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公開番号
2025025724
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130796
出願日
2023-08-10
発明の名称
レンズ駆動装置及びカメラモジュール
出願人
アルプスアルパイン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G02B
7/04 20210101AFI20250214BHJP(光学)
要約
【課題】手振れ補正用の形状記憶合金ワイヤに流れる電流が撮像素子に与える影響を抑制すること。
【解決手段】レンズ駆動装置101は、固定側部材FBと、撮像素子ISに対向して配置されるレンズ体LSを保持可能な筒状部12を有するレンズ保持部材2と、固定側部材FBに対してレンズ体LSの光軸方向と交差する方向に移動可能であるとともに、レンズ保持部材2の外側に設けられる支持部材3と、支持部材3に対してレンズ保持部材2を光軸方向へ移動させる第1駆動部DM1と、固定側部材FBに対して光軸方向と交差する方向に支持部材3を移動させる複数の上側形状記憶合金ワイヤSAUを有して構成される第2駆動部DM2と、を備える。上側形状記憶合金ワイヤSAUは、第1駆動部DM1よりも被写体側に配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
固定側部材と、
撮像素子に対向して配置されるレンズ体を保持可能な筒状部を有するレンズ保持部材と、
前記固定側部材に対して前記レンズ体の光軸方向と交差する方向に移動可能であるとともに、前記レンズ保持部材の外側に設けられる支持部材と、
前記支持部材に対して前記レンズ保持部材を光軸方向へ移動させる第1駆動部と、
前記固定側部材に対して光軸方向と交差する方向に前記支持部材を移動させる複数の形状記憶合金ワイヤを有して構成される第2駆動部と、を備えたレンズ駆動装置であって、
前記形状記憶合金ワイヤは、前記第1駆動部よりも被写体側に配置されている、
ことを特徴とするレンズ駆動装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
複数の前記形状記憶合金ワイヤのそれぞれは、光軸方向に沿った平面視において、前記レンズ保持部材の前記筒状部の外側に配置されており、一端が前記固定側部材に設けられた金属板で形成される固定側金属部材に固定され、他端が前記支持部材に設けられた金属板で形成される可動側金属部材に固定されている、
請求項1に記載のレンズ駆動装置。
【請求項3】
複数の前記形状記憶合金ワイヤは、光軸方向に沿った平面視において、前記レンズ保持部材の前記筒状部を囲むように配置された四本の前記形状記憶合金ワイヤを含み、
四つの前記形状記憶合金ワイヤのそれぞれは、一端が前記固定側部材に設けられた金属板で形成される固定側金属部材に固定され、他端が前記支持部材に設けられた金属板で形成される可動側金属部材に固定されており、
前記固定側金属部材及び前記可動側金属部材のそれぞれの板面は、光軸に略垂直となっている、
請求項1に記載のレンズ駆動装置。
【請求項4】
前記固定側金属部材及び前記可動側金属部材を含む八つの金属部材は、第1形状を有する四つの第1形状金属部材と第2形状を有する四つの第2形状金属部材とによって構成されており、
前記形状記憶合金ワイヤは、前記第1形状金属部材と前記第2形状金属部材との間に設けられている、
請求項3に記載のレンズ駆動装置。
【請求項5】
前記固定側部材は、複数の導電部材が埋設された固定支持部材を含み、
複数の前記導電部材は、前記固定側金属部材と導通する前記導電部材を含み、
前記固定支持部材は、前記支持部材の被写体側に配置される基部と、前記基部の外周部から下方に延びる複数の脚部と、を有し、
複数の前記形状記憶合金ワイヤの少なくとも一部は、前記基部の上側に配置されている、
請求項2に記載のレンズ駆動装置。
【請求項6】
前記固定側部材は、前記固定支持部材が収容される筐体を含み、
前記固定側金属部材と導通する前記導電部材は、前記基部から露出し前記固定側金属部材に接続される接合面部と、前記筐体の外部に露出する外部端子部と、前記接合面部と前記外部端子部との間に設けられ前記固定支持部材の内部に埋設される引き回し部とを有し、
前記外部端子部は、前記脚部の下部から露出している、
請求項5に記載のレンズ駆動装置。
【請求項7】
複数の前記導電部材は、前記可動側金属部材に導通する前記導電部材を含み、
前記可動側金属部材に導通する前記導電部材の一部は、前記脚部の下部から露出する前記外部端子部を構成している、
請求項6に記載のレンズ駆動装置。
【請求項8】
前記固定側部材は、光軸方向に垂直な方向への前記支持部材の移動を案内する外側案内部を有し、
前記支持部材は、前記外側案内部と摺動して前記外側案内部に案内される外側被案内部を有し、
前記外側案内部及び前記外側被案内部の一方は、前記外側案内部及び前記外側被案内部の他方に向かって突出する複数の突出部を有し、
前記外側案内部及び前記外側被案内部の他方と前記突出部とが互いに引き合う力を作用させる外側付勢手段を更に含む、
請求項1乃至請求項5の何れかに記載のレンズ駆動装置。
【請求項9】
前記外側付勢手段は、前記支持部材に設けられた磁石と前記固定側部材を構成する磁性金属部材とによって構成される、
請求項8に記載のレンズ駆動装置。
【請求項10】
前記固定側部材は、前記支持部材を収容可能な筐体を有し、
前記筐体の少なくとも一部は、磁性を有する金属によって形成されており、
前記磁性金属部材は、前記筐体の少なくとも一部によって構成されている、
請求項9に記載のレンズ駆動装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、レンズ駆動装置及びカメラモジュールに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電磁駆動機構を用いて自動焦点調整機能を実現し、且つ、形状記憶合金ワイヤを用いて手振れ補正機能を実現するレンズ駆動装置が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-018083号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の装置では、手振れ補正用の形状記憶合金ワイヤが、自動焦点調整用の電磁駆動機構よりも、イメージセンサ(撮像素子)に近い位置に配置されている。この配置は、形状記憶合金ワイヤに流れる電流によって生じる電場が撮像素子に対する画像ノイズとなって影響を与えてしまうおそれがある。
【0005】
そのため、手振れ補正用の形状記憶合金ワイヤに流れる電流が撮像素子に与える影響を抑制することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係るレンズ駆動装置は、固定側部材と、撮像素子に対向して配置されるレンズ体を保持可能な筒状部を有するレンズ保持部材と、前記固定側部材に対して前記レンズ体の光軸方向と交差する方向に移動可能であるとともに、前記レンズ保持部材の外側に設けられる支持部材と、前記支持部材に対して前記レンズ保持部材を光軸方向へ移動させる第1駆動部と、前記固定側部材に対して光軸方向と交差する方向に前記支持部材を移動させる複数の形状記憶合金ワイヤを有して構成される第2駆動部と、を備えたレンズ駆動装置であって、前記形状記憶合金ワイヤは、前記第1駆動部よりも被写体側に配置されている。
【発明の効果】
【0007】
上述のレンズ駆動装置は、手振れ補正用の形状記憶合金ワイヤに流れる電流が撮像素子に与える影響を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態に係るカメラモジュールの斜視図である。
本開示の実施形態に係るレンズ駆動装置の分解斜視図である。
本開示の実施形態に係るレンズ駆動装置の本体部の分解斜視図である。
固定支持部材の斜視図である。
固定支持部材の上面図である。
固定支持部材の下面図である。
レンズ保持部材の斜視図である。
レンズ保持部材の上面図である。
レンズ保持部材の下面図である。
支持部材の斜視図である。
支持部材の上面図である。
支持部材の下面図である。
可動側金属部材、固定側金属部材、及び上側形状記憶合金ワイヤの配置図である。
レンズ側金属部材、支持側金属部材、及び下側形状記憶合金ワイヤの配置図である。
可動側金属部材、固定側金属部材、上側形状記憶合金ワイヤ、及びレンズ保持部材の上面図である。
可動側金属部材、固定側金属部材、可撓性金属部材、上側導電部材、及び上側形状記憶合金ワイヤの斜視図である。
支持側金属部材、レンズ側金属部材、上側導電部材、下側導電部材、及び下側形状記憶合金ワイヤの斜視図である。
第1下側ワイヤを流れる電流の経路の一例を示す図である。
第2下側ワイヤを流れる電流の経路の一例を示す図である。
第3下側ワイヤを流れる電流の経路の一例を示す図である。
第4下側ワイヤを流れる電流の経路の一例を示す図である。
レンズ保持部材、支持側金属部材、レンズ側金属部材、案内部材、第1磁性部材、第2磁性部材、ヨーク、及び下側形状記憶合金ワイヤの配置図である。
レンズ保持部材、支持部材、支持側金属部材、レンズ側金属部材、案内部材、第1磁性部材、第2磁性部材、及び下側形状記憶合金ワイヤの正面図である。
磁石が取り付けられた支持部材の下面図である。
下側カバー部材及び支持部材の斜視断面図である。
本開示の別の実施形態に係るレンズ駆動装置の分解斜視図である。
本開示の別の実施形態に係るレンズ駆動装置の本体部の分解斜視図である。
可動側金属部材、固定側金属部材、可撓性金属部材、上側導電部材、及び上側形状記憶合金ワイヤの斜視図である。
支持側金属部材、レンズ側金属部材、上側導電部材、下側導電部材、及び下側形状記憶合金ワイヤの斜視図である。
支持部材の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態に係るレンズ駆動装置101及びカメラモジュールCMについて図面を参照して説明する。図1は、カメラモジュールCMの斜視図である。図2は、カメラモジュールCMを構成するレンズ駆動装置101の分解斜視図である。図3は、レンズ駆動装置101を構成する本体部MNの分解斜視図である。
【0010】
図1において、X1は三次元直交座標系を構成するX軸の一方向を表し、X2はX軸の他方向を表す。また、Y1は三次元直交座標系を構成するY軸の一方向を表し、Y2はY軸の他方向を表す。同様に、Z1は三次元直交座標系を構成するZ軸の一方向を表し、Z2はZ軸の他方向を表す。図1では、レンズ駆動装置101のX1側はレンズ駆動装置101の前側(正面側)に相当し、レンズ駆動装置101のX2側はレンズ駆動装置101の後側(背面側)に相当する。また、レンズ駆動装置101のY1側はレンズ駆動装置101の左側に相当し、レンズ駆動装置101のY2側はレンズ駆動装置101の右側に相当する。また、レンズ駆動装置101のZ1側はレンズ駆動装置101の上側(被写体側)に相当し、レンズ駆動装置101のZ2側はレンズ駆動装置101の下側(撮像素子側)に相当する。他の図においても同様である。
(【0011】以降は省略されています)
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