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公開番号
2025027774
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023132898
出願日
2023-08-17
発明の名称
コネクタ作業用治具
出願人
エクシオグループ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G02B
6/36 20060101AFI20250220BHJP(光学)
要約
【課題】成端作業時における手元スペースを確実に確保しつつ、接続盤に対する取付、取外し作業も容易に行う事のできるコネクタ作業用治具を提供する。
【解決手段】背面板108の一部に固定される取付ベース12と、取付ベース12を背面板108に固定した状態においてポート106を基端としてポート106から離間する方向に壁面を成す一対の側板18と、側板18の先端側に配置された開閉ビーム24とを有し、取付ベース12は、背面板108への固定を成すための固定部14と、固定部14を背面板108に固定した状態においてポート106から離間するにしたがって幅を広げる拡幅部16とを備え、側板18は、固定部14に接続される平行部20と、拡幅部16に接続される拡開部22とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ポートの幅方向に直交する方向に複数のポートを配列した端子台を有する光ケーブルの接続盤において前記端子台の上部に露出する背面板の一部に固定される取付ベースと、
前記取付ベースに上端が接続され、前記取付ベースを前記背面板に固定した状態において前記ポートを基端として前記ポートから離間する方向に壁面を成す一対の側板と、
前記側板の先端側に配置された開閉ビームとを有し、
前記取付ベースは、前記背面板への固定を成すための固定部と、前記固定部を前記背面板に固定した状態において前記ポートから離間するにしたがって幅を広げる拡幅部とを備え、
前記側板は、前記固定部に接続される平行部と、前記拡幅部に接続される拡開部とを備えることを特徴とするコネクタ作業用治具。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
前記開閉ビームは、対を成す前記側板における前記拡開部の下端部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ作業用治具。
【請求項3】
前記拡開部には、前記平行部側から先端側にかけて前記ポートの配置位置に沿った直線状のガイドラインが複数配されると共に、
前記ガイドラインの両端近傍には、各ポートに合わせたポート番号が付されていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ作業用治具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光ケーブルにおける成端作業に係り、特に、ケーブルコネクタの抜き差しを行う際に有用な治具に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
データ通信量の増大や、通信速度の向上に伴い、通信回線の光ケーブル化が進められてきている。ビルなどの大型施設では特に、建物内に引き込んだ光ケーブルの分配数が非常に多く、引き込みや設備の切替工事などにおいては、狭隘なスペースに配置された複数のケーブルコネクタを接続するポートに対して正確に抜き差し(成端作業)する必要がある。しかし、こうしたケーブルが密集している場所での成端作業では、作業者の手やケーブル自体が周囲のケーブルに接触したり、引っ掛かったりすることによる不具合の発生や、接続間違いなどを生じさせる恐れがある。
【0003】
そこで、このような実情を鑑みて、特許文献1-3に開示されているようなコネクタ作業用治具が提案されてきている。例えば特許文献1に開示されているコネクタ作業用治具は、接続盤を構成する複数の棚の各段に、縦方向に複数配置されて列を成すポート群を囲う枠状に形成された配線取付部と、この配線取付部の長手方向に配置され、配線取付部を基点としてポート群から離間する方向に延設される一対のラッパ部を有する。そしてラッパ部は、先端側に行くにしたがって対を成すラッパ部間の距離が広がるような反りを持つように構成されている。
【0004】
このような構成のコネクタ作業用治具では、接続盤に配置されたポート群の外周に配線板取付部を固定することで、配線板取付部に囲われた部位のポートに接続された配線以外の配線を、ラッパ部により押し退けることができる。このため、作業時の手元に邪魔な配線が重なる事を防ぎ、手元がクリアな状態で成端作業を行う事ができる。しかし、特許文献1に開示されているコネクタ作業用治具は、配線板取付部が枠状に形成されており、かつ枠状部に永久磁石等の着脱手段を取り付ける必要がある。このため、隣り合うポート間の隙間が狭い高集積型の接続盤での使用は困難となる可能性があった。
【0005】
特許文献2に開示されているコネクタ作業用治具は、一対の垂直板部の上端を繋ぎ部で連結したコ字状の基部と、垂直板部の長手方向に沿って配置され、取付状態においてポート群から離間するにしたがって外方に反りを持つように構成された湾曲板部とを有する。また特許文献2に開示されているコネクタ作業用治具では、垂直板部の外側に、隣接配置されているポート群の側面に押し当てられる仮留め用突起が備えられている。このような構成のコネクタ作業用治具によれば、隣り合うポート間の隙間が狭い場合であっても、接続盤に取り付ける事ができる。しかしながら、特許文献2に開示されているコネクタ作業用治具では、光ケーブルを抜き差しするポート番号の誤認を防止するという手段が講じられていない。
【0006】
このような問題を解決しているのが、特許文献3に開示されているコネクタ作業用治具である。特許文献3に開示されているコネクタ作業用治具では、特許文献2に開示されているコネクタ作業用治具の湾曲部に相当する延出シート部の内側に、ポート番号を記した線番表示が設けられている。このため、特許文献3に開示されているコネクタ作業用治具によれば、特許文献1、2に開示されているコネクタ作業用治具の効果に加え、成端作業時における配線間違いを防止することが可能となる。
【0007】
しかし、特許文献1-3に開示されているコネクタ作業用治具はいずれも、ラッパ部や湾曲板部、及び延出シートが可撓性素材により構成されている。このため、光配線が密になると、ラッパ部や湾曲板部、及び延出シートが周囲の光ケーブルにより押し込まれ、その拡開状態を維持することができなくなる場合がある。このため、成端のために確保すべきスペースが狭くなってしまうといった課題が生じる場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開平11-142656号公報
特開2008-64916号公報
特開2008-224891号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
そこで本発明では、上記課題を解決し、成端作業時における手元スペースを確実に確保しつつ、接続盤に対する取付、取外し作業も容易に行う事のできるコネクタ作業用治具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するための本発明に係るコネクタ作業用治具は、ポートの幅方向に直交する方向に複数のポートを配列した端子台を有する光ケーブルの接続盤において前記端子台の上部に露出する背面板の一部に固定される取付ベースと、前記取付ベースに上端が接続され、前記取付ベースを前記背面板に固定した状態において前記ポートを基端として前記ポートから離間する方向に壁面を成す一対の側板と、前記側板の先端側に配置された開閉ビームとを有し、前記取付ベースは、前記背面板への固定を成すための固定部と、前記固定部を前記背面板に固定した状態において前記ポートから離間するにしたがって幅を広げる拡幅部とを備え、前記側板は、前記固定部に接続される平行部と、前記拡幅部に接続される拡開部とを備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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