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公開番号
2025019497
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123132
出願日
2023-07-28
発明の名称
虚像表示装置及び光学ユニット
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
7/00 20210101AFI20250131BHJP(光学)
要約
【課題】接着剤に未硬化領域が残ることを防止しつつ、面方向の外力だけでなく、端部から剥がすような回転方向の外力に対しても強度を確保すること。
【解決手段】1実施形態の虚像表示装置100Aは、映像素子11aと、映像素子11aに形成された画像を投射する投射光学系12aと、映像素子11aと投射光学系12aとを位置決めした状態で収納するケースCAと、投射光学系12aから射出された映像光MLが入射する光学外観部品123とを備え、光学外観部品123は、互いに交差する方向に延びてケースCAにそれぞれ接着される第1接着面SJ1と第2接着面SJ2とを有し、第2接着面SJ2は、ケースCAを挟んで離間した位置に設けられる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
映像素子と、
前記映像素子に形成された画像を投射する投射光学系と、
前記映像素子と前記投射光学系とを位置決めした状態で収納するケースと、
前記投射光学系から射出された映像光が入射する光学外観部品と、
を備え、
前記光学外観部品は、互いに交差する方向に延びて前記ケースにそれぞれ接着される第1接着面と第2接着面とを有し、
前記第2接着面は、前記ケースを挟んで離間した位置に設けられる、
虚像表示装置。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記第2接着面は、前記光学外観部品の位置決めに際して干渉を回避するように前記ケースから離間している、
請求項1に記載の虚像表示装置。
【請求項3】
前記第1接着面と前記第2接着面とは、直交し隣接した状態で配置される、
請求項1に記載の虚像表示装置。
【請求項4】
前記ケースは、両側面から延びる一対の突起部を有し、
前記第1接着面は、前記一対の突起部の底面に接着され、
前記第2接着面は、前記一対の突起部の背面に接着される、
請求項3に記載の虚像表示装置。
【請求項5】
前記光学外観部品は、光透過性を有するミラーである、請求項1に記載の虚像表示装置。
【請求項6】
前記光学外観部品は、凹の部分反射面を有する板状のシースルーミラーであり、
前記第1接着面と前記第2接着面とは、前記シースルーミラーの上端に形成された取付部に形成される、
請求項5に記載の虚像表示装置。
【請求項7】
前記シースルーミラーは、光透過性を有する基材から形成されている、
請求項6に記載の虚像表示装置。
【請求項8】
前記第1接着面は、前記取付部のうち板状部材の上面に形成され、
前記第2接着面は、前記取付部のうち前記板状部材から突起する一対の凸部の前面に形成される、
請求項6に記載の虚像表示装置。
【請求項9】
前記光学外観部品は、前記第2接着面の反対方向に向けられた第3接着面を有し、
前記ケースの一部は、前記第2接着面と前記第3接着面との間に挟まれる、
請求項1に記載の虚像表示装置。
【請求項10】
前記第3接着面は、2つの前記第2接着面の中間位置に対向して配置される成形用のゲートである、請求項1に記載の虚像表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、虚像の観察を可能にする頭部装着型の虚像表示装置及び光学ユニットに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
虚像表示装置として、映像表示素子を収納する映像素子ケースと、投射レンズを収納する鏡筒とを、映像表示素子と投射レンズとの相対的な位置を調整しつつ、板状部分と接続部とによって接着するものが公知となっている(特許文献1)。この虚像表示装置では、投射レンズの製造誤差等に伴って光学系にバラツキが発生しても、投射レンズと映像表示素子との位置決め時において上記バラツキを補正することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-211674号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記背景技術の装置では、映像素子ケース及び鏡筒を光硬化性接着剤を用いて接着すると、内部の奥の接着剤に未硬化領域が残りやすい。また、面での接着では、面方向の外力に対する強度は強いものの、端部から剥がすような回転方向の外力に対しては強度が出しにくい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一側面における虚像表示装置及び光学ユニットは、映像素子と、前記映像素子に形成された画像を投射する投射光学系と、前記映像素子と前記投射光学系とを位置決めした状態で収納するケースと、前記投射光学系から射出された前記映像光が入射する光学外観部品とを備え、前記光学外観部品は、互いに交差する方向に延びて前記ケースにそれぞれ接着される第1接着面と第2接着面とを有し、前記第2接着面は、前記ケースを挟んで離間した位置に設けられる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
頭部装着型表示装置の装着状態を説明する外観斜視図である。
片側の虚像表示装置に含まれる光学系等を説明する側方断面図である。
光学ユニットやその支持構造を説明する斜視図である。
バレル及びこれに保持された光学部材等の側方断面図である。
バレルカバーを除いた残り部分の背面図を示す。
シースルーミラーの構造を説明する斜視図である。
虚像表示装置又は光学ユニットの正面図及び平面図である。
ケースに対するシースルーミラーの固定を説明する部分拡大側面図である。
第2実施形態におけるシースルーミラーを説明する斜視図である。
シースルーミラーの構造を説明する裏側の斜視図である。
ケースに対するシースルーミラーの固定を説明する部分拡大側面図である。
第2実施形態の虚像表示装置を説明する正面図及び平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
〔第1実施形態〕
以下、図1、2等を参照して、本発明に係る虚像表示装置の第1実施形態について説明する。
【0008】
図1は、頭部装着型表示装置(以下、ヘッドマウントディスプレイ又はHMDとも称する。)200の装着状態を説明する図であり、HMD200は、これを装着する観察者又は装着者USに虚像としての映像を認識させる。図1等において、X、Y、及びZは、直交座標系であり、+X方向は、HMD200を装着した観察者又は装着者USの両眼EYの並ぶ横方向に対応し、+Y方向は、装着者USにとっての両眼EYの並ぶ横方向に直交する上方向に相当し、+Z方向は、装着者USにとっての前方向又は正面方向に相当する。±Y方向は、鉛直軸又は鉛直方向に平行になっている。
【0009】
HMD200は、右眼用の第1虚像表示装置100Aと、左眼用の第2虚像表示装置100Bと、虚像表示装置100A,100Bを支持するテンプル状の一対の支持装置100Cと、情報端末であるユーザー端末90とを備える。第1虚像表示装置100Aは、単独でHMDとして機能し、上部に配置される第1表示駆動部102aと、メガネレンズ状で眼前を覆う第1コンバイナー103aとで構成される。第2虚像表示装置100Bも同様に、単独でHMDとして機能し、上部に配置される第2表示駆動部102bと、メガネレンズ状で眼前を覆う第2コンバイナー103bとで構成される。支持装置100Cは、装着者USの頭部に装着される装着部材であり、外観上一体化されている表示駆動部102a,102bを介して一対のコンバイナー103a,103bの上端側を支持している。第1虚像表示装置100Aと第2虚像表示装置100Bとは、光学的に同一又は左右反転させたものであり、第2虚像表示装置100Bについては、詳細な説明を省略する。
【0010】
図2は、第1虚像表示装置100Aの内部構造を説明する側方断面図である。第1虚像表示装置100Aは、第1映像素子11aと第1表示部20aと第1回路部材80aとを備える。第1表示部20aは、虚像を形成する結像光学系であり、投射レンズ21と、プリズムミラー22と、シースルーミラー23とを有する。第1表示部20aのうち、投射レンズ21とプリズムミラー22とは、第1映像素子11aからの映像光MLが入射する第1投射光学系12aとして機能する。第1表示部20aは、第1投射光学系12aとシースルーミラー23とを一体化した状態で有するものである。第1投射光学系12aを構成する投射レンズ21は、第1映像素子11aの光射出側に配置される第1光学部材2aに相当し、プリズムミラー22は、投射レンズ21である第1光学部材2aの光射出側に配置される第2光学部材2bに相当する。また、第1映像素子11aと投射レンズ21とプリズムミラー22とは、図1に示す第1表示駆動部102aの一部に対応し、シースルーミラー23は、図1に示す第1コンバイナー103aに対応する。第1投射光学系12aを構成する投射レンズ21及びプリズムミラー22は、第1映像素子11aとともに相互に位置決めされた状態で容器状のバレル41内で固定されている。バレル41は、第1投射光学系12aや第1映像素子11aを位置決めした状態で収納するケースCAである。
(【0011】以降は省略されています)
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