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公開番号
2025027164
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-27
出願番号
2022004753
出願日
2022-01-17
発明の名称
撮像光学系
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
G02B
17/08 20060101AFI20250219BHJP(光学)
要約
【課題】撮像光学系全体を好適に小型化する。
【解決手段】撮像光学系10は、撮像素子51の光電変換部に被写体像を結像させる単焦点の撮像光学系であって、光の偏光を制御することで光の透過と反射を制御する少なくとも2つの透過反射面Rを有している。
撮像光学系10は、以下の条件式を満足する。
0.50<D12/f<0.85 ・・・(1)
ただし、
D12:2つの透過反射面Rの光軸Ax上での距離
f:撮像光学系10全系の焦点距離
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像素子の光電変換部に被写体像を結像させる単焦点の撮像光学系であって、
光の偏光を制御することで光の透過と反射を制御する少なくとも2つの透過反射面を有し、
以下の条件式を満足することを特徴とする撮像光学系。
0.50<D12/f<0.85 ・・・(1)
ただし、
D12:2つの透過反射面の光軸上での距離
f:撮像光学系全系の焦点距離
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
最も物体側に配置され、光の偏光状態を所定方向の直線偏光のみに揃えるための光学素子を備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像光学系。
【請求項3】
開口絞りと、前記開口絞りよりも像側に配置された第1レンズと、を備え、
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像光学系。
0≦DAS/f<0.15 ・・・(2)
ただし、
DAS:開口絞りと第1レンズとの光軸上での距離
f:撮像光学系全系の焦点距離
【請求項4】
光の偏光を制御する偏光素子が付加されたレンズ面を有するレンズを備えることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の撮像光学系。
【請求項5】
合焦の際に一部のレンズ又はレンズ群を移動させることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の撮像光学系。
【請求項6】
物体側から順に配置された、第1レンズ、第2レンズ及び第3レンズを備え、
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の撮像光学系。
1.90<f3/f<4.00 ・・・(3)
ただし、
f3:第3レンズの焦点距離
f:撮像光学系全系の焦点距離
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像光学系に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、スマートフォンなどの携帯端末やノートPC等に搭載される撮像光学系には、常に小型化が要求されている。
また、リモートワークの普及に伴って、ノートPCに搭載されるカメラには高画素化の要求も増えてきている。カメラを高画素化しようとするとセンササイズを大きくする必要が出てくるが、ノートPCではカメラがディスプレイのベゼル部分に配置されることが多く、PC本体の厚みを決定する要因となり得るため、光学全長をより短くする必要がある。
【0003】
しかしながら、センササイズ又は光学系の焦点距離が決定されると、光学全長の短縮化には限界があり、TTL/Y(TTL:光学全長、Y:対角像高)やTTL/f(f:焦点距離)が概ね1.0を下回る光学系を実現するのは困難である。実際に小型化の要求が大きいスマートフォン向けの光学系でも、最も小型の設計解であってもTTL/Y=1.1程度となっている(例えば、特許文献1参照)。
また、光学全長を短縮するためには焦点距離も短くする必要があり、カメラの画角が広角化してしまうという課題がある。カメラの画角は広ければ良いというものでもなく、撮影用途に応じた適切な画角が決まっており、ある画角を保ったまま光学全長を短縮したいという要求は大きい。
【0004】
このような光学系の短縮要求に対し、例えば特許文献2に記載の技術では、光線の反射と透過を制御することで、折り畳まれた光路を構成している。これにより、限られたレンズ枚数の中で光路長を確保し、光学全長を小さく抑えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許出願公開第2021/0223515号明細書
特開2005-352273号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献2の記載の撮像光学系では、収差補正が十分ではないなど、好適に小型化が図られているとは言い難い。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、撮像光学系全体を好適に小型化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、撮像素子の光電変換部に被写体像を結像させる単焦点の撮像光学系であって、
光の偏光を制御することで光の透過と反射を制御する少なくとも2つの透過反射面を有し、
以下の条件式を満足することを特徴とする。
0.50<D12/f<0.85 ・・・(1)
ただし、
D12:2つの透過反射面の光軸上での距離
f:撮像光学系全系の焦点距離
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、撮像光学系全体を好適に小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る撮像装置の模式的な断面図である。
実施形態に係る撮像装置の概略の制御構成を示すブロック図である。
実施形態に係る撮像装置における偏光制御の原理を説明するための図である。
実施例1の撮像光学系の(a)光路図であり、(b)縦収差図である。
実施例2の撮像光学系の(a)光路図であり、(b)縦収差図である。
実施例3の撮像光学系の(a)光路図であり、(b)縦収差図である。
実施例4の撮像光学系の(a)光路図であり、(b)縦収差図である。
実施例5の撮像光学系の(a)光路図であり、(b)縦収差図である。
実施例6の撮像光学系の(a)光路図であり、(b)縦収差図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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