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公開番号2025018125
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023121573
出願日2023-07-26
発明の名称光結合器、光電変換回路モジュール及び光トランシーバ
出願人株式会社村田製作所
代理人弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類G02B 6/42 20060101AFI20250130BHJP(光学)
要約【課題】本発明の目的は、製造効率の悪化を抑制しつつ、光結合面の表面粗さを小さくすることができる光結合器、光電変換回路モジュール及び光トランシーバを提供することである。
【解決手段】ガラスと、該ガラス内に混合されるフィラーと、を含んだ材料により一体成形された光結合器であって、第1方向に光を入射する入射面と、入射面から入射した光の進行方向を第1方向から第1方向に直交する第2方向に変更する反射面と、反射面が進行方向を変更した光を第2方向に出射する出射面と、出射面から出射された光が入射される光ファイバを固定する光ファイバ固定部と、光ファイバ固定部を保持し、反射面、入射面及び出射面以外の露出面を有する保持部と、を備えている。入射面の表面粗さは、露出面のいずれの面の表面粗さより小さい。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
ガラスと、該ガラス内に混合されるフィラーと、を含んだ材料により一体成形された光結合器であって、
第1方向に光を入射する入射面と、
前記入射面から入射した前記光の進行方向を前記第1方向から前記第1方向に直交する第2方向に変更する反射面と、
前記反射面が進行方向を変更した前記光を前記第2方向に出射する出射面と、
前記出射面から出射された前記光が入射される光ファイバを固定する光ファイバ固定部と、
前記光ファイバ固定部を保持し、前記反射面、前記入射面及び前記出射面以外の露出面を有する保持部と、
を備えており、
前記入射面の表面粗さは、前記露出面のいずれの面の表面粗さより小さい、
光結合器。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記保持部は、前記光結合器を基板に実装するための実装面を有しており、
前記実装面は、前記入射面と同一面内にあり、
前記実装面の表面粗さは、前記露出面のいずれの面の表面粗さより大きい、
請求項1に記載の光結合器。
【請求項3】
前記入射面は、前記フィラーを含まない、
請求項1又は請求項2に記載の光結合器。
【請求項4】
請求項1に記載の光結合器と、
基板と、
前記基板に実装されている光電変換回路と、を備えており、
前記光電変換回路は、電気信号を前記光結合器に入射する光に変換する、又は、前記光結合器から出射された光を電気信号に変換する、
光電変換回路モジュール。
【請求項5】
前記基板は、半導体基板であって、光を出射する光出射部を含み、
前記光結合器は、前記基板に実装されている、
請求項4に記載の光電変換回路モジュール。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の光結合器を備える、
光トランシーバ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光結合器、光電変換回路モジュール及び光トランシーバに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来の光結合器に関する発明としては、例えば、特許文献1に記載のスタブデバイスが知られている。特許文献1に記載のスタブデバイスは、ホルダと、光ファイバと、を備えている。ホルダの材料は、例えば、ガラスである。ホルダは、第1部分と、第2部分と、を有している。第1部分及び第2部分は、第1軸の方向に配列される。第1部分は、第1端面と、第2端面と、を含んでいる。第1端面は、光を反射する。第2端面は、光結合面として働く。第2部分は、設置面を含んでいる。設置面は、半導体デバイスの主面により支持される。光ファイバは、ホルダにより保持され、ホルダ内において第1軸の方向に延びている。
【0003】
第1端面は、第1基準面に沿って延びている。第2端面は、第2基準面に沿って延びている。設置面は、第2基準面に沿って延びている。第2基準面は、第1基準面に対して第2鋭角を成して傾斜する。第3基準面は、第1基準面に対して第3鋭角を成して傾斜する。設置面の表面粗さは、第2端面の表面粗さより大きい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-146681号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のスタブデバイスのような光結合器の分野において、光の拡散を抑制するために、光結合面の表面粗さを小さくすることが求められている。
【0006】
ところで、ガラスの強度を向上するために、ガラスにフィラーを含ませることがある。この場合、フィラーがガラスの表面に露出し、ガラスの表面粗さが大きくなる場合がある。このような表面粗さを小さくするため、光結合器を製作した後に、光結合面を研磨する場合がある。その結果、光結合器の製造工程に光結合面を研磨する工程(研磨工程)を追加することにより、光結合器の製造効率が悪化する。
【0007】
そこで、本発明の目的は、製造効率の悪化を抑制しつつ、光結合面の表面粗さを小さくすることができる光結合器、光電変換回路モジュール及び光トランシーバを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一形態に係る光結合器は、
ガラスと、該ガラス内に混合されるフィラーと、を含んだ材料により一体成形された光結合器であって、
第1方向に光を入射する入射面と、
前記入射面から入射した前記光の進行方向を前記第1方向から前記第1方向に直交する第2方向に変更する反射面と、
前記反射面が進行方向を変更した前記光を前記第2方向に出射する出射面と、
前記出射面から出射された前記光が入射される光ファイバを固定する光ファイバ固定部と、
前記光ファイバ固定部を保持し、前記反射面、前記入射面及び前記出射面以外の露出面を有する保持部と、
を備えており、
前記入射面の表面粗さは、前記露出面のいずれの面の表面粗さより小さい。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る光結合器、光電変換回路モジュール及び光トランシーバによれば、製造効率の悪化を抑制しつつ、光結合面の表面粗さを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、光結合器1の斜視図である。
図2は、光結合器1及び光ファイバ5の断面図である。
図3は、光結合器1を第1方向DIR1に視た平面図である。
図4は、光結合器1の製造時の断面図である。
図5は、光結合器1a及び光ファイバ5の断面図である。
図6は、光結合器1aの製造時の断面図である。
図7は、光電変換回路モジュール10及び光ファイバ5の斜視図である。
図8は、光電変換回路モジュール10及び光ファイバ5のA-A断面図である。
図9は、光電変換回路モジュール10a及び光ファイバ5の斜視図である。
図10は、光トランシーバ100及び光ファイバ5の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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