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公開番号
2025018369
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122003
出願日
2023-07-26
発明の名称
ズームレンズおよび撮像装置
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G02B
15/20 20060101AFI20250130BHJP(光学)
要約
【課題】小型であり、諸収差が補正されて良好な光学性能を保持するズームレンズ、およびこのズームレンズを備えた撮像装置を提供する。
【解決手段】ズームレンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する物体側正群と、負の屈折力を有する物体側負群と、中間群と、最終群とからなる。物体側正群、物体側負群、中間群、および最終群はそれぞれ少なくとも1つのレンズ群を含む。変倍の際、隣り合うレンズ群の全ての間隔が変化し、かつ各レンズ群内の全てのレンズの相互間隔は不変である。合焦の際、物体側正群内の全てのレンズおよび中間群内の全てのレンズが像面に対して固定される。ズームレンズは、予め定められた条件式を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する物体側正群と、負の屈折力を有する物体側負群と、中間群と、最終群とからなり、
前記物体側正群、前記物体側負群、前記中間群、および前記最終群はそれぞれ少なくとも1つのレンズ群を含み、
変倍の際、隣り合うレンズ群の全ての間隔が変化し、かつ各レンズ群内の全てのレンズの相互間隔は不変であり、
合焦の際、前記物体側正群内の全てのレンズおよび前記中間群内の全てのレンズが像面に対して固定され、
広角端における無限遠物体に合焦した状態での全系の空気換算距離でのバックフォーカスをBfw、
広角端における無限遠物体に合焦した状態での全系の焦点距離をfw、
広角端における無限遠物体に合焦した状態での最大半画角をωwとした場合、
0.2<Bfw/(fw×tanωw)<5 (1)
で表される条件式(1)を満足するズームレンズ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記物体側負群は、前記ズームレンズに含まれる負の屈折力を有するレンズ群のうち、最も物体側の負の屈折力を有するレンズ群を含む請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項3】
前記最終群は1つのレンズ群からなる請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項4】
前記中間群は少なくとも3枚のレンズを含む請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項5】
前記物体側負群に含まれる負レンズのうち、最も物体側の負レンズの物体側の面の近軸曲率半径をRnf、
前記物体側負群に含まれる負レンズのうち、最も物体側の負レンズの像側の面の近軸曲率半径をRnrとした場合、
0.02<(Rnf-Rnr)/(Rnf+Rnr)<3 (2)
で表される条件式(2)を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項6】
変倍の際、前記物体側正群の最も物体側のレンズ群が移動する請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項7】
前記ズームレンズは合焦の際に移動する合焦群を少なくとも1つ含み、
前記ズームレンズに含まれる前記合焦群のうち、最も物体側の前記合焦群は負の屈折力を有する請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項8】
前記物体側負群は少なくとも2枚の負レンズを含み、
前記物体側負群に含まれる負レンズのうち、最も物体側の負レンズの像側の面は凹面であり、
前記物体側負群に含まれる負レンズのうち、最も像側の負レンズの物体側の面は凹面である請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項9】
前記中間群は少なくとも1つの正の屈折力を有するレンズ群を含み、
前記中間群に含まれる正の屈折力を有するレンズ群のうち、最も物体側の正の屈折力を有するレンズ群は少なくとも2枚の正レンズを含み、
前記中間群に含まれる正レンズのうち、最も物体側の正レンズのd線基準のアッベ数をνMp1、
前記中間群に含まれる正レンズのうち、物体側から2番目の正レンズのd線基準のアッベ数をνMp2とした場合、
20 <(νMp1+νMp2)/2<100 (3)
で表される条件式(3)を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項10】
前記中間群は、変倍の際に隣り合うレンズ群との間隔が変化するレンズ群を少なくとも2つ含む請求項1に記載のズームレンズ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、ズームレンズ、および撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、デジタルカメラ等の撮像装置に使用可能なズームレンズとして、下記特許文献1に記載のものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-043375号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
小型であり、諸収差が補正されて良好な光学性能を保持するズームレンズが要望されている。これらの要求レベルは、年々、高まっている。
【0005】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、小型であり、諸収差が補正されて良好な光学性能を保持するズームレンズ、およびこのズームレンズを備えた撮像装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るズームレンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する物体側正群と、負の屈折力を有する物体側負群と、中間群と、最終群とからなり、物体側正群、物体側負群、中間群、および最終群はそれぞれ少なくとも1つのレンズ群を含み、変倍の際、隣り合うレンズ群の全ての間隔が変化し、かつ各レンズ群内の全てのレンズの相互間隔は不変であり、合焦の際、物体側正群内の全てのレンズおよび中間群内の全てのレンズが像面に対して固定され、
0.2<Bfw/(fw×tanωw)<5 (1)
で表される条件式(1)を満足する。
ここでは、広角端における無限遠物体に合焦した状態での全系の空気換算距離でのバックフォーカスをBfwとしている。広角端における無限遠物体に合焦した状態での全系の焦点距離をfwとしている。広角端における無限遠物体に合焦した状態での最大半画角をωwとしている。
【0007】
物体側負群は、ズームレンズに含まれる負の屈折力を有するレンズ群のうち、最も物体側の負の屈折力を有するレンズ群を含むことが好ましい。
【0008】
最終群は1つのレンズ群からなることが好ましい。
【0009】
中間群は少なくとも3枚のレンズを含むことが好ましい。
【0010】
物体側負群に含まれる負レンズのうち、最も物体側の負レンズの物体側の面の近軸曲率半径をRnfとし、物体側負群に含まれる負レンズのうち、最も物体側の負レンズの像側の面の近軸曲率半径をRnrとした場合、上記態様のズームレンズは、
0.02<(Rnf-Rnr)/(Rnf+Rnr)<3 (2)
で表される条件式(2)を満足することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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