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公開番号2024095113
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022212152
出願日2022-12-28
発明の名称作業車両
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類B60K 1/04 20190101AFI20240703BHJP(車両一般)
要約【課題】バッテリ以外の他の機器の配置スペースを確保し易くすることができるとともに、バッテリの交換作業を容易に行うことができる作業車両を提供すること。
【解決手段】作業車両は、車体と、前記車体に搭載された電動モータと、前記電動モータに供給される電力を蓄積するバッテリを含み且つ前記車体の幅方向外側の第1位置に配置されたバッテリユニットと、前記バッテリユニットを前記第1位置から前記第1位置よりも前記幅方向外側の第2位置まで移動可能とする移動機構と、を備えている。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
車体と、
前記車体に搭載された電動モータと、
前記電動モータに供給される電力を蓄積するバッテリを含み且つ前記車体の幅方向外側の第1位置に配置されたバッテリユニットと、
前記バッテリユニットを前記第1位置から前記第1位置よりも前記幅方向外側の第2位置まで移動可能とする移動機構と、
を備えている作業車両。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前輪と後輪とを有する走行装置を備え、
前記バッテリユニットは、側面視において前記前輪と前記後輪との間に配置されているとともに、前記第1位置にあるときは車体幅方向の外端が前記後輪の外端よりも内側に位置し、前記第2位置にあるときは車体幅方向の外端が前記後輪の外端よりも外側に位置する請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記バッテリユニットは、前記第2位置にあるとき、車体幅方向の内端が前記後輪の車体幅方向の外端よりも外側に位置する請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記移動機構は、前記車体に固定されて前記幅方向に延伸する第1部材と、前記第1部材に沿って前記幅方向に移動可能な第2部材とを有するスライドレールを有し、
前記バッテリユニットは、前記第2部材に支持され且つ前記第2部材の移動に伴って前記第1位置と前記第2位置とに移動する請求項1に記載の作業車両。
【請求項5】
前記第2部材には、当該第2部材を地面上に支持する支持脚が設けられている請求項4に記載の作業車両。
【請求項6】
前記支持脚は、前記第2部材に沿う方向に延伸して接地しない第1姿勢と、前記第2部材から下方に延伸して接地する第2姿勢とに姿勢変更可能である請求項5に記載の作業車両。
【請求項7】
前記支持脚は、前記第2姿勢にあるときに接地する車輪を有している請求項6に記載の作業車両。
【請求項8】
前記スライドレールは、前記バッテリユニットの前部を支持する前部レールと、前記バッテリユニットの後部を支持する後部レールと、を有している請求項4に記載の作業車両。
【請求項9】
前記バッテリユニットが前記第2位置にあるとき、前記車体と前記バッテリユニットとの間に空間が形成され、前記空間において前記スライドレール上に作業者が乗ることができる請求項4に記載の作業車両。
【請求項10】
前記電動モータと接続されるインバータと、
前記バッテリユニットと前記インバータとを接続するケーブルと、
を備え、
前記バッテリユニットは、前記ケーブルを着脱可能なコネクタを有し、
前記コネクタは、前記バッテリユニットの前側、上側、車体幅方向内側のいずれかの位置に設けられ、少なくとも前記バッテリユニットが第2位置にあるときに前記ケーブルを取り外し可能である請求項1に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばトラクタ等の作業車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1に開示された作業車両が知られている。特許文献1に開示された作業車両は、電動モータとバッテリとを備えたトラクタである。バッテリは、ボンネットの内部に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-60665号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示された作業車両は、バッテリがボンネットの内部に配置されているため、ボンネットの内部に他の機器(例えば、燃料電池モジュール等)を配置するためのスペースを広く確保することが難しい。この問題を解決するために、例えば、バッテリを車体の幅方向外側に配置することが考えられる。しかし、このように配置した場合、バッテリを車体に接近させて配置しなければならないため、バッテリの交換作業を行うときの作業性が悪くなる。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、バッテリ以外の他の機器の配置スペースを確保し易くすることができるとともに、バッテリの交換作業を容易に行うことができる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明が上記課題を解決するために講じた技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
【0007】
本発明の一態様に係る作業車両は、車体と、前記車体に搭載された電動モータと、前記電動モータに供給される電力を蓄積するバッテリを含み且つ前記車体の幅方向外側の第1位置に配置されたバッテリユニットと、前記バッテリユニットを前記第1位置から前記第1位置よりも前記幅方向外側の第2位置まで移動可能とする移動機構と、を備えている。
【0008】
また、作業車両は、前輪と後輪とを有する走行装置を備え、前記バッテリユニットは、側面視において前記前輪と前記後輪との間に配置されているとともに、前記第1位置にあるときは車体幅方向の外端が前記後輪の外端よりも内側に位置し、前記第2位置にあるときは車体幅方向の外端が前記後輪の外端よりも外側に位置するようにしてもよい。
【0009】
また、前記バッテリユニットは、前記第2位置にあるとき、車体幅方向の内端が前記後輪の車体幅方向の外端よりも外側に位置するようにしてもよい。
【0010】
また、前記移動機構は、前記車体に固定されて前記幅方向に延伸する第1部材と、前記第1部材に沿って前記幅方向に移動可能な第2部材とを有するスライドレールを有し、前記バッテリユニットは、前記第2部材に支持され且つ前記第2部材の移動に伴って前記第1位置と前記第2位置とに移動するようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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