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公開番号
2025030741
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023136299
出願日
2023-08-24
発明の名称
眼鏡フレーム及び丁番構造
出願人
株式会社メガネトップ
代理人
個人
主分類
G02C
9/02 20060101AFI20250228BHJP(光学)
要約
【課題】跳ね上げ機構の耐久性を向上させ、跳ね上げ機構を導入する際の製造工程増加を抑制する眼鏡フレーム及び丁番構造を提供する。
【解決手段】眼鏡フレーム1は、装着者に装着されるフレーム部20に対してレンズ保持部30を跳ね上げ可能な跳ね上げ式の眼鏡フレームであって、レンズ保持部30をフレーム部20に対して回転移動させる跳ね上げ丁番部10を備え、跳ね上げ丁番部10は、フレーム部20に固定される駒片11と、レンズ保持部30に固定される駒片12と、駒片11と駒片12とを左右からそれぞれ固定する2つのねじ13L、13Rとを有し、駒片11は4枚駒であり、駒片12は2枚駒であって、駒片11の3つの間隙のうち外側2つの間隙に駒片12の駒が差し込まれてねじ13L、13Rにより固定される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
装着者に装着されるフレーム部に対してレンズ保持部を跳ね上げ可能な跳ね上げ式の眼鏡フレームであって、
前記レンズ保持部を前記フレーム部に対して回転移動させる跳ね上げ丁番部を備え、
前記跳ね上げ丁番部は、前記フレーム部又は前記レンズ保持部に固定される第1の駒片と、前記レンズ保持部又は前記フレーム部に固定される第2の駒片と、当該第1の駒片と当該第2の駒片とを左右からそれぞれ固定する2つのねじとを有し、
前記第1の駒片は4枚駒であり、前記第2の駒片は2枚駒であって、前記第1の駒片の3つの間隙のうち外側2つの間隙に前記第2の駒片の駒が差し込まれて前記2つのねじにより前記第1の駒片の中央2つの駒にそれぞれ固定される眼鏡フレーム。
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【請求項2】
装着者に装着されるフレーム部に対してレンズ保持部を跳ね上げ可能な跳ね上げ式の眼鏡フレームであって、
前記レンズ保持部を前記フレーム部に対して回転移動させる跳ね上げ丁番部を備え、
前記跳ね上げ丁番部は、前記フレーム部又は前記レンズ保持部に固定される第1の駒片と、前記レンズ保持部又は前記フレーム部に固定される第2の駒片と、当該第1の駒片と当該第2の駒片とを左右からそれぞれ固定する2つのねじとを有し、
前記第1の駒片は3枚駒であり、前記第2の駒片は2枚駒であって、前記第1の駒片の2つの間隙に前記第2の駒片の駒が差し込まれて前記2つのねじにより前記第1の駒片の中央の駒にそれぞれ固定される眼鏡フレーム。
【請求項3】
装着者に装着されるフレーム部に対してレンズ保持部を跳ね上げ可能な跳ね上げ式の眼鏡フレームであって、
前記レンズ保持部を前記フレーム部に対して回転移動させる跳ね上げ丁番部を備え、
前記跳ね上げ丁番部は、前記フレーム部又は前記レンズ保持部に固定される第1の駒片と、前記レンズ保持部又は前記フレーム部に固定される第2の駒片と、当該第1の駒片と当該第2の駒片とを左右からそれぞれ固定する2つのねじとを有し、
前記第1の駒片は2つの2枚駒であり、前記第2の駒片は2つの1枚駒であって、前記第1の駒片の2つの2枚駒の間隙に前記第2の駒片の2つの1枚駒がそれぞれ差し込まれて前記2つのねじにより固定される眼鏡フレーム。
【請求項4】
前記第1の駒片の前記外側2つの間隙と、前記第2の駒片の前記2枚駒との間に取り付けられるワッシャをさらに有する請求項1~3のいずれか1項に記載の眼鏡フレーム。
【請求項5】
第1の部材に固定される第1の駒片と、第2の部材に固定される第2の駒片と、当該第1の駒片と当該第2の駒片とを左右からそれぞれ固定する2つのねじとを有し、
前記第1の駒片は4枚駒であり、前記第2の駒片は2枚駒であって、前記第1の駒片の3つの間隙のうち外側2つの間隙に前記第2の駒片の駒が差し込まれて前記2つのねじにより前記第1の駒片の中央2つの駒にそれぞれ固定される丁番構造。
【請求項6】
第1の部材に固定される第1の駒片と、第2の部材に固定される第2の駒片と、当該第1の駒片と当該第2の駒片とを左右からそれぞれ固定する2つのねじとを有し、
前記第1の駒片は3枚駒であり、前記第2の駒片は2枚駒であって、前記第1の駒片の2つの間隙に前記第2の駒片の駒が差し込まれて前記2つのねじにより前記第1の駒片の中央の駒にそれぞれ固定される丁番構造。
【請求項7】
第1の部材に固定される第1の駒片と、第2の部材に固定される第2の駒片と、当該第1の駒片と当該第2の駒片とを左右からそれぞれ固定する2つのねじとを有し、
前記第1の駒片は2つの2枚駒であり、前記第2の駒片は2つの1枚駒であって、前記第1の駒片の2つの2枚駒の間隙に前記第2の駒片の2つの1枚駒がそれぞれ差し込まれて前記2つのねじにより固定される丁番構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、眼鏡フレーム及び丁番構造、特に跳ね上げ式の眼鏡フレーム及び丁番構造に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の眼鏡フレームとして、レンズを保持する保持枠とフロントバーとを丁番で回動可能に支持するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
この眼鏡フレームは、保持枠とフロントバーと丁番を備える。保持枠は第一レンズを保持する。丁番は保持枠を回動自在に支持する。フロントバーは第一バー部と第二バー部と第一屈曲部と第二屈曲部と第三バー部によって形成される。第二バー部は幅方向の中央の側から端の側に向けて前後方向の後側に湾曲又は傾斜した形状とされる。第一屈曲部は、第一バー部に繋がり、前後方向の後側に屈曲した形状とされる。第二屈曲部は、第二バー部に繋がり、前後方向の前側に屈曲した形状とされる。第三バー部は第一屈曲部と第二屈曲部を繋ぐ。丁番は第一駒片と第二駒片と軸部を備える。第一駒片は、幅方向において第三バー部と隣り合った状態で、第二バー部に固定される。第二駒片は保持枠に固定される。軸部は、第一駒片と第二駒片を連結し、回動する第二駒片の回動軸となる。
【0004】
そのため、フロントバーは、前後方向における保持枠と第二バー部の間隔を、第一レンズが跳ね上げられていない状態で、保持枠と第一バー部の間隔より広くすることができる。従って、幅方向の端の側の領域において、保持枠とフロントバーの間隔を広くすることができ、前後方向においてフロントバーが前側に移動できる空間が広くなり、フロントバーの変形量を大きくすることができる。これにより、フロントバーが変形した際の保持枠とフロントバーの接触を抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第618596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記した特許文献1の眼鏡フレームによれば、フロントバーが変形した際の保持枠とフロントバーの接触を抑制することができるものの、2つの丁番が間隔を開けて設けられているため、フロントバーの変形により丁番が緩みやすく、耐久性が低いという問題がある。また、2つの丁番が間隔を開けて設けられているため、丁番の第一駒、第二駒をそれぞれフロントバー、保持枠にロウ付する際に精度が要求され、精度を保持するため製造工程が増加するという問題がある。
【0007】
従って、本発明の目的は、跳ね上げ機構の耐久性を向上させ、跳ね上げ機構を導入する際の製造工程増加を抑制する眼鏡フレーム及び丁番構造を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、以下の眼鏡フレーム及び丁番構造を提供する。
【0009】
[1]装着者に装着されるフレーム部に対してレンズ保持部を跳ね上げ可能な跳ね上げ式の眼鏡フレームであって、
前記レンズ保持部を前記フレーム部に対して回転移動させる跳ね上げ丁番部を備え、
前記跳ね上げ丁番部は、前記フレーム部又は前記レンズ保持部に固定される第1の駒片と、前記レンズ保持部又は前記フレーム部に固定される第2の駒片と、当該第1の駒片と当該第2の駒片とを左右からそれぞれ固定する2つのねじとを有し、
前記第1の駒片は4枚駒であり、前記第2の駒片は2枚駒であって、前記第1の駒片の3つの間隙のうち外側2つの間隙に前記第2の駒片の駒が差し込まれて前記2つのねじにより前記第1の駒片の中央2つの駒にそれぞれ固定される眼鏡フレーム。
[2]装着者に装着されるフレーム部に対してレンズ保持部を跳ね上げ可能な跳ね上げ式の眼鏡フレームであって、
前記レンズ保持部を前記フレーム部に対して回転移動させる跳ね上げ丁番部を備え、
前記跳ね上げ丁番部は、前記フレーム部又は前記レンズ保持部に固定される第1の駒片と、前記レンズ保持部又は前記フレーム部に固定される第2の駒片と、当該第1の駒片と当該第2の駒片とを左右からそれぞれ固定する2つのねじとを有し、
前記第1の駒片は3枚駒であり、前記第2の駒片は2枚駒であって、前記第1の駒片の2つの間隙に前記第2の駒片の駒が差し込まれて前記2つのねじにより前記第1の駒片の中央の駒にそれぞれ固定される眼鏡フレーム。
[3]装着者に装着されるフレーム部に対してレンズ保持部を跳ね上げ可能な跳ね上げ式の眼鏡フレームであって、
前記レンズ保持部を前記フレーム部に対して回転移動させる跳ね上げ丁番部を備え、
前記跳ね上げ丁番部は、前記フレーム部又は前記レンズ保持部に固定される第1の駒片と、前記レンズ保持部又は前記フレーム部に固定される第2の駒片と、当該第1の駒片と当該第2の駒片とを左右からそれぞれ固定する2つのねじとを有し、
前記第1の駒片は2つの2枚駒であり、前記第2の駒片は2つの1枚駒であって、前記第1の駒片の2つの2枚駒の間隙に前記第2の駒片の2つの1枚駒がそれぞれ差し込まれて前記2つのねじにより固定される眼鏡フレーム。
[4]前記第1の駒片の前記外側2つの間隙と、前記第2の駒片の前記2枚駒との間に取り付けられるワッシャをさらに有する前記[1]~[3]のいずれかに記載の眼鏡フレーム。
[5]第1の部材に固定される第1の駒片と、第2の部材に固定される第2の駒片と、当該第1の駒片と当該第2の駒片とを左右からそれぞれ固定する2つのねじとを有し、
前記第1の駒片は4枚駒であり、前記第2の駒片は2枚駒であって、前記第1の駒片の3つの間隙のうち外側2つの間隙に前記第2の駒片の駒が差し込まれて前記2つのねじにより前記第1の駒片の中央2つの駒にそれぞれ固定される丁番構造。
[6]第1の部材に固定される第1の駒片と、第2の部材に固定される第2の駒片と、当該第1の駒片と当該第2の駒片とを左右からそれぞれ固定する2つのねじとを有し、
前記第1の駒片は3枚駒であり、前記第2の駒片は2枚駒であって、前記第1の駒片の2つの間隙に前記第2の駒片の駒が差し込まれて前記2つのねじにより前記第1の駒片の中央の駒にそれぞれ固定される丁番構造。
[7]第1の部材に固定される第1の駒片と、第2の部材に固定される第2の駒片と、当該第1の駒片と当該第2の駒片とを左右からそれぞれ固定する2つのねじとを有し、
前記第1の駒片は2つの2枚駒であり、前記第2の駒片は2つの1枚駒であって、前記第1の駒片の2つの2枚駒の間隙に前記第2の駒片の2つの1枚駒がそれぞれ差し込まれて前記2つのねじにより固定される丁番構造。
【発明の効果】
【0010】
本願発明によれば、跳ね上げ機構の耐久性を向上させ、跳ね上げ機構を導入する際の製造工程増加を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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