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公開番号2024095110
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022212149
出願日2022-12-28
発明の名称作業車両
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類B60K 11/04 20060101AFI20240703BHJP(車両一般)
要約【課題】燃料電池を適切な温度に温度調整すること。
【解決手段】
本発明の作業車両1は、作業装置49を連結可能な車体2と、車体2に設けられた運転席10を収容するキャビン3と、車体2を支持すると共に走行させる走行装置4と、走行装置4を駆動する駆動装置5と、第1熱交換装置80と、を備え、駆動装置5は、当該駆動装置5を駆動させるための電力を発生する燃料電池8を有しており、第1熱交換装置80は、冷媒との熱交換により冷却された空気をキャビン3の内部に供給するとともに、熱交換によって温められた冷媒の熱を燃料電池8に供給する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
作業装置を連結可能な車体と、
前記車体に設けられた運転席を収容するキャビンと、
前記車体を支持すると共に走行させる走行装置と、
前記走行装置を駆動する駆動装置と、
第1熱交換装置と、
を備え、
前記駆動装置は、当該駆動装置を駆動させるための電力を発生する燃料電池を有しており、
前記第1熱交換装置は、冷媒との熱交換により冷却された空気を前記キャビンの内部に供給するとともに、前記熱交換によって温められた冷媒の熱を前記燃料電池に供給する作業車両。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記車体の前部にはボンネットが設けられ、
前記燃料電池は、前記ボンネットの内部に収容されている請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記第1熱交換装置は、
前記冷媒の熱を放出する第1コンデンサと、
前記第1コンデンサから放出された熱を前記燃料電池に導く導熱手段と、
を有している請求項1に記載の作業車両。
【請求項4】
前記第1熱交換装置は、
前記ボンネット内で放熱を行う第1コンデンサと、
前記キャビン内で吸熱を行う第1エバポレータと、
前記第1コンデンサと前記第1エバポレータとの間で冷媒を循環させる第1配管と、
前記第1エバポレータにおいて吸熱された前記冷媒を圧縮する第1コンプレッサと、を備えている請求項2に記載の作業車両。
【請求項5】
前記第1熱交換装置は、
前記第1コンデンサから放出された熱を、前記燃料電池に温風として吹き付ける第1コンデンサファンと、
前記第1エバポレータの吸熱で冷却された空気を、冷風として前記キャビン内に送る送風ファンと、
を備えている請求項4に記載の作業車両。
【請求項6】
前記駆動装置を駆動させるためのガスを収容するタンクを複数備え、
前記走行装置は、前記車体の前部の左右両端に配備される前輪と、前記車体の後部の左右両端に配備される後輪と、を有しており、
複数の前記タンクは、前記前輪と後輪との間に配備されている
請求項1に記載の作業車両。
【請求項7】
前記駆動装置は、前記燃料電池が発電した電力を蓄電するバッテリと、前記燃料電池が発電した電力によって駆動する駆動モータと、を備えており、
前記駆動モータは、前記車体の左右方向の中央であって、前記前輪と後輪との中間に配備されている請求項6に記載の作業車両。
【請求項8】
前記バッテリは、前記キャビンにおける前記運転席の下方に配備されている請求項7に記載の作業車両。
【請求項9】
前記ボンネット内における前記燃料電池の後方には、前記燃料電池を冷却する第2熱交換装置が配備されている
ことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項10】
前記第2熱交換装置は、
前記燃料電池を冷却するスタック冷却部と、
前記燃料電池の前方及び/又は後方のボンネット内で放熱を行う第2コンデンサと、
前記第2コンデンサで放熱された熱を前記ボンネット外に排熱する第2コンデンサファンと、
前記第2コンデンサと前記スタック冷却部との間で冷媒を循環させる第2配管と、
前記スタック冷却部において吸熱が行われた前記冷媒を圧縮する第2コンプレッサと、
を備えている請求項9に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タンクに収容されたガスを用いて駆動する作業車両に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されるように、トラクタは、車体の前部に、ボンネットを有している。ボンネットの内部には、エンジン、ラジエ-タ、燃料タンク及びバッテリ等が収容されている。
【0003】
一方、脱炭素化の実現を目指して、水素を燃料とする燃料電池車(FCV)の開発が進んでいる。当該作業車両には、水素ガスを収容(貯留)するタンク(水素タンク)と、タンクの水素ガスを用いて発電を行う燃料電池が設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-128483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
燃料電池車に設けられる燃料電池は、電極反応を行う際に最適な反応温度があり、70℃程度の温度に維持されるのが好ましいとされている。燃料電池を70℃程度の温度に維持するためには、燃料電池を冷却または加温することが必要となる。
【0006】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、燃料電池を適切な温度に温度調整することができる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
【0008】
本発明の作業車両は、作業装置を連結可能な車体と、前記車体に設けられた運転席を収容するキャビンと、前記車体を支持すると共に走行させる走行装置と、前記走行装置を駆動する駆動装置と、第1熱交換装置と、を備え、前記駆動装置は、当該駆動装置を駆動させるための電力を発生する燃料電池を有しており、前記第1熱交換装置は、冷媒との熱交換により冷却された空気を前記キャビンの内部に供給するとともに、前記熱交換によって温められた冷媒の熱を前記燃料電池に供給する。
【0009】
前記車体の前部にはボンネットが設けられ、前記燃料電池は、前記ボンネットの内部に収容されていてもよい。
【0010】
前記第1熱交換装置は、前記冷媒の熱を放出する第1コンデンサと、前記第1コンデンサから放出された熱を前記燃料電池に導く導熱手段と、を有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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