像側に配置された全てのレンズ群の合成横倍率をβRとするとき、
0.70<(1-β4
2
)×βR
2
<3.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項10】
前記第4レンズ群において配置された少なくとも1枚の正レンズのアッベ数をν4pとするとき、
70.0<ν4p<96.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学系に関し、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、放送用カメラ、銀塩フィルム用カメラ等の撮像装置に好適なものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、撮像装置に用いられる光学系としては、小型であり且つ高速なフォーカシングを行うことが求められている。
【0003】
そこでフォーカシングに際して移動するレンズ群を軽量化しながら、フォーカシングに際して発生する収差の変動を抑制するための小型な構成として、フォーカシングに際して複数のレンズ群が移動する方式が知られている。
【0004】
特許文献1は、フォーカシングに際して第2レンズ群と第4レンズが移動する光学系を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-140076号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の光学系は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群で構成されている。しかしながら、フォーカシングに際して移動する第2レンズ群の最も物体側の面が物体側に凹面を向け曲率半径の絶対値が小さい、あるいは第4レンズ群の最も物体側の面が物体側に凸面を向け曲率半径が小さい。その結果、軸外光線が前述したレンズ面で大きく曲がるため、フォーカシングに際して発生する画角の変動、いわゆるブリージングが大きくなってしまう。
【0007】
そこで本発明は、小型でありながら、フォーカシングに際して発生する収差及び画角の変動を抑制した光学系を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の1つの実施形態にかかる光学系は、物体側から像側へ順に配置された、第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群を有し、フォーカシングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する光学系であって、
該光学系は、前記第2レンズ群と前記第4レンズ群との間に開口絞りを有し、
無限遠から至近へのフォーカシングに際して、前記第2レンズ群は像側へ移動し、前記第4レンズ群は物体側へ移動し、
前記第2レンズ群の最も物体側の面の曲率半径をR21、前記第2レンズ群の最も像側の面の曲率半径をR22、前記第4レンズ群の最も物体側の面の曲率半径をR41、前記第4レンズ群の最も像側の面の曲率半径をR42とするとき、
0.90<(R21+R22)/(R21-R22)<4.00
-10.00<(R41+R42)/(R41-R42)<-2.00
なる条件式を満足することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、小型でありながら、フォーカシングに際して発生する収差及び画角の変動を抑制した光学系を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1の光学系において、無限遠にフォーカシングしたときのレンズ断面図
実施例1の光学系において、(A)無限遠にフォーカシングしたときの収差図、(B)至近にフォーカシングしたときの収差図
実施例2の光学系において、無限遠にフォーカシングしたときのレンズ断面図
実施例2の光学系において、(A)無限遠にフォーカシングしたときの収差図、(B)至近にフォーカシングしたときの収差図
実施例3の光学系において、無限遠にフォーカシングしたときのレンズ断面図
実施例3の光学系において、(A)無限遠にフォーカシングしたときの収差図、(B)至近にフォーカシングしたときの収差図
実施例4の光学系において、無限遠にフォーカシングしたときのレンズ断面図
実施例4の光学系において、(A)無限遠にフォーカシングしたときの収差図、(B)至近にフォーカシングしたときの収差図
実施例5の光学系において、無限遠にフォーカシングしたときのレンズ断面図
実施例5の光学系において、(A)無限遠にフォーカシングしたときの収差図、(B)至近にフォーカシングしたときの収差図
実施例6の光学系において、無限遠にフォーカシングしたときのレンズ断面図
実施例6の光学系において、(A)無限遠にフォーカシングしたときの収差図、(B)至近にフォーカシングしたときの収差図
実施例7の光学系において、無限遠にフォーカシングしたときのレンズ断面図
実施例7の光学系において、(A)無限遠にフォーカシングしたときの収差図、(B)至近にフォーカシングしたときの収差図
フレアカット絞りを配置した図
撮像装置を示す概略図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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