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公開番号2025030090
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023135088
出願日2023-08-22
発明の名称ヘッドホン装着眼鏡
出願人個人,個人
代理人個人,個人
主分類G02C 11/00 20060101AFI20250228BHJP(光学)
要約【課題】本発明は、眼鏡着用時の顔面への負担を軽減しつつ、眼鏡とヘッドホンを同時使用することができ、頭部に固定したヘッドホンに対してレンズを装着したリムを眼前から容易に外すことができる眼鏡を提案する。
【解決手段】本発明に係るヘッドホン装着眼鏡は、着者の後頭部又は頭頂部を囲む弧状のアーチ型ホルダと、その両端部から略直線状に両耳方向へ延設された左右の側頭部フレームとを含み、側頭部フレームが音声出力モジュールを備えるヘッドホンに装着し得る。この眼鏡は、レンズを装着するリムと、リムを中央で接続するブリッジと、その一端が左右のリムに接続された左右のヨロイと、接続手段を介して、ヨロイの他端にその一方の端部が接続された左右のテンプルとを含み、接続手段を介して、テンプルの先端をヘッドホンの側頭部フレームに装着可能な眼鏡である。ブリッジは、左ブリッジ及び右ブリッジを接続手段により開閉可能に接続する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
被着者の後頭部又は頭頂部を囲むように湾曲して形成された弧状のアーチ型ホルダと、その両端部から略直線状に両耳方向へ延設された左右の側頭部フレームとを含み、該左右の側頭部フレームが音声出力モジュールを備えるヘッドホンに装着し得る眼鏡において、
前記眼鏡は、
レンズを装着する左右のリムと、
該左右のリムを中央で接続するブリッジと、
一端と他端を有し、その一端が該左右のリムに接続された左右のヨロイと、
接続手段を介して、該左右のヨロイの他端にその一方の端部が接続された左右のテンプルと、
を含み、
接続手段を介して、該左右のテンプルの先端を前記ヘッドホンの左右の側頭部フレームに装着可能な眼鏡であって、
前記ブリッジは、前記左リムに固定された左ブリッジと前記右リムに固定された右ブリッジとからなり、
該左ブリッジ及び該右ブリッジを接続手段により開閉可能に接続するヘッドホン装着眼鏡。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記左ブリッジと前記右ブリッジとを開閉可能に接続する接続手段は、
前記左ブリッジ及び前記右ブリッジに夫々設けられた被接続部C2と接続部C1とを接続する手段であって、
被接続部C2と接続部C1とに磁石を埋設して、両者を着脱自在に固定し得る磁石接続手段である、請求項1に記載のヘッドホン装着眼鏡。
【請求項3】
前記左ブリッジと前記右ブリッジとを開閉可能に接続する接続手段は、
前記左ブリッジ及び前記右ブリッジに夫々設けられた被接続部C2と接続部C1とを接続する手段であって、
凹部又は凸部が設けられた被接続部C2と、凸部又は凹部が設けられた接続部C1とを、着脱自在に嵌合する挿入接続手段である、請求項1に記載のヘッドホン装着眼鏡。
【請求項4】
前記ヨロイの他端に設けられた被接続部C2と、前記テンプルの一方の端部に設けられた接続部C1とを接続する前記接続手段は、
凹部の被接続部C2に凸部の接続部C1を挿入し、凹部と凸部に夫々設けられた孔部に一方からネジを貫通させ、他方で雌ネジにより被接続部C2と接続部C1が相対的に回動可能なように固定するヒンジ接続手段であり、
該リムが該テンプルに対して回動可能な、請求項1に記載のヘッドホン装着眼鏡。
【請求項5】
前記ヨロイの他端に設けられた被接続部C2と、前記テンプルの一方の端部に設けられた接続部C1とを接続する前記接続手段は、
該接続部C1と該被接続部C2に夫々設けた孔部に、一方から雄ネジを螺入して貫通させ、他方で雌ネジにより固定するネジ接続手段である、請求項1に記載のヘッドホン装着眼鏡。
【請求項6】
前記側頭部フレームに前記テンプルを装着する前記接続手段は、
該側頭部フレーム及び該テンプルに夫々設けられた被接続部C2と接続部C1とを接続する手段であって、
凹部の被接続部C2に凸部の接続部C1を挿入し、凹部と凸部に夫々設けられた孔部に一方からネジを貫通させ、他方で雌ネジにより被接続部C2と接続部C1が相対的に回動可能なように固定するヒンジ接続手段である、請求項1に記載のヘッドホン装着眼鏡。
【請求項7】
前記側頭部フレームに前記テンプルを装着する前記接続手段は、
該側頭部フレーム及び該テンプルに夫々設けられた被接続部C2と接続部C1とを接続する手段であって、
被接続部C2と接続部C1とに夫々設けられた孔部に、一方から雄ネジを螺入して貫通させ、他方で雌ネジにより固定するネジ接続手段である、請求項1に記載のヘッドホン装着眼鏡。
【請求項8】
前記側頭部フレームに前記テンプルを装着する前記接続手段は、
該側頭部フレーム及び該テンプルに夫々設けられた被接続部C2と接続部C1とを接続する手段であって、
被接続部C2と接続部C1とに磁石を埋設して、両者を着脱自在に固定し得る磁石接続手段である、請求項1に記載のヘッドホン装着眼鏡。
【請求項9】
前記側頭部フレームに前記テンプルを装着する前記接続手段は、
該側頭部フレーム及び該テンプルに夫々設けられた被接続部C2と接続部C1とを接続する手段であって、
凹部又は凸部が設けられた被接続部C2と、凸部又は凹部が設けられた接続部C1とを、着脱自在に嵌合する挿入接続手段である、請求項1に記載のヘッドホン装着眼鏡。
【請求項10】
前記ヘッドホンの側頭部フレームと前記テンプルとを接続する接続手段は、
該側頭部フレームと該テンプルの端部とを結束する結束具により接続する接続手段であって、
該結束具は、
その母線に沿って突出した被接続部C2と接続部C1とが当接した閉状態で中空円筒を成し、
被接続部C2と接続部C1とを開いた開状態でその中空部に該テンプルと該側頭部フレームとを、それらの長手方向に沿って収容し得る結束具であり、
開状態で収容した該テンプルと該側頭部フレームとを、閉状態にして結束し、
その閉状態で当接した被接続部C2と接続部C1とに夫々設けられた孔部に、一方から雄ネジを螺入して貫通させ、他方で雌ネジにより固定する、請求項1に記載のヘッドホン装着眼鏡。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドホンに装着可能なヘッドホン装着眼鏡に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
運転などの作業中に、眼鏡を常用する人が音楽を聴いたり、スマートフォンで通話する場合、あるいは眼鏡と補聴器を併用する場合、眼鏡とイヤホン又はヘッドホンとを同時着用できると便利である。
【0003】
紐やコードなどが付いているイヤホン等を、眼鏡を常用する人が耳元に着用すると、これらの付属紐状体が眼鏡のテンプルに絡まって非常に厄介であるし、イヤホン等をポケットなどに収納した場合でも、紐やコード同士が絡まって容易に解けない。また、一方で、眼鏡は通常、テンプルと鼻パッドを耳元や鼻に当接させて、顔面が支持するため、できるだけ軽量化して顔面の負担を軽減したいという要請もある。
【0004】
特許文献1や特許文献2には、容易に絡まらないイヤホン用アクセサリ等が提案されている。また、付属紐状体がなく、補聴器本体や携帯音楽プレーヤー、スマートフォンなどのデバイスから信号を受信して音声を伝える単体のイヤホンも市販されている。しかし、これらのイヤホン用アクセサリや単体のイヤホンは、外した際の紛失を防止する機能をもち合わせない。
【0005】
また、特許文献3などには、テンプルに骨伝導イヤホンを埋め込んだ眼鏡が開示されているが、重くなった眼鏡を支持する顔面の負担が増大し、太くて厚いテンプルは美観を損ないかねない。さらに、特許文献4、特許文献5には、テンプルに取り付ける骨伝導スピーカ等が開示されているが、顔面の負担を軽減したいという要請には応えられない。
【0006】
特許文献6には、眼鏡を取り付けることができるヘッドホンが開示されており、頭部にヘッドホンを装着するため、眼鏡のテンプルや鼻パッドが顔面に与える負担を軽減することができる。また、イヤホンのような紛失し易い小物でもなく、管理的にも利便性が高い。
【0007】
実用新案登録第3190992号公報
特開平9-330619号公報
特開2020-057977号公報
WO2007-069784号公報
WO2009-116272号公報
特開2008-3283408号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、特許文献6に係るヘッドホンは、眼鏡をヘッドホンに装着して顔面の負担を軽減し、眼鏡とヘッドホンの管理にも煩わされないが、眼鏡を使用しない際の取り扱いに難がある。眼鏡を不使用の際や、ちょっとレンズを外して物を見たい際に、眼鏡をヘッドホンと取り外すのが容易とは言えない。
【0009】
そこで、本発明は、眼鏡着用時の顔面への負担を軽減しつつ、眼鏡とヘッドホンを同時使用することができ、頭部に固定したヘッドホンに対してレンズを装着したリムを眼前から容易に外すことができる眼鏡を提案する。
【0010】
また、本発明は、眼鏡のリムとテンプルとの接続部分や、テンプルとヘッドホンの接続部分にネジやヒンジを使用する場合、これらの接続部分において用いるネジが容易に緩まず、安定して使用することができる眼鏡を提案する。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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