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公開番号
2025027942
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2024010631
出願日
2024-01-28
発明の名称
金属抵抗車載レンズおよび製造プロセス
出願人
江西鳳凰光学科技有限公司
代理人
個人
主分類
G02B
3/00 20060101AFI20250220BHJP(光学)
要約
【課題】カメラモニタリングシステム又はレーザレーダ装置が雨や雪等の環境によりレンズに曇りが生じて画像の生成と認識に影響する。
【解決手段】金属抵抗車載レンズであって、球面形状または圧縮成型された非球面レンズの透明基層と、透明基層の反射効果を低減するように透明基層の外面に形成された第1の反射防止膜層と、透明基層の端面に形成された金属層と、透明基層の反射効果を低減するように透明基層の内面に形成された第2の反射防止膜層と、金属層の透明基層から離れた表面に設置されるとともに金属層の電極に電気的に接続され、サーミスタが集積された電気接続層と、を備える。カメラモニタリングシステム又はレーザレーダ装置を構成するウィンドウのレンズを自動的に加熱し、カメラモニタリングシステム又はレーザレーダ装置が雨や雪等の環境によりレンズに曇りが生じて画像の生成と認識に影響する問題を解決することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
金属抵抗車載レンズであって、
球面形状または圧縮成型された非球面レンズの透明基層と、
透明基層の反射効果を低減するように透明基層の外面に形成された第1の反射防止膜層と、
透明基層の端面に形成された金属層と、
透明基層の反射効果を低減するように透明基層の内面に形成された第2の反射防止膜層と、
金属層の透明基層から離れた表面に設置されるとともに金属層の電極に電気的に接続され、サーミスタが集積された電気接続層と、
を備えることを特徴をとする、金属抵抗車載レンズ。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記レンズは、さらに、第1の反射防止膜層の透明基層から離れた表面に形成された防水層を備えることを特徴とする、請求項1に記載の金属抵抗車載レンズ。
【請求項3】
前記レンズは、さらに、透明基層の端面に形成されて電極を遮蔽するための黒色膜層を備え、前記黒色膜層は、透明基層と金属層との間に位置されることを特徴とする、請求項1に記載の金属抵抗車載レンズ。
【請求項4】
前記レンズは、さらに、金属層の透明基層から離れた表面に形成されたインク層を備えることを特徴とする、請求項1に記載の金属抵抗車載レンズ。
【請求項5】
前記電気接続層は、FPCまたはボンディングワイヤであることを特徴とする、請求項1に記載の金属抵抗車載レンズ。
【請求項6】
金属抵抗車載レンズの製造プロセスであって、
球面形状または圧縮成型された非球面レンズの透明基層を洗浄する工程と、
透明基層の端面に金属吸収プロセスによって黒色膜層を成型する工程と、
黒色膜層の透明基層から離れた表面に物理蒸着によって金属層を成型する工程と、
透明基層の内面に物理蒸着によって第2の反射防止膜層を成型する工程と、
透明基層の外面に物理蒸着によって第1の反射防止膜層を成型する工程と、
金属層の透明基層から離れた表面に電気接続層を貼り合わせる工程と、
を備えることを特徴とする、金属抵抗車載レンズの製造プロセス。
【請求項7】
金属層の透明基層から離れた表面にインク層を成型し、成型する方式がスクリーン印刷、パッド印刷またはスピンコーティングの1つであることを特徴とする、請求項6に記載の金属抵抗車載レンズの製造プロセス。
【請求項8】
第1の反射防止膜層の透明基層から離れた表面に、物理蒸着によって防水層を成型することを特徴とする、請求項6に記載の金属抵抗車載レンズの製造プロセス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、薄膜光学と車載映像の技術分野に関し、具体的には、金属抵抗車載レンズ及び製造プロセスに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
科学技術の進歩は自動車業界の発展傾向をリードしており、新エネルギー自動車は現在、自動車分野のハイテクの代名詞であるが、新エネルギー自動車の運転補助または自動運転システムは、カメラモニタリングシステム(CMS、camera monitoring system)とレーザレーダ装置の使用に高度に依存しており、カメラモニタリングシステムの画像生成の分野では、映像の鮮明度と精密度の要求がますます高まっている。
【0003】
しかし、雨季や冬期には、雨や雪の環境の影響を受けて、カメラモニタリングシステム内に霧が発生しやすく、画像生成の鮮明度に深刻な影響を及ぼし、特に自動運転のカメラモニタリングシステムやレーザーレーダー装置には、画像の生成と認識を深刻に制限している。現在、業界内では、車載バックミラーの加熱に対して比較的成熟した対策があるが、カメラモニタリングシステムとレーザレーダ装置の加熱に対して、現在業界内には対策がないので、新エネルギー自動車の発展に影響を与えている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術に存在する欠点と不足を克服するために、本発明の目的は、金属抵抗車載レンズ及び製造プロセスを提供することにあり、カメラモニタリングシステム又はレーザレーダ装置を構成するウィンドウのレンズを自動的に加熱し、カメラモニタリングシステム又はレーザレーダ装置が雨や雪等の環境によりレンズに曇りが生じて画像の生成と認識に影響する問題を解決することができる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、以下の技術的解決手段によって実現される。
【0006】
金属抵抗車載レンズであって、
球面形状または圧縮成型された非球面レンズの透明基層と、透明基層の反射効果を低減するように透明基層の外面に形成された第1の反射防止膜層と、透明基層の端面に形成された金属層と、透明基層の反射効果を低減するように透明基層の内面に形成された第2の反射防止膜層と、金属層の透明基層から離れた表面に設置されるとともに金属層の電極に電気的に接続され、サーミスタが集積された電気接続層と、を備える、金属抵抗車載レンズ。
【0007】
その中でも、前記レンズは、さらに、第1の反射防止膜層の透明基層から離れた表面に形成された防水層を備える。
【0008】
その中でも、前記レンズは、さらに、透明基層の端面に形成されて電極を遮蔽するための黒色膜層を備え、前記黒色膜層は、透明基層と金属層との間に位置される。
【0009】
その中でも、前記レンズは、さらに、金属層の透明基層から離れた表面に形成されたインク層を備える。
【0010】
その中でも、前記電気接続層は、FPCまたはボンディングワイヤである。
(【0011】以降は省略されています)
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