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公開番号
2025019500
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123135
出願日
2023-07-28
発明の名称
虚像表示装置及び光学ユニット
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
27/02 20060101AFI20250131BHJP(光学)
要約
【課題】虚像表示装置の装着者が第三者とのアイコンタクトを可能にすること。
【解決手段】虚像表示装置100Aは、映像光MLを射出する映像素子11aと、映像素子11aからの映像光MLが入射する投射光学系12aと、投射光学系12aから射出された映像光MLが入射し部分的に反射される部分反射面23cを有する光学外観部品123と、装着者USの瞳が配置される瞳位置PP及び瞳位置PPの周辺の対象領域TAを照明する照明光ILを射出する照明装置13と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
映像光を射出する映像素子と、
前記映像素子からの前記映像光が入射する投射光学系と、
前記投射光学系から射出された前記映像光が入射し部分的に反射される部分反射面を有する光学外観部品と、
装着者の瞳が配置される瞳位置及び前記瞳位置の周辺の対象領域を照明する照明光を射出する照明装置と、
を備える、
虚像表示装置。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記照明装置は、周辺環境に応じて前記照明光の照度を調整する、
請求項1に記載の虚像表示装置。
【請求項3】
前記光学外観部品の外側から入射する外界光の照度を検出する光検出センサーを備え、
前記照明装置は、前記光検出センサーの検出結果に応じて前記照明光の照度を調整する、
請求項2に記載の虚像表示装置。
【請求項4】
前記照明装置は、前記映像素子とは別に設けられる照明用光源と、前記照明光の発散角を調整する調整光学部材とを有する、
請求項1に記載の虚像表示装置。
【請求項5】
前記照明装置は、前記映像素子と、前記映像光を分割する光分離素子とを含み、
前記照明光は、前記光分離素子で分割された前記映像光の一部である、
請求項1に記載の虚像表示装置。
【請求項6】
前記照明装置は、前記映像素子を含み、
前記照明光は、前記映像素子から射出される前記映像光以外の不要光である、
請求項1に記載の虚像表示装置。
【請求項7】
前記不要光は、前記映像素子が歪み補正用の画像を投射する際に、前記映像光として使用されない非表示領域から射出される、
請求項6に記載の虚像表示装置。
【請求項8】
映像光が射出する映像素子と、
前記映像素子からの前記映像光が入射する投射光学系と、
前記投射光学系から射出された前記映像光が入射し部分的に反射される部分反射面を有する光学外観部品と、
装着者の瞳が配置される瞳位置及び前記瞳位置の周辺の対象領域を照明する照明光を射出する照明装置と、
を備える、
光学ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、虚像の観察を可能にする頭部装着型の虚像表示装置及び光学ユニットに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
虚像表示装置として、画像光生成装置と、画像光生成装置から射出された画像光を虚像として結像させる光学ユニットとを備えるものが公知となっている(特許文献1)。虚像表示装置において、光学ユニットは、部分反射膜を設けた凹面透過ミラーを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-39294号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記背景技術の装置では、装着者の周辺環境によっては装着者を観察する第三者の方向に外界光が反射してしまい、装着者との対話をする際に第三者から装着者の瞳が見えなくなりアイコンタクトができないという課題が生じる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一側面における虚像表示装置又は光学ユニットは、映像光を射出する映像素子と、映像素子からの映像光が入射する投射光学系と、投射光学系から射出された映像光が入射し部分的に反射される部分反射面を有する光学外観部品と、装着者の瞳が配置される瞳位置及び瞳位置の周辺の対象領域を照明する照明光を射出する照明装置と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
虚像表示装置の装着状態を説明する外観斜視図である。
片側の虚像表示装置に含まれる光学系等を説明する側方断面図である。
虚像表示装置の照明装置を説明する概念図である。
虚像表示装置の装着状態を説明する外観正面図である。
第2実施形態の虚像表示装置を説明する部分拡大図である。
第3実施形態の虚像表示装置を説明する部分拡大図である。
図6の虚像表示装置の映像素子に表示される画像を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
〔第1実施形態〕
以下、図1、2等を参照して、本発明に係る虚像表示装置の第1実施形態について説明する。
【0008】
図1は、頭部装着型表示装置(以下、ヘッドマウントディスプレイ又はHMDとも称する。)200の装着状態を説明する図であり、HMD200は、これを装着する観察者又は装着者USに虚像としての映像を認識させる。図1等において、X、Y、及びZは、直交座標系であり、+X方向は、HMD200を装着した観察者又は装着者USの両眼EYの並ぶ横方向に対応し、+Y方向は、装着者USにとっての両眼EYの並ぶ横方向に直交する上方向に相当し、+Z方向は、装着者USにとっての前方向又は正面方向に相当する。±Y方向は、鉛直軸又は鉛直方向に平行になっている。
【0009】
HMD200は、右眼用の第1虚像表示装置100Aと、左眼用の第2虚像表示装置100Bと、虚像表示装置100A,100Bを支持するテンプル状の一対の支持装置100Cと、情報端末であるユーザー端末90とを備える。第1虚像表示装置100Aは、単独でHMDとして機能し、上部に配置される第1表示駆動部102aと、メガネレンズ状で眼前を覆う第1コンバイナー103aとで構成される。第2虚像表示装置100Bも同様に、単独でHMDとして機能し、上部に配置される第2表示駆動部102bと、メガネレンズ状で眼前を覆う第2コンバイナー103bとで構成される。支持装置100Cは、装着者USの頭部に装着される装着部材であり、外観上一体化されている表示駆動部102a,102bを介して一対のコンバイナー103a,103bの上端側を支持している。第1虚像表示装置100Aと第2虚像表示装置100Bとは、光学的に同一又は左右反転させたものであり、第2虚像表示装置100Bについては、詳細な説明を省略する。
【0010】
図2は、第1虚像表示装置100Aの内部構造を説明する側方断面図である。第1虚像表示装置100Aは、第1映像素子11aと第1表示部20aと第1駆動回路部材80aと照明装置13とを備える。第1表示部20aは、虚像を形成する結像光学系であり、投射レンズ21と、プリズムミラー22と、シースルーミラー23とを有する。第1表示部20aのうち、投射レンズ21とプリズムミラー22とは、第1映像素子11aからの映像光MLが入射する第1投射光学系12aとして機能する。第1表示部20aは、第1投射光学系12aとシースルーミラー23とを一体化した状態で有するものである。第1投射光学系12aを構成する投射レンズ21は、第1映像素子11aの光射出側に配置される第1光学部材2aに相当し、プリズムミラー22は、投射レンズ21である第1光学部材2aの光射出側に配置される第2光学部材2bに相当する。また、第1映像素子11aと投射レンズ21とプリズムミラー22とは、図1に示す第1表示駆動部102aの一部に対応し、シースルーミラー23は、図1に示す第1コンバイナー103aに対応する。第1投射光学系12aを構成する投射レンズ21及びプリズムミラー22は、第1映像素子11aとともに相互に位置決めされた状態で容器状のバレル41内で固定されている。バレル41は、第1投射光学系12aや第1映像素子11aを位置決めした状態で収納するケースCAである。詳細は後述するが、照明装置13は、バレル41又はケースCAを覆う外装部材53の顔側に設けられ、装着者USの瞳が配置される瞳位置PP及び瞳位置PPの周辺の対象領域TAを照明する。
(【0011】以降は省略されています)
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