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公開番号
2024162951
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023132890
出願日
2023-08-17
発明の名称
シート積載装置及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20241114BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】給送モジュール内になるシートの吸湿を緩和する。
【解決手段】給送モジュール1000は、収納庫1100aと、収納庫に収納されたシートを搬送方向CDに搬送する給送部1102aと、閉じ位置と引き出し位置とに前後方向FRに収納庫を移動可能に保持する本体フレーム1200と、を備える。収納庫は、第一のユニットU1と第二のユニットU2を備える。第一のユニットは、収納庫フレーム1110と、収納庫フレームに収納されたシートの両端部を規制する一対のサイドガイド部1121及び1122と、を含む。第二のユニットは、本体フレームの収納庫位置決めコロ1205に係合するラッチ爪1158と、本体フレームの密閉面1207に対向して配置される内側面1152aと、を含む。第一のユニットと前記第二のユニットの相対位置は、変更可能である。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
シートを収納する収納庫と、
前記収納庫に収納された前記シートを搬送方向に搬送する搬送手段と、
前記収納庫が後側に向かって押し込まれた閉じ位置と前記収納庫が前側に引き出された引き出し位置とに、前記搬送方向に直交する前後方向に前記収納庫を移動可能に保持する本体フレームと、
を備えるシート積載装置であって、
前記収納庫は、
前記収納庫に収納された前記シートの前記前後方向における両端部を規制する一対の側端部規制部材を含む第一のユニットと、
前記本体フレームに設けられた第一の位置決め部材に係合して前記前後方向に前記本体フレームに対して前記収納庫を位置決めする第二の位置決め部材と、前記本体フレームに設けられた第一の密閉面に対向して配置される第二の密閉面と、を含む第二のユニットと、
を備え、
前記シート積載装置は、更に、前記第一の密閉面と前記第二の密閉面の間に配置されるシール部材を備え、
前記第一のユニットと前記第二のユニットの相対位置は、変更可能であることを特徴とするシート積載装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第一のユニットは、前記シートを収納する収納庫フレームを有し、
前記第二のユニットは、前記収納庫フレームに対する前記前後方向における位置を調整可能に前記収納庫フレームに取り付けられる支持部材を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
【請求項3】
前記第二のユニットは、前記支持部材に取り付けられる前側板を含み、
前記収納庫フレームに対する前記前後方向における前記支持部材の前記位置を調整することにより、前記第一のユニットと前記第二のユニットの前記相対位置が変更可能であることを特徴とする請求項2に記載のシート積載装置。
【請求項4】
前記第二の位置決め部材は、前記支持部材及び前記前側板と一体的に前記前後方向に移動可能に構成されていることを特徴とする請求項3に記載のシート積載装置。
【請求項5】
前記シール部材は、前記第一の密閉面と前記第二の密閉面の一方に取り付けられ、
前記収納庫が前記閉じ位置にあるときに、前記シール部材は、前記第一の密閉面と前記第二の密閉面の他方に接触することを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
【請求項6】
前記シール部材は、弾性を有することを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
【請求項7】
前記第二の位置決め部材及び前記支持部材は、前記前側から見たときに前記シール部材によって囲まれた領域内で前記収納庫に設けられており、
前記第一の位置決め部材は、前記前側から見たときに前記シール部材によって囲まれた前記領域内で前記本体フレームに設けられていることを特徴とする請求項2に記載のシート積載装置。
【請求項8】
前記第一の位置決め部材と前記第二の位置決め部材の一方は、略円筒形状を有し、
前記第一の位置決め部材と前記第二の位置決め部材の他方は、前記略円筒形状に係合可能な引掛け形状を有することを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
【請求項9】
前記第一のユニットは、
前記シートが積載されるシート積載面と、
前記シート積載面に積載された前記シートの前記搬送方向における後端部を規制する後端規制部材と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
【請求項10】
前記第一のユニットは、
前記一対の側端部規制部材の一方が前記前後方向の一方向に移動されると、前記一対の側端部規制部材の他方が前記一方向と反対の他方向に同じ距離だけ移動されるように、前記一対の側端部規制部材を連動させる連動手段を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを収納し、収納したシートを搬送するシート積載装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
シート積載装置により搬送されるシートに画像を形成する画像形成装置において、シート積載装置により搬送されるシートが画像形成装置により形成される画像に対してシートの搬送方向に直交する幅方向に大きくずれることがある。画像が形成される基準位置に対するシートの幅方向の位置(以下、横レジ位置という)のずれは、シート積載装置の部品公差や設置時のずれに起因し、4~8mmになることもある。そこで、シートの横レジ位置のずれを補正するレジスト機構を備えたシート積載装置や形成される画像の横レジ位置のずれを補正する機構を備えた画像形成装置が提案されている。しかし、横レジ位置のずれが大きいと、シートの所望の位置に画像を形成できないことがある。
【0003】
そこで、特許文献1は、シート積載装置の本体フレームに対してシート収納庫の位置を幅方向である前後方向に調整可能であるシート積載装置を開示している。本体フレームに対するシート収納庫の位置を前後方向に調整することによって、画像とシートの横レジ位置のずれを補正することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平7-261626号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
画像形成装置が高湿環境に設置された場合、シート積載装置内にある画像形成前のシートは、設置環境の水分を吸収し、波打ちが発生する。このような波打ちの発生によるシートの変形は、シートに形成される画像を劣化させることがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態によるシート積載装置は、
シートを収納する収納庫と、
前記収納庫に収納された前記シートを搬送方向に搬送する搬送手段と、
前記収納庫が後側に向かって押し込まれた閉じ位置と前記収納庫が前側に引き出された引き出し位置とに、前記搬送方向に直交する前後方向に前記収納庫を移動可能に保持する本体フレームと、
を備えるシート積載装置であって、
前記収納庫は、
前記収納庫に収納されたシートの前記前後方向における両端部を規制する一対の側端部規制部材を含む第一のユニットと、
前記本体フレームに設けられた第一の位置決め部材に係合して前記前後方向に前記本体フレームに対して前記収納庫を位置決めする第二の位置決め部材と、前記本体フレームに設けられた第一の密閉面に対向して配置される第二の密閉面と、を含む第二のユニットと、
を備え、
前記シート積載装置は、更に、前記第一の密閉面と前記第二の密閉面の間に配置されるシール部材を備え、
前記第一のユニットと前記第二のユニットの相対位置は、変更可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、シート積載装置内にあるシートの吸湿を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
インクジェット記録装置の断面図。
収納庫が引き出された状態における給送モジュールの斜視図。
収納庫の斜視図。
密閉板ユニットの斜視図。
密閉シールの斜視図と断面図。
密閉シールの上部の固定方法を示す断面図。
密閉シールが吸着し接触する本体フレームのフレーム密閉面周りの斜視図。
収納庫を本体フレームに格納する前後の密閉シールの上部の断面図。
収納庫フレーム及びその内部構造の斜視図。
本体フレームの構成の説明図。
収納庫の右側から見た横レジ調整板を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態を用いて、本発明を説明する。なお、本発明の範囲は、以下に述べる実施形態に限定されるものではなく、また、本実施形態で説明される全ての構成が本発明の必須構成要件であると解釈されるべきではない。
【0010】
(インクジェット記録装置)
以下、添付図面を参照して、本実施形態による画像形成装置の一例としてインクジェット記録装置10について説明する。図1は、インクジェット記録装置10の断面図である。インクジェット記録装置10は、枚葉式であり、反応液とインクとの2液を用いてシートにインク像(画像)を形成する。インクジェット記録装置10は、給送モジュール(シート積載装置)1000、プリントモジュール2000、乾燥モジュール3000、定着モジュール4000、冷却モジュール5000、反転モジュール6000及び排出積載モジュール7000を備える。給送モジュール1000から給送されるシートは、搬送経路に沿って搬送され、各モジュールで処理がなされ、排出積載モジュール7000へ排出される。
(【0011】以降は省略されています)
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